年末の整備~オイル交換~

いやー日々早いですよね。気がつけばもう12月10日、今年の実働はあと2週間半くらいでしょうか。

特に年末はドドドっと忙しくなるので時間が経つのが早くて、準備万端で臨んだツモリがアレ忘れたりコレ忘れたり・・・。

で、年末と言えば年末っぽい整備も盛況になります。先日ここで紹介したタイや交換だったり、洗車&ワックスだってそうですよね。

その中でも例年来週くらいから問い合わせが増えるのがオイル交換系。

やっぱね、新年を迎えるにあたって油脂類も交換しておこうって人が増えますね。オイル交換系の工具の問い合わせはもちろん、エンジンオイルもご注文を多く頂きます。

す。

 

各自の車両に合わせて購入しやすい2リッター缶での限定特価ですので、初めて購入の方にも買いやすいと思います。

直販に近い販売形態で安価になっておりますが、ぶっちゃけリッター4000円以上のオイルくらいの性能が出ております。

この機会に是非お試しくださいマセー。
(もちろん継続購入の方もどうぞー)

 

秋の整備

春夏秋冬。

各季節ごとの味わいがあり楽しみ方も変わってくると思いますが、秋と言えば行楽シーズン。ちょっと上着を着込めばOKな気候はどこにいくのも良い季節ですよね。

ドライブやツーリングにも絶好だと思いますが。

実は整備にも絶好の季節でもあります。

それはもちろん適度な気温とか、日が暮れるのが早くなりガレージにこもっての作業時間が取りやすいとか、いろいろありますが大きな理由のひとつが「夏を頑張った車両の点検」の意味合いも強いですね。

例えばタイヤの空気圧だって40度の外気温で合わせたままでは、空気圧不足になる可能性がありますし、ガレージ内にしまっておいた車両だってガレージ内の温度が瞬間最大で50度近くになったりもしますから、油脂類だって心配です。

私も先日ひと夏頑張ってくれた車両を総点検。

とりあえず油脂類を全交換してあげました。

 

新車のナラシから4度目のオイル交換でやっと鉄粉はあまり付かなくなってきました。エンジンもあたりがついてきたみたいで、回した時の上のパワー感はちょっと怖いくらいに・・・・・。

あ、そうそう。

それとね。

洗車って結構重要なんですよ。車でもバイクでもとにかく、この時期くらい細部まできっちり洗ってあげてください。

 

樹脂パーツのクラックとかゴムシール類の劣化とか、オイルのにじみとかね。いろいろ気がつくキッカケになると思います。特に車なんかだとミッションやデフオイルの交換とかで下に潜ると普段気がつかない不具合とか発見しやすいですよね。

完全に壊れてしまう前に気がつけば大規模な修理にならずに済む場合も多いので、とにかく普段からの洗車で各部に気を遣ってみましょう。これだって立派な整備ですから。

 

あ、そうそう。この所使っていたLINK-OILの新グレード「NUR」

 

気温が下がってきた今でも問題無く使えますね。もっとこうなんというか高温下での使用限定ってなイメージありましたが、実際はほとんど問題無いですね。

タレもほとんど無いし、マイバッタ号に入れてましたが湿式クラッチの感じとかシフトフィールにも変化はありませんでした。耐久からプチ耐久のレースとか油圧確保したい人にはお勧めだと思います。

LINK-OIL NUR15W70

取り扱いを始めてすでに2年が経過。通販やお店でもかなり評判が良くて、わざわざオイルだけを買いに来てくれる人も多くなってきたリンクオイル。

まだそんなに有名なメーカーではありませんが、純国産で製造者もすっごく真面目な人だと知っているので私も安心してオススメ出来るオイルです。

現在ラインナップはエコエンジン仕様をのぞけば3種類。

・パワー10W40
・パワーSP15W45
・トルク15W50

パワーSPとトルクはスポーツにふったグレードでして、スポーツ走行する人やハイパワーな人達に人気です。しかしスタンダードグレードのパワーもなかなかすごくて、このオイル入れてジムカーナ戦に出ているインプレッサな人も全然問題無しと言ってくれるほど。

私は単気筒な水冷のセミドライサンプなエンジン(モトクロッサー)に入れてますが、油量が1リッターほどしか入らない過酷な条件でもパワーSP・トルク共に十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

しかし・・・例えばこの前出た夏の8時間耐久。

さすがに・・・さすがに、シフトフィールが変化したりキツイ場面もあるんですよね。

そこで出たのがトルクの更に上位グレードの「NUR(ニュル)15W70」

・LINK-OIL NUR(ニュル)15W70 2リッター缶

800馬力とかが普通なD1グランプリの現場で鍛え抜かれたハイパフォーマンスオイルです。粘度表記が15W70と言う事で分かる通り高温下における耐久性にすぐれオイル管理が厳しい現場で威力を発揮してくれます。

