ソーシャルネットワーク。
Mixiとかブログとかツイッターとかいろいろありますよね。今回の震災を受け関連する読み物をいろいろ読みあさったのですが、その中で「ソーシャルネットワークは9.11に生まれ3.11で死んだ」と言うのがありました。
なんでもアメリカの9.11事件の時、隔離されたマンハッタンで当時メディアとしての最大の威力を発揮したのが流行始めだったウェブログだったとの事。
現地の生の声を伝え、支援者とのリアルなやりとりが現状把握や救済・救援に役に立ったらしいです。
その後みなさんも知っている通りブログやツイッタなどが爆発的に普及。
私も日記をブログ形式に変更しましたし、ツイッターも便利に使わせてもらってます。
そして3.11。
東日本を襲った大震災。特に被害地域が広域でひとくくりに震災地と言えないくらい各地の状況が違いました。初動ではこれらのネットワークが活躍したのは事実だと思いますが、2週間も経った今、各ブログやツイッター上に流れるのはいわゆる風説の類い。
もちろん有用な物の方が多いのも事実でして、現在なお現地の様子をリアルタイムであげてくれている人も多いのですが・・・。
その他のほとんどは2次情報の氾濫。
どこかに書いてあった俺だけしか知らないと思うような情報を流して、それを読んだ人が「なんかこうなんだってさ」と流す連鎖。
この流れに一切にリアルは無く、憶測が憶測を呼ぶ現実。そこにどんな数値が並んでも全部部屋の中での出来事。そしてやっかいなデマの流布、ツイッター上では地震直後に都内でサーバーラックの下敷きになっているってデマが飛び交い(私のTLにもRTされていた)混沌としてましたね。
ソーシャルネットワークの最大の強みは現地から現地のハズなのに、国民総評論家になってしまっていますよね。なんつーかどこぞの高みから拾ってきた情報を言い合っている現実。
これを持って「3.11で終わった」と言われているとの事です。
まぁこれ書いている私ですら、その情報を見て書いているので同じなんですけどねw
ただこういうのを見て確かにその通りだなぁ・・と思ったのも事実。
こんな時だからこそ変に凝り固まった情報に影響されずに、いつも通りの工具屋のおやじでいようとあらためて思いました。
#お知らせ:Ko-kenの3/8首振りロングミニラチェットが明日再入荷の予定です。