なめてしまった小ビス対策

昔は普通の弱電用工具メーカーだったエンジニア
そんなメーカーがDIY関係で一躍有名になったのがなめた小ビスを掴んで外すネジザウルスです。

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エンジニア ネジザウルス各種

プライヤーの先端部分に縦溝を作る事によって『縦に掴んで丸いビスを回す』事を実現したわけです。

tip

こんなイメージですね。
もちろんこれでは外れない事もあるのですが、それまではこういう発想の工具自体がなかったのでやっぱり便利なんですよね。

またこのネジザウルスは上記以外にも派生種が出てまして。

エンジニアラジペンモデル

エンジニア ネジザウルスZ(ラジペンモデル)

従来のネジザウルスでは奥まったビスに対応出来なかったのですが、このラジペンタイプなら奥まった箇所にあるビスにもアクセス可能になりました。

またメインモデルであるGTの自衛隊バージョンとか。

エンジニア自衛隊バージョン

エンジニア ネジザウルスDF(自衛隊仕様)

普通のネジザウルスよりもマルチツールに作られていて自衛隊とか関係なしに持っていると便利な1本です。

そして『掴んで回す』のが出来ないビスにはこちら。

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エンジニア ネジバズーカ(舐めたビス外し)

名前こそちょっとアレですが実力はホンモノです。
先端部分が新しくプラスを切り込むような造りになっていてかなりの確立でレスキュー可能です。

そしてさらに新発売がこれ。

エンジニアバイスザウルス

エンジニア バイスザウルス

シリーズ最大のつかみ幅があり、ましてバイス機能でガッツリ掴んで離しませんから、車両整備向けでは最も適したモデルかもしれません。

こんな感じで今では種類が出揃った感もあるネジザウルスシリーズ。

ネジザウルスシリーズ

店舗でも全種類をさわって確かめる事が出来ます。
ぜひ工具箱に1本どうぞー。

酉の市

昨日はうちの近所の熊谷で酉の市が開催。
酉の市ってあちこちの神社を持ち回りで回るのですが、毎年気がつくと終わってしまっていたりして行くタイミングがつかめずに数年経っておりました。

実際今回行こうと決めたときには11月末になってしまっていて(酉の市は大抵11月中に開催されます)今年も無理かな…なんて思っていたのですが、熊谷の高城神社は確か遅い開催だったはず…と思い出して調べたらビンゴ。

なんとか今年は行くことが出来ました。

高城神社酉の市

高城神社の酉の市は夜の10時ころまでやっているので、お店が終わった8時から駆けつけてもなんとか間に合うと思ったのですが…、閉店間際にお客さんがドドっと来てしまいちょっと焦る展開に。
しかし来たお客さんも仲の良い人ばかりだったので、無理やり誘ってそのままみんなで酉の市にGO。

高城神社酉の市

ちなみに「酉の市」ってなんぞや?
って人もいるかも知れませんのが(実際お隣のナグモさんは知らなかった)商売繁盛の熊手を売る神社のお祭りです。
私も数年前に小さいやつを買ったことあるのですが、毎年大きくしていかないといけないシステムに恐れをなして今年はパスw
(ちなみに写真の上の段の大きいやつは数十万円します)

まぁみんなでワイワイの極寒のお祭りに参加するのは楽しいもんでして、冷酒を引っ掛けながら夜店のお好み焼き食ってワイワイと楽しみました。

高城神社酉の市

その後はそのまま街に繰り出して忘年会。
二度漬け禁止のこれを食べたりして盛り上がりました。

高城神社酉の市

最後のしめはおしゃれすぎるラーメン頂いてフィニッシュ。
これで年内の気合を入れ直せましたので、あとは年内目一杯頑張ります。

2種類のトルクレンチ

年末も押し迫り高額な工具の問い合わせも多くなってきております。
なかでも新製品ラッシュがあったトルクレンチについては多いですね。

そこで今回はこのブログや工具実践等でもすでに書いてはいるのですが。
あらためて議題を絞って質問の多いトルクレンチの種類の話を書いてみたいと思います。
ちょうど現在セールになっている新型トルクレンチがありますので、そちらを引き合いに出してみますね。

トルクレンチってのは大きく分けると2種類のものが存在します。

ひとつはみなさんもお馴染みの規定トルクになると「カチンッ」といって手応えで教えてくれるプリセット型トルクレンチ

スタビレートルクレンチ

スタビレー クイックセットトルクレンチ 730QUICK

※スタビレーのトルクレンチセールは2018年12月末まで。
基本的にはアナログなこのトルクレンチ。
使用する前にトルク値を設定して使います。

TONEトルクレンチ

TONE プリセット型トルクレンチ ダイレクトセット 限定特価パッケージ

※TONEのトルクレンチセールは2019年1月末まで。
形状や設定のやり方は各メーカーごとに特徴を持たせていていろいろありますが、とにかく設定トルクになると「機械的」にカチンってなるのがプリセット型だと思ってください。

