JNCC第4戦ジョニエルG爺ヶ岳

ってなわけで昨日のブログはサポートライダーの出口選手のお話でしたが、私も久しぶりにJNCCに出店に行ってきました。

2017JNCC爺ヶ岳

いつも通り金曜日深夜に積み込みして長野県に向けて出発。
エイビットのある埼玉はほぼ半袖でOKな気候になってますが、標高の高い長野県大町市はなめちゃいけないと思い少しだけ長袖とかも持っていきました。

2017JNCC爺ヶ岳

当店から長野の爺ヶ岳まで約4時間チョイ。
数あるレース会場の中では比較的近いので気楽にいったのですが……まさかの土曜日雨。
ちなみにこのJNCCというレースイベント。
日曜日にレースは集約されてましてその前日である土曜日は、コースの下見したり、各バイクメーカーの試乗会があったり、会場内にある出店ブースを見て回ったりってな感じで「準備したり楽しんだり」な一日なわけです。
当然出店側はある意味この前日がメインなので気合いれてブース設営するのですが、これだけがっつり雨降っちゃうときつかったですね。
(選手はコースが荒れるので別の意味できつかったと思いますけど笑)

それというのも今回の出店はちょっと試してみたい事がありまして。
それがこれ。

2017JNCC爺ヶ岳

バイクユーザーに評判の良いライツールを「全商品」持っていって展示してみようとおもったわけです。
実店舗でもよく言われるのですが、超軽量レンチであるライツールの存在は知っていても実物を見たことないって人はまだまだいるんですね。
それならば店舗に来る事が出来ない人にも見てもらえるチャンスじゃないかなーって思いまして、今回はメーカーさんの協力も受けまして実現しました。

2017JNCC爺ヶ岳

それも出来るだけ手にとって見てもらい、なおかつ必要とするサイズを厳選してもらいたくてセットではなく、このように単品メインの展示即売。
だからせっかく気合いれたので雨とかきついよねーって思ったのですが、いざ開店してみたらみなさん事前のSNS告知も見てくれたみたいで、大勢の方は覗きにきたり買ってくれたりと大盛況でした。
(ブースに来店頂きありがとうございました!)

そして天気は予報通り徐々に回復方向に向かいまして、近所の温泉いって帰ってきたあたりではすっかり雨も上がりました。

2017JNCC爺ヶ岳

雨さえ上がっちゃえば後は楽しい前夜祭。(雨降ってても楽しいけど)
若手のライダーが大勢参加してくれて(私を除けば平均年齢25歳くらいかな)「若者のバイク離れ」とかなんじゃそりゃそりゃな感じで盛り上がりました。

明けてレースデイ。

2017JNCC爺ヶ岳

快晴!
まだコースコンディションは悪かったのですが、それでも徐々に回復傾向に。

午前のFUNクラスには大勢の若者挑戦者が出場するので応援にも熱が入ります。

2017JNCC爺ヶ岳

300台オーバーが一斉スタートする午前のFUNクラス。
とにかく怪我なく無事にゴールしてくれって願いながらスタートを見送りました。
結果はお見事全員完走でOKOK。

そして。

2017JNCC爺ヶ岳

午後は全日本格のCOMPクラス。
こちらにはトップカテゴリーで参戦の出口選手と、ウチのお隣バイク屋さんナグモのナガチャンがBクラスで参戦。
(なんでまーくん、うんこ我慢してんの?)
今期はなにげに表彰台の常連になりつつあるんだけど、もう1歩抜けられない。
なので気合は入っているんだけど……まさかまさかのレース3日前にエンジンブロー。(本人の名誉のために言っていくと下取り車でそのまま出場予定だったので本人車両ではなかった)
となりのまーくんはそんなナガチャンのために、自分の車両を貸してくれたわけです。(偉いね)

