ワコーズ スレッドコンパウンド

ワコーズのスレッドコンパウンド。

別段目新しいケミカルでは無く、昔からあるネジのかじり防止剤です。

ボルトナットは熱や風雨にさらされる事で錆や固着を起こします。そうなってしまうと整備に大きな影響を与えますので、何かしらの予防措置が必要になるわけです。

様々な整備を行う上で必ずあった方がいいケミカルだと思いますよ。

最も熱害やそれに伴う錆による固着で面倒な思いをするのがエキゾースト関連かと思います。きっと痛い目にあった事がある人は多いかと思います。

そんな時、再組み付けの際にこれを塗っておくだけで次回からの脱着がすごく楽になるんです。

有効温度範囲:-30〜850度

← 一般的にはこのチューブタイプが売れております。商品の性格状、少量を出し指で「クルリ」って感じで塗り込む物ですので普通に使うならばこれで十分ですね。

またプロメカさんや使用頻度の高い方にはエアゾールタイプがオススメ。

吹き出し量も微妙に調整出来ますので缶タイプのケミカルと言う事を意識せずに使用出来ます。

出先で手を汚したく無いって人にも好評です。

チューブ・エアゾール共に中身は全く同じですので自分の環境にあった物を購入しましょう。

型番
種類
内容量
価格
購入
V170
チューブ
100g
2100
A250
エアゾール
300ml
3150
こんな感じで塗付します。

下の写真のように少量手に取りネジにクルっと付けるだけ。あとはネジを締め込む際に全体に行き渡りますので大丈夫です。こういうのをマメにやっておくと本当に次の作業が楽になるので面倒くさがらずにやっておきましょう。

※注意事項
2006年春より箱と本体に画像のような注意事項が表記されるようになりました。

「ホイールボルト・ナットに使用しないでください。」

と書かれており購入者の方が不安に思う事があると思いますが、これは自動車工業会からの指導の元に表記が義務付けられた物です。

上記で説明しているような使い方ならば、なんら問題はありませんので安心してお使いください。

詳しくは下で説明します。

エイビットでいつも説明している「スタッドボルト」に塗ると言う方法ですが、つまり「ネジ部」に塗る訳でして、左のヘタな絵ですと青の部分に塗る訳です。

ですがまれに下図の赤の部分(ホイルとの接触面)に塗る方がいるらしく、そこにスレッドコンパウンドを塗ってしまうと、締め付け時にオーバートルクになってしまう現象が確認されました。まぁホイール本体との摩擦部分な訳ですから当然と言えば当然の結果かと思います。

特に大型車の場合、かなりのトルクがかかりますので赤の部分(ナット座面)に塗ってオーバートルクをかけてしまうとホイールの脱輪事故を誘発しかねないとの理由で上記のような記載が義務付けられました。

ですので、スレッドコンパウンドをお使いの方は上記の青の部分(スタッドボルトに少量)に塗って使用する分には問題ありませんので安心してご使用ください。(メーカー試験にてネジ部のみに塗った場合、問題無いとの事)

「ネジのかじり防止剤」と理解して使用すればなんら問題は無いと思います。

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