今週末のイベント JNCC爺ヶ岳

さて今週末は5/21日(土)5月22日(日)はJNCC第四戦長野県大町市の爺ヶ岳大会です。

IMG_3670

関西以西で行われた大会には行けませんでしたので、今回の爺ヶ岳からの出店となります。
ってか実は自分の車に出店用のものを積み込んでいくのはもう1年以上ぶりにもなります。
(最近はずっと同乗だったので荷物を抑えてました)

今回は久しぶりに商材をたくさん積んでいけますので、現地ではぜひお店まで遊びにきてくださいませ。

※と、いうわけで5/21・5/22の2日間は羽生店舗休業となります。
ご迷惑をお掛けしますがどうぞよろしくお願いします。

そして今回もオイルサポートとして。

IMG_3666

最高峰クラスのAA1に出場の出口選手にLINK-OILのサポートを行います。
出場車両であるCRF450Rはエンジンとミッションが別系統になっており、今回は試験的に腰下に硬めのミッションオイルを投入してみます。
本当は事前にがっつりテストが出来ればよかったのですが、時間がなくほぼぶっつけ本番の状況になりますが、本人が快く了承してくれましたので楽しみです。
(エンジンオイルはトルク15W50)

また出場や来場する予定の方は現地渡しでの工具注文をお受け出来ますのでよろしくお願いします。

マグネットピックアップ

なんか天候が安定しませんね。季節の変わり目だから仕方ないんだと思います、ひと雨ごとに暖かくなると思いつつ我慢なんでしょうかね。

さてさて、このくらいの気候になってくると青空整備派の人達がかなり楽になってきますね。
まだ夜間は寒いですけど青空整備では暗くなるまでに一段落つけるのもスキルのひとつだと思います。

で、そんな感じで終了の時間決まってる作業時にイライラさせられるのが、ネジとか小物をポロっと落とした時。
特に青空整備派の人は砂利の上でやる人も多いと思うので大変っすよね。
そしてそれが運良くエンジンルーム内とか見えるような箇所に引っ掛かってたとしても、手が入らないとか厳しい場面も結構あったりします。

で、そんな時に持っていると便利なのがこれ。

SIGNET マグネットピックアップツール

伸縮式でアンテナみたいに伸ばして使えるマグネットです。
小さいボディなんですけど拾い上げの能力は結構すごくて・・・。

こんな感じで大きめの24ミリソケットなんかは余裕。
ラチェットくらいもソーっと拾えばなんとかなる磁力があります。

この工具、かなり定番なのでプロメカさんならほぼ持っていると思いますが、不慮の事態が起きやすいサンメカさんほど持ってなかったりします。
ほんとにちょっとした準備の違いなんですが、これがあるだけど場合によっては数十分の時間節約になったりもしますからね。

また、落とした物を拾う以外にもバルブシムとかカポっとはまってしまっているような金属部品の摘出にも便利。
まぁアイデア次第なのですが持っているってだけで作業の幅が広がりますからね。

tone_nejiCXX1

TONE マルチピックアップツール

また磁力の効かないアルミやステンネジを拾うための爪タイプではこんなのもあります。
こちらは先端にLEDライトもついてるので暗所での使い勝手もいいですね。

そして屋内でも屋外でも数個持っていると便利なのがこういうトレー。

sig_mag_trayNW2

SIGNET マグネットパーツトレイ

トレー自体もマグネットになっているので壁面に貼りつけて使う事も出来ます。
ガレージ用品としては基本中の基本みたいなモノですが、こういう備品系工具をちゃんと持っているかどうかも作業の効率に関わってきますのでまだ持ってないって人は何かの機会にぜひどうぞ。

工具の日に思う

インターネットが普及しパソコンだけじゃなく今じゃ手元のスマートフォンでも簡単になんでも調べられる時代になりました。
その恩恵はみなさんも多く感じているとは思いますが、少し深い調べ事をしようと思うと意外に核心部分が分からなかったりする事ってありませんか?
また検索結果に数種類の解釈が存在したりして何を信用したらいいのか分からないって事もあります。
つまり情報過多なのに本当に知りたい事が分からない。
情報が溢れすぎていて結局欲しい答えが見つからないんですね。

z_38ra_all3

工具の専門店をやっていると様々な質問や問い合わせが寄せられます。
今回はそんな質問の中でも漠然としてネットにはなかなか答えが載ってない工具の話をしてみたいと思います。

そう、例えば初めてバイクを買って、ついでに工具もひと揃い揃えてみようと思ったとします。

昔ならね、選択肢があまり無かったのですよ。
だから先輩が薦めてくれた工具セット買ったり、ホームセンターに行って予算合いそうな物を選んだりとそれくらいなもんでした。
でも今はネットでチョイチョイって調べて評判見たりスペック見たり(当然価格も比較したりね)して選択肢はものすごい数になります。
自分のニーズに合った物がスパっと決まれば良いんでしょうが、やっかいなのがネット上での評判とかですよね。
自称上級者が「こういう買い方が賢い」とかいろいろ書いてるの見て分からなくなっちゃうんです。
誰だって買い物で失敗したくないですからそういう評判とか気になるのは仕方ないとは思います。

でも、でもですよ。
評判やスペックってそんなに重要ですかね?