そんな慣れない人のバイクでぶっつけ本番のレース。

2017JNCC爺ヶ岳

でも始まってみれば徐々に追い上げ展開で残り1周の「L1」が出た時点で入賞まであと1台抜けば!ってところまで上げてきてました。

そして最終結果は……

2017JNCC爺ヶ岳

周りは嬉しかったけど、本人は納得いってない8位入賞。
ま、それでも直前のトラブルがあって人のバイクで走ってこれだから全然OKでしょ。

ってなわけで次戦は灼熱の岐阜県ほうのきラウンド。
ここはアケアケの直登もある好きなコースだと思うので、きっと頑張ってくれると思います。
そして今回のライツール展示がかなり好評でしたので、ほうのきでもライツール展示継続決定。
今回見逃した人はぜひレース会場まで遊びにきてくださいませ。
※もちろん店舗にはライツール全品いつでもありますよ。

JNCC第4戦爺ヶ岳大会 出口選手報告

チーム『NAGmotors&abit with DHSmoto』として2017年のJNCCのトップカテゴリーに参加している出口選手。

JNCC爺ヶ岳

前戦までの車両XR600Rの不具合が修正出来ず、とりあえず慣れているKX250Fでの参戦となった今回の第4戦爺ヶ岳大会。

KX250F

チーム名にもある通り、今年はウチもサポートとして動いていますし、オイルは当店の推薦でLINK-OILのサポートライダーとして頑張ってくれてます。

前回のエンジンオイルは車両がXR600Rということもあり空冷ビッグシングルに対応するため硬めの『NUR15W70』をチョイスしました。
今回の車両は水冷4ストロークの250ccのモトクロッサーですのでトルク15W50の使用も検討したのですが、事前のテストでNUR15W70を試したところフィーリングも良くタレも少ないという事もあり、今回も耐久性重視でニュル15W70でいくことになりました。

出走前

時間の限られる中で仕上げたKX250F。
細かなセッティングこそまだまだでしたが、久しぶりのピュアレーサーでの戦いに好リザルトの期待が膨らみました。

そしていよいよレーススタート。

序盤は様子見ポジションを走行。
その後徐々に順位を上げモトクロッサーの弱点である給油回数の多さを考えてのプッシュが続きました。
私も応援の立場で観客と一緒に見ておりましたが、出口選手が通過する時は他選手との速度差と迫力でどよめきや歓声があがってました。
しかし……プッシュしっぱなしの代償が。
5周目、順位もシングルまで上げてきた周回でまさかのフロントタイヤがパンク。仕方なくピットインして大きく順位を下げる結果となってしまいました。
ベストラップを見るとトップ3に迫るタイムで走っていたので悔しかったですね。

なんとかこの爺ヶ岳でホッと出来るリザルトが欲しかった(本人が一番でしょうけど)ので、チームのみんなで悔しい爺ヶ岳になりました。
次戦はもっとアケアケ区間の多い岐阜のほうのき大会です。
今回の戦いで細かな修正点もかなり洗い出せましたので、次こそ頑張りたいと思います。

公式リザルトは以下の通りです。
次も応援よろしくお願いします。

リザルト

精密な作業と工具

エイビットで販売している様々な工具の中でも、定番工具ってわけでもないのに長年地味に売れ続けている工具がいくつかあります。
普通の整備しかやらないと「これ何に使うの?」みたいな工具。

例えば自動車とかバイクではあまり縁のない極細のピンポンチなんかもそのひとつ。

PB 極細平行ピンポンチ

スタンダードな六角胴の平行ピンポンチと違い、こちらは丸胴ローレット付きの平行ピンポンチです。

この丸胴のシリーズはかなり細い1ミリとかの設定もあり、主に工場やカメラ、そしてモデルガンのユーザーから厚い支持を得ております。

これだけ細いピンポンチですと、性能差が結構出ますね。
もともと粘り強いしなやかな鉄を作るのがうまいPBの面目躍如ってところでしょうか。

サイズも0.5mm刻みで設定があるので精密作業にはオススメのポンチです。

 

