KTC 3/8スイベルラチェットハンドル
KTC 3/8スイベルラチェットハンドル
●9.5sq.ラチェットハンドルとしては、最小クラスのヘッドサイズを実現。狭小個所で高い作業性を発揮。
●ヘッドを中心にハンドルが180°以上転回でき、ラチェットドライバのように使用することが可能。
●ハンドル部は樹脂ではなく金属を採用。一部にローレット加工を施すことで、適度な滑りとグリップ感を両立させ、スムーズな早回しが可能。
●回転方向切替レバーには三叉形状を採用。首振り時でも切替がスムーズ。
●首回りの剛性を高め、本締めが可能な強度を実現。
KTCのヘッドがぐるぐる動くスイベル式3/8ラチェットハンドルを2モデルを紹介。
ラチェットハンドルにはいくつか種類がありますが、ラチェットの分類としては「ストレートか首振りか」の2種類になると思います。
今回のこのラチェットは大きく分けて「首振りラチェット」になりますが、その首の振り方が少し特徴的な「スイベル方式」を採用。
本製品にはスタンダードな長さとロングの2種類があります。
・BRSW3(スタンダード)全長:180mm
・BRSW3L(ロング) 全長:375mm
スイベルラチェット自体はもともとロングラチェットに対して使いやすいヘッドの振り角度を与えるための機構として生まれましたので、この製品でもスタンダードとロングという区分けこそしてますが、個人的にはロングこそがスタンダードで短い方がショート扱いでもいいのかな?と思います。
(どちらを買うか悩んだらロングを買っておけば間違いないと思います)
今回KTCがかなり頑張りましてヘッドユニットを含め全て内製&新設計で作り込んできました。
ヘッドはさすがのコンパクト設計でして保持しているY字部分まで含めてもφ31mmとかなりヘッドの小さいラチェットに仕上がっております。
ラチェットのギア数は72ギアとなっておりまして、こういう丸形のヘッドはギア数が細かいわりに最大トルクを上げる事が出来ますのでロングモデルでも安心して使用して頂けると思います。
またスイベルラチェットの最大の弱点となるY字部の分岐部には応力を分散させ破損を防ぐための加工が施されております。
ここだけ見てもかなり試行錯誤した形跡が分かりますね。
スイベル部分の可動テンションは脇にあるHEXボルトで調整も可能です。
まだスイベルラチェットを使ったことがないという人にもぜひ使ってもらいたいおすすめのラチェットだと思います。
ぜひお試しください。