そしてもうひとつが直読式トルクレンチ

KTCトルクル

KTC スマホ連動型デジタルトルクレンチ TORQULE(トルクル)

直読式とは読んで字のごとく「直接トルク値を読みながらトルクを確認する」トルクレンチです。
この新発売のトルクルの本体にはトルク表示機能こそ付いてませんが、スマホに飛ばして表示を見るので原理は同じですね。

とりあえず新製品で紹介してみましたが、ちょっと分かりにくい人にはこちらの方が分かるかな。

KTCデジラチェ

KTC デジラチェ

高機能なデジタルタイプなので事前のトルク設定等も出来てしまいますが、基本はリアルタイムでトルク値を表示して、あくまでも人間が実際のトルクを目視しながら扱うトルクレンチです。

ちなみに直読式のトルクレンチをさかのぼっていくと。
これになります。

弓式トルクレンチ

弓式とかビーム式とか呼ばれるトルクレンチです。
この針が指し示している表示部分がデジタルになったのがデジタル式ですね。
現在このタイプは0点調整が出来ない事を理由に市場から消えつつあります。

とまぁ、とにかく2種類のトルクレンチがあるって覚えて頂ければOK。
この2種類のトルクレンチを混同してごっちゃにして比較検討すると、自分がどういったトルクレンチが欲しいのか分からなくなったりしますので要注意です。

どちらが優れている…ではなく、どちらが自分に合ってるいるのかを知ろう

このふたつのトルクレンチ。
車のエンジンで例えるとガソリンエンジンとディーゼルエンジンのようなものです。
内燃機としての構造は違いますが、目的地までたどり着くのは同じ。
ようは得手不得手があり、使うユーザーの選択によって「合っているタイプ」を選べばいいわけです。

そしてここからは私の完全なる独断と偏見です。

自動車とかバイクの日常的なメンテナンスで使用するならば「プリセット型」を購入しておけばほぼ不満はないと思います。
(メーカーやモデル等はお好きなのを選んでください)
プリセット型トルクレンチは作業上困難な体勢でも、とにかく設定したトルク値になってくれたらカチンっと知らせてくれます。
また同じようなネジを「カチン…カチン…カチン…カチン…」と連続して回すのにも適しているんですね。

逆に直読式であるデジタルトルクレンチは上記のような作業が若干不得意です。
直読式であるトルクレンチはどう進化しても、最後は人間の耳や目が頼りになりますし、同じトルクの締め付けを連続するような作業では効率を損なってしまうんですね。

では直読式はどういう現場で良いのか。
それは静的な現場で多く好まれております。
例えば内燃機の組み付けとかでは、作業台やエンジン台にセットされたものに対して、リアルタイムでのトルク値を確認しながらボルトの伸び加減を知る事が出来ます。
また開発や実験のようなR&Dの現場からも好まれていて実行トルクを知りたいとか…そんな理由で多く愛用されております。
逆にプリセット型では設定したトルクでしか反応しませんので、このような使い方は不得意なわけです。

このように最終的な目的地である「トルクを正確に管理したい」は同じですが。
現場に出るとそのトルクレンチの性格ゆえに使い勝手の差が出るわけです。

基本的に私は工具なんてものは最終的にそのユーザーが気に入った物、例えば「かっこいいー!」とかの理由で選んでもいいと思ってます。
しかしこのトルクレンチの種類の事くらいは覚えておいてもらって「デジタル表示がかっこいいから」なんて理由だけで、後で後悔する買い物をしてほしくないんです。

現在上記で紹介したトルクレンチはセールを実施中です。
自分に合ったもので気に入った物がありましたらぜひご検討くださいませ。

薄いプラグレンチ

最近の車は燃費対策とかいろいろあって内燃機はとにかく軽量に作られてたりします。
その影響でネジの切削穴とかが狭かったりして、従来の工具では入らなくて困る事も多くなりましたね。

で、そんな入らなくて困る事ってホントに最近だけなのか?
と思うと実は昔からプラグ関係では多くあった問題だったりします。

一番の問題はDOHC初期ですね。初期と言っても市販車に多く投入された時期からです。

plug1 DOHCはこんな感じで奥まった箇所にプラグがある。

時代的にはトヨタで言えば2TGとか4AGとかそのくらいの時期。
さすがにトヨタ(ヤマハ)エンジンではあまりそういった事はありませんでしたが、マツダのB型とかはプラグホールの狭さもありましたが若干穴が偏芯している物とかもあって、今まで使っていたプラグレンチが使えないなんて騒ぎがありました。
(ロードスター登場時とかはほんとに問い合わせ多かったんです)