真剣に取り組んでいる人も趣味でまったり楽しんでいる人も愛車の点検や整備で使う工具です。
「休日にバイク乗って洗車して整備」
そんな楽しい休日の流れの中で手に持つ工具くらい評判とか気にせず自分の気に入った物を選べばいいんじゃないでしょうか。
確かに気に入った物を選ぶ選択基準として評判やスペックも重要になるのは分かります。
しかしそれも参考にこそしますが決定打になるほどの事では無いと思うのです。

IMG_3032

最近お店で接客しているとこういう評判とかスペック重視なユーザーさんが増えてきていると感じます。
ネットで仕入れた知識でいろいろ悩みまくってる人がものすごく多いです。
そういう時に私はいつもこう聞きます。

あなたの乗っている車やバイクはネットや雑誌の評判だけを気にして買ったのですか?と。

確かに評判も気にしたしスペックも調べたのは間違いないのでしょうが、最後は気に入ったマシンを選んだと思います。このバイク格好いい!これに乗りたい!…とかね。

工具の選び方も全く同じなんですよ。

ウチみたいな工具の専門店に来ていくつかの工具を見て触って、とりあえずはスペックとか価格とかは気にせず出来るだけ気にいった物を選んでみてください。
それは「赤いからカッコいい」とか「光っててカッコいい」とかそんな見た目な動機でも全然良いと思います。
選んだ工具が予想外に予算オーバーだったらその時に考えればいいんです。
セットで買う予定だったけど予算足りずにラチェット1本だけ買う事にするのだってアリなんですよ。

だから悩んだ時は気に入った工具を買って自宅で愛車を整備している姿を思い浮かべてみてください。きっといつもより少しだけ楽しい時間を過ごせると思いますよ。

5月9日、工具の日に。(2年前FRM誌に寄稿したものを手直しして掲載)

手元で使う気楽な工具

整備が好きでいろんな工具を揃えていくとラチェットやソケットレンチ等々・・・ネジを回す工具って増えていきますよね。
そして徐々に重作業までやるようになるとトルクをがっつり掛けられる工具も揃っていき、自分用の工具としてはかなり洗練されていくのですが・・・。

逆に結構見落としがちなのが軽作業用の工具です。

たいした作業でも無いのに大げさな工具を持ち出してカリカリやるのってやっぱりスマートじゃないし実際ちょっと面倒だったりします。

そこで便利なのがこんな工具。

ko-ken_sokdora_nw3

Ko-ken ソケットドライバー各種

あまりにも基本的工具過ぎてなかなか「購入」まで至っていない人も多いかと思いますが、こういうベーシックな工具ってたまに人から借りて使ったりすると便利すぎてびっくりしたりするんですよね。
こういう工具で気楽に作業したいという目的上、そんなに大きなサイズまで揃える必要も無く、ホントによく使うサイズを1本とか2本持っているだけでもかなり重宝すると思います。
そしてこんな簡易Tレンチもおすすめ。

ktc_STrenX3

KTC 3/8T型コンパクトハンドル

Tレンチの短いバージョンなんですが、これ持ってるとホントに便利です。手元でくるくる回して使えますから卓上の作業とかでも重宝します。

こんな風に整備スキルが上がっていくと軽作業用の工具ってのを見落としがちになりますが、一度ラインナップを見直して見るのもいいかも知れませんね。

SUGOアタックエンデューロ

ダートバイクのモータースポーツカテゴリーって中に入ってみると結構細分化されてまして、似たようなバイクで似たようなロケーション走ると思われがちなんですけど、やっている方としては全然違ったりするんです。

で、昨日お店を休んで行ってきたのがいわゆる「ハードエンデューロ」

ヨーロッパを中心に人気を博している競技で、すごくわかりやすくいうとモトクロスとトライアルを足して2で割った感じ。(チョーテキトー)

で、この競技。
国内では西高東低な勢力図で東日本では大会自体があまり開かれない感じだったのですが、仙台の第一人者である和泉氏がウラでこそこそ動きまして第二回となる仙台のSUGOサーキットでの開催となりました。

IMG_3944

ほんとは私も出場したかったんですけどね。
直前まで行けるかどうかもわからなかったので出場は断念しまして、お仲間のサポートと工具を頼んでくれた人への納品をメインに行ってきました。

IMG_3941

朝からパドックは大賑わい。
ハードエンデューロってのは1周すれば勇者認定されるような厳しいコース設定になっているので、マシンの整備や携行工具や水分補給方法等、みなさん各自で工夫されてます。

IMG_3946

そんなこんなでいざスタート!
名物になったスタート直後のコンクリートステアでいきなりふるい落としが行われます。
ここでマシンを壊してしまう人もいるのですが、ここを超えられないとスタートからわずか100メートルでレース終了ですからね。
みなさん必死です。

IMG_3958

スタートこそコンクリートがでてきますが、後は菅生の山の中へ。
超絶のヒルクライムや人間の足でも降りることの出来ない急角度のダウンヒルが満載。

IMG_3948

また前日たっぷり降った雨がコースコンディションをさらに悪化させました。

IMG_3950

いつもはおバカな元気キャラのお仲間もこの通り・・・。
とにかく1周と頑張りましたが結局コース半周ほどでタイムアップ終了でしたね。

IMG_3951

他のお仲間ももうちょいで1周ってトコまでいったのですが、こちらもあえなくタイムアップ。
まぁ上手い人は1周してましたのでやっぱ日頃の練習の成果がそのまま出たって感じでしたね。

レース後はみんなで大宴会!
「コースのあそこがさ・・・」とか艱難辛苦をともにした同士で盛り上がりましたね。

私はその後運転を頼んで急いで帰宅。
なんとかお店をあけることができました。

いやーしっかしこういうイベントは楽しいですね。

IMG_3959

今日は天気もサイコーで気分の良い一日でした。
残りのGW期間はずっと営業しますのでご来店お待ちしております。

動画はスタートの5段ヒル(コンクリート)