そしてヤスリでも精密なのがこれ。

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・ツボサン 精密組ヤスリ

お店ではかなりの人気商品のひとつでして、ちょっとした部品の小加工に大げさではないこのヤスリが具合良いみたいですね。

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画像の上側は従来のスタンダードなブライト900の中目
そして下が精密ヤスリです、細かな作業用になっているのが分かりますでしょうか。

またヤスリ目も 粗目>中目>細目>油目>超細目 の超細目にあたり精密部品の仕上げにも使用可能です。

この手の工具はなかなか表で紹介される事も少なく情報もないんですよね。

困っていた人は是非どうぞ。

ボッシュの新ドリル

このブログでもサンメカさんの電動工具の有用性を何度か書いておりますが、やはり車両整備系で考えればドリルとサンダーは「持っていたい電動工具」のワンツーかと思っております。

特に加工だけでなくネジ破損時とかにも使えるドリルは、以前のブログでも書いている通りマストのツールですからね。

そんなわけでエイビットではこのドリル…

ボッシュ電動ドリル

ボッシュ バッテリードライバードリル

このボッシュの10.8Vのドリルをオススメしております。
実際に購入した方からも評判がとてもよく、気楽に使えるコンパクトさは家庭用としても通用するスタイリッシュさがあります。

で、この10.8Vシリーズに更にオススメなモデルが追加されました。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

BOSCH 10.8Vコードレスマルチドライバードリル

上で紹介したのはシンプルな「ドリル」ですが、このマルチドライバードリルは名前の通り「ドリル」と「ドライバー」の使い分けが可能です。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

こんな感じで先端部分がアダプターになっていてワンタッチで「カチャン」と付け替え可能なんです。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

左がキーレスのドリルチャック、右は1/4HEXビット(電動用)が使えるビットアダプターです。
(アダプターを何も付けない状態ならハンドツール用のビットの装着も可能です)

まぁドリルチャックでもプラスビットとかを使う事は可能でしたけど、こうやって専用のアダプターならさらに楽に作業出来ますよね。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

またこのマルチモデルは90度のアングルアダプターとかスミヨセアダプターとか、日曜大工でも活躍するアダプターが付属してます。
これが使えるってだけでもこのセットを購入する価値があると思います。

シンプルなドリルモデルよりは若干価格が上がってしまいますが、それ以上のバリューがあるモデルだと思いますよ。

オートサービスショー2017

2年に一度の工具の祭典(ってほどでもないけど)
東京のビックサイトで開催されている「オートサービスショー」に行ってきました。

オートサービスショー2017

仕事を抜け出して駆け足で見て回ったので見逃したモノもあるかもしれませんが、やはりこういう工具ショーってテンション上がりますね。

オートサービスショー2017
※2017年6月3日までやってます。

普段から工具に囲まれた生活をしておりますが、こういう展示会では既成概念を取り払ってくれるようなものを発見出来たりしますので、出来るだけ参加したいんですよね。

オートサービスショー2017

今回もTONE(トネ)さんは頑張ってましたね。
トネは数年前からこういうイベントがすごくうまくなった印象です。一見の価値ありますので是非。

そして駆け足でダダダダーっと……

オートサービスショー2017

空研の最新版フラッグシップモデルのカットモデル!

オートサービスショー2017

HAZETの貴重な広域展示。

オートサービスショー2017

大人気のジェントスの最新モデル等々。

オートサービスショー2017

Ko-kenはZ-EAL参考出品。
そろそろ市場に出てきそうでした。

オートサービスショー2017

個人的によく見て欲しいなって思ったのがこのネプロスの新旧比較。
近年の多段ギアラチェットって「ギアが多い」ってところに注目されますが、実はパウル(小ギア)部分の技術革新があったんですわ。
この話は別の機会に書いてみましょうかね。(良い写真撮れてよかった)

ってなわけで工具好きな人は明日・明後日行ってみてはどうでしょうか。