で、ハイパワーなターボ車がツライのはもちろんなんですが、実際はオイル量が少ない車両や空冷・・いわゆる油冷なエンジンにもかなり活用出来るんです。

販売前にさまざまな車両に入れてテストしてみましたが、70番台と言う粘度の影響はほとんどなく、エンジンかけてしまえばレスポンスも含めて分からないレベル。

もちろんトルクのようなレスポンス重視のオイルに比べてしまったら、少し落ちるのですが普通の15W50と比べたらホントに分からないと思います。

私も自分のバイクに入れて走行を重ねましたがほんとに良いですね。普通だと2回走行で交換なのですが、とりあえず倍走ってもシフトフィールに変化はありません。真夏から入れてますのでこれはなかなかなんじゃないでしょうか。

ちなみにこのオイル、あまり大量生産に向かない作り方をしているので欠品すると次回納期がちょっと掛かる場合があります。その点だけご了承くださいませ。

自分色整備

先日長年連れ添った2代目バッタ号とお別れしたのは書いた通り。

実は別に乗るのが嫌になったとか、どっかぶっ壊れたとかではなく次期バッタ号の良いお話があったので乗り換えを決めたんです。

まぁここでも何度かすでに出しているので知っている人も多いかと思いますが・・・。

これ。

オレンジバッタ号。

2代目バッタ号(紛らわしいなw)は純モトクロッサーでしたが、今回はいわゆるエンデュランサーと言われるエンデューロバイク。

私の楽しみ方もこちらの方が合っていると思いましたし「次回のバイクはエンデュランサーにする」と決めていたので順当な乗り換えです。

違いが分からない人にちょっとだけ説明すると、モトクロッサーはコースをガンガンにスピード出してジャンプとかもバビューンっと飛んじゃうバイクなので、足回りとかエンジン性能とか突出して上げてあります。正直ヘロヘローっと乗るのが逆にしんどいバイクなんです。

その点、エンデュランサーは野山を駆け回り岩場とかもガシガシいける柔軟な作りになっていて、タラーっと流しても疲れにくいバイクです。

これはどちらが良い悪いではなく、使い方の問題。

現在の私にはこっちの方が合っているとおもっての選択です。

 

しかし、バイク来たは良いけど乗っている暇もあまりなく整備も適当にナラシだけ終わっているような状況でした。でもそろそろちゃんと乗りたいなぁ・・・なんて考えまして、少しだけ自分にあったセッティングにしつつ整備を進めようかと。

外装パーツとかショートバーツはすでに手配済みなんですが、まだ届かないので出来る範囲で進めていきます。(まだ半バラシのグリスアップもしてない)

まずはすでに3回目となるオイル交換。実はこのオイル、リンクオイルから新発売予定の高粘度オイルです。(15W70)コンペ仕様って事でして暑い時期向けの特別ブレンドです。

入れた感じはリンクオイル特有の「え?これがあの粘度なの?」と思わせてくれる軽い吹け上がり。もちろんトルクほど軽快ってわけには行きませんが、70番台のオイルを入れているとはとても思えません。これで高温に強いなら良いですね。グレード的にはトルクの上になる予定で、リンクオイルの最上級オイルとなります。#近日発売予定です。

そして気になっていたハンドル長の調整。まぁ早い話がぶった切るわけです。

さらに何故かKTMのハンドルにはクラッチ側にローレット加工が無かったので、気休め程度に滑り止め加工を施しました。(グリップ接着剤嫌いなんです)

両端で1センチずつくらいカットしたんですが、こうやってみると分からないでしょ。

しばらくツルシの状態で乗っていたのですが、やっとレバー位置とかも完全に調整出来てかなり自分のバイクっぽくなってきました。

タイヤもナラシしているウチにかなり減ってしまったので、次回はチェーン交換とタイヤ交換かな。その時に各部のグリスアップもがっつりやる予定。

まぁしばらく乗り換える気は無いのでのんびりと付き合っていきたいと思います。

 

あ、そうそう。

フリーライドマガジンの最新号が入荷しました。欲しい方はご一報くださいませ。

ガソリン携行缶

車でサーキット行ったりバイクで遠征したりするときに必須となるのがガソリンの携行缶。

先の震災時にもホームセンターから姿を消すほど売れたのは覚えがあると思います。確かに非常時にガソリンがかなり重要になるって事は、いつの震災時にも言える事ですので備えておくのは良いと思うのですが・・・知ってます?

ガソリンって結構早く腐るんですよ。

私は今はモトクロス用に使ってますので、10リッターくらいなら半月で使い切ってしまいますからまだ良いのですが・・・それでも夏の時期とかかなりヤバイですね。さらに言えばハイオクはまだマシでレギュラーはへたすりゃひと夏でかなり腐敗が進んでしまいます。

 

私ももう10年以上使っているのですが、あるときからワコーズのフューエルワンを入れるようになって長期の保管もそれほど怖くなくなりました。

フューエルワンはガソリンの腐敗を防ぎつつ、タンク内で揮発して錆も防止してくれるので、こういった携行缶にもすっごく便利に使えます。

適当に買ったガソリンを倉庫とかで眠らせてしまっている人がいましたら、とりあえずそれはさっさと使ってしまって、新しいガソリンに適量のフューエルワンがオススメですよ。