当初考えられていた高精度を求める考え方も大分落ち着いてきていて、精度よりもセンサー部を小型化出来るメリットを打ちだしてきている物も登場し始めました。
今回紹介するのもまさにそひとつ。
コンパクトなボディと直感的で簡単なインターフェイスのスパイダーのデジタルトルクレンチアダプターです。
差込み角ごとにトルクのレンジ幅が違いまして・・
・1/4 6-30Nm ・3/8 27-135Nm ・1/2 40-200Nm
となっております。
本体サイズは小型軽量の・・
サイズ:75×45×45mm 重量:180g
写真のように差込み角に合っていればどんな工具でも良いわけですから、作業状況にあった工具の選定も出来るわけです。
※写真のハンドツールは付属しません。
リアルタイムでトルクが表示されますので、今までに無い作業も可能になっております。
ちなみに精度は3/8と1/2で±2%とかなりの高精度を誇ります。
大きさもこのようにかなりコンパクトですので、慣れてしまえば今までトルク管理しにくかった箇所での使用も出来ますね。
ハードケースにいれたサイズもかなり小さく、振動等にも強いですので持ち運び用としても良いですね。
#下記に簡単な使い方とインプレッションを載せておきます。
で、このアダプタータイプはまさにそれをうまく具現化してますね。
少し厚みはありますが手の平サイズですので、出先での急な使用にも問題無く使えそうです。
まずは電源。上部ボタンの真ん中が電源ボタンです。オートパワーオフも付いてまして80秒間無動作で自動オフします。
右に見える「Peak/Trace」はまさに「ピーク/トレース」でして、使用時にリアルタイムでトルクを表示させるのがトレース。パラパラパラとトルクが上昇して行くのが目視で確認出来ます。
常に最大値(ピークホールド)を表示させるのがピークです。押すたびに切り替わりますので使いやすい方で使えばOK。
下部の「+/−」のボタンを押すとトルク値を設定出来ます。
余分なボタン操作は無く、目的の設定にしたらそのまま放置すると表示部が「00.0」になりますので、それで設定完了。
ホントにそれだけ、かなり簡単なインターフェイスです。
特に余分な操作をしなくても、上部左側のボタンを押すと直近で設定した50通りのトルク値を呼びだす事が可能です。
操作もこの「M」ボタンを押すだけで送られていきますので、直感的に作業可能。
#50パターンを超えた時点でトコロテン式に最初のメモリーが消えて行きます。
グググっとトルクを掛けはじめるとLEDのグリーンが点灯。
この間も表示部のトルクは徐々に増えていっております。
そして目的のトルクに到達するとLEDは付きっぱなしの点灯に変わり、ビープ音も「ピー、ピー、ピー」から「ピーーーーーー」と変わります。
アダプタータイプですので、表示部を直接目視出来ない事もありますから、音と光で知らせてくれる機能が重要でですね。
日々のメンテナンスの工具として考えると、利便性はプリセット型のスタンダードなトルクレンチの方が使いやすいと思います。ただし、本体の小型軽量さと今までに無い簡単な使用方法はかなり評価出来るトルクレンチだと思います。
プリセット型トルクレンチ的な物とは別物のトルクレンチなんだと言う事を良く理解して購入すれば、かなり使えるトルクレンチダプターだと思います。
出先の現場とかでもかなり重宝する工具になると思いますよ。