そして決定的だったのが三菱の軽でしたね。
これ実はプラグホールが狭いと言うか……。

plug2

こんな風に途中にコブみたいなのがあって普通のプラグレンチじゃ無理だったんですね。
そこでKTCがこのエンジン用に出してくれたのがコレ。

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KTC 超スリムプラグレンチ16ミリ

すっごく薄いのはもちろん、さっきの図のコブを逃げるように作られているのでばっちりです。
実際三菱のパーツリストに載ってるくらいですからね。

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今時の薄型プラグソケットよりも2ミリも薄いつくりなので、現在では他車種用でもこれを愛用している人がいるほどです。
もちろんデメリットもあって「薄すぎて割れやすい」事。
三菱関係者の間では消耗品扱いの工具なので仕方ないですけどね。

そして近年登場した新製品だとZ-EALのこれも人気。

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Z-EAL 3/8薄肉プラグソケット(12角)

こちらは最近の新設計エンジンで多用されている14mmプラグにもサイズ対応しております。

まぁプロの現場みたいに毎日ガンガン使う人でなければ割れやすいというデメリットもあまり関係無いと思います。
今は関係ないかな…って思う人も、こういうプラグレンチもあるんだなぁ…くらいに覚えておいてくださいませ。

展示会に行ってきました

展示会といっても一般のユーザーさんが入れるようなやつではなく、完全無欠に業者向けの販売促進のための展示会です。

年に一度開催されるかなり大規模なやつでして、たまたま当店から車で20~30分の場所での開催だったので行ってきました。
(東日本エリア開催なのでかなり遠方からも来てる人がたくさんいました)

展示会にいってきた

最近当店でも取り扱いの増えてきたSK11ブランドを扱う商社さん主催のやつなんですが、HCルートでは日本最大の問屋さんだけあってその規模は圧巻。
だって全部見て回るのに3時間以上掛かるんです。
(関係なさそうな商材を飛ばしても2時間以上掛かった)

主な展示は来年、2019年に発売予定の商品の紹介です。
ですのでその日に見たものをすぐに販売するというよりは、次期主力商材の選定といった意味合いの強いイベントです。

基本的に私は、手元にない、まだ販売出来ない工具の紹介が嫌いでして……
だって「お、それ欲しいかも!」と思わせておいて「販売はまだ先ですよ、誰よりも早く情報を知ってるのすごいでしょ?」って誰得な気がするんですよね。
ただ、今回はこんな展示会がみなさんの知らないところでひっそりと開催されてますよってお伝えしてみたいと思いまして、あえて発売予定の商品も含めて会場の雰囲気を伝えてみたいと思います。

展示会にいってきた

まずはメインのSK11ブランドのハンドツールがドーンっと。
あまり写真に写しちゃまずいかも…ってとこもあるのでアップで撮っておりますが、このハンドツールコーナーだけでここに写っている4~5倍のスペースがあります。

展示会にいってきた

SK11のギアテック社製のギアレンチ。
新商品がどっさり用意されてましたので、この中から数点取り扱い予定。

展示会にいってきた

こんなのも。
エドウィンのセーフティシューズ。
鉄芯と強化樹脂製芯バージョンのふたつがあり、鉄芯バージョンの超軽量モデルがなかなか良かったです。

展示会にいってきた

CATがこんなの作ってる事すら知りませんでした。
夏場対策商材ですね。

ここからは個人的に琴線に触れたふたつ。

展示会にいってきた

まずエアーコンプレッサー。
これを待ってた人って多いはず!な、家庭用の静音コンパクトな据え置きタイプのコンプレッサーです。
個人ガレージ用にはまさにうってつけの商品ですね。
ガレージだけでなく自室にいれても問題なさそうでした。好印象。

展示会にいってきた

あとこれ。
ヤマハのインバータ発電機の新型モデル。
1800容量なので電子レンジも動かせてしまう待ちに待ったインバータの大容量タイプです。
近年多い災害時にも活躍しますからね、これはかなり期待出来ます。(2月頃発売とのこと)

っと、写真はこれで終了。
まだまだたくさんあるのですが…さすがに掲載してはマズそうなのが多数でして、ごめんなさい。
まぁ普段こういう事も仕事としてしてますよーってな紹介くらいに思ってください。
予約を入れてきたものもたくさんありますので、ここに写っているものも来年あたりに登場すると思います。