12月スタート

毎月めくっているカレンダーがかなり寂しい感じになりまして本日から最終月である12月に突入。
コロナが本格的に明けてからは最初の年末となるわけですが、やはりというかここ数年と違って年末っぽい忙しさがきております。

12月カレンダー

そして12月はいろいろと先に告知しておいた方が良さそうなこともありますので今日はその辺の連絡事項的なお話です。

まず。

LINK-OILセール

>>詳しくはこちら

リンクオイルのスーパーセール。
年2回、夏と冬に開催するセールを現在開催中です。
セールが終わった後に「セールっていつだっけ?」とか聞かれることもありますので今のうちにどうぞ。
12月5日のお昼で締め切りです。

そして運送事情のお話。

佐川

当店がメインで使っている佐川急便をふくめ運送会社が年末シフトに移行しております。
最も関係するのが

当日出荷が出来ない

ことです。(まぁなんとかなる場合も多いのですが)
ってなわけで急ぎのご注文に中一日かかる場合がありますのでご容赦くださいませ。

ネプロスの限定ラチェットの件

ネプロス限定ラチェット

9月に新発売となったネプロスの「neXT」シリーズの新型ラチェット。
発売を記念して「NBR390X – THE FIRST EDITION」が抽選購入となっておりました。

NBR390X – THE FIRST EDITION特設サイト

こちらの限定品の購入権利が当たった方は販売店経由で購入することになります。
すでに多くの方からこの購入に関する問い合わせや注文が入っている状態です。
当たったけどどこで買ったらいいのか分からないって人はご一報くださいませ。
期限は12/20までです。

最後に。

年末年始は普段と違って様々な工具の流通量が跳ね上がる時期です。
平常時なら在庫が問題ないような商品でもこの時期だけはかなり不安定になります。
またクリスマス頃から各社の工場が操業を抑えていく傾向がありますので、年末年始の連休でなにか作業を考えている人はなるべく早めに準備をしておく事をオススメします。

ってなわけでまだ何かあるかもしれませんが随時告知していきますのでよろしくお願いします。

全長の長いプラグレンチ

エンジンの要とも言えるスパークプラグ。
昔ほど自分で交換する人はいなくなりましたが、それでもサンデーメカさんには気軽に出来る整備メニューのひとつですから今でもプラグ関連の工具の問い合わせは多いです。

また最近は省燃費型の内燃機が増えてきた事によってプラグホールの直径が狭くタイトになっていたり、従来と違った14mmのプラグが出てきたりしてますので適当な工具ではうまくいかない場面も増えました。

そしてミニバンみたいな横置きエンジンでなおかつバルクヘッド側に傾いている車両もあって、プロメカさんはいろんな工具を揃えておく必要もある作業となっております。

Z-EALプラグレンチ

Z-EAL 3/8プラグソケット(クリップ式)

そんなプラグソケットの中でもお店で一番人気なのがこのジールの3/8プラグレンチ。
かなり薄く作られているのでこのシリーズでサイズを揃えておけば大抵の場合には困る事はないと思います。

Ko-kenエクステンション

Ko-ken 3/8エクステンションバー

そしてプラグレンチと合わせて重要になってくるのが延長棒であるエクステンションバー。
DOHCエンジンはプラグホールの奥の方にプラグがあるので延長を活用してプラグの脱着作業を行います。
先述しましたが結構面倒な場所にあったりする場合、このエクステンションバーをうまく組み合わせて使う事になりますのでどれだけ作業に合った長さを持っているのかがキモになるんですね。
時には何本かを組み合わせつつ使う事もあるので揃えて持っていることが重要な工具のひとつです。

そして奥まった箇所にあるプラグに対応するために組み合わせたプラグソケットですが、たまに引っ掛けてしまってプラグを抜いてくるのが面倒なときがあったりします。
そんな時に便利なのがこちら。

Z-EALプラグレンチ

Ko-ken 3/8ロングプラグソケット

先程紹介したプラグソケットとエクステンションが一体になった「ロングプラグソケット」です。
これならソケットのガタも気にならないし普段使いにもかなり便利に使えます。
実際お店でもこれを指名で買いにくる人もいいまして、自動車向けならお薦めな工具ですね。

こんな感じで近年のプラグ系作業は難易度がかなり上がりつつありますのが、工具を揃えて対処するようにしましょう。

店主の近況 ─11月─

一気に寒くなりましたね。
なんとなく雰囲気で用意していた秋服とか着てるとまじで具合悪くなる勢いで寒いので要注意です。

お店でも遠方のお客様からも「怪我はどうなの?」とよく聞かれるので今回もその辺の近況を。

とりあえず主治医からは「うんほぼほぼOK」というお言葉を頂きまして、次回来月にもう一回だけ病院にいってレントゲンチェックしたら医療としては終わりでいいかなって言われております。

肩の怪我

以前お伝えした完全にバンザイの180度までは残り5度くらい足りないのですが、自動挙上(助けなしで自分で真っ直ぐ腕を上げる動作)でここまでくればあとは自分でなんとなるよって事でした。

実際日常生活では不便はないですし苦手な角度も徐々にですが良くなってきております。
担当してくれてるリハビリの理学療法士さんも「もう来なくて大丈夫っすよ」と言ってくれてるので気が楽になりました。

まぁまだ来月の最終診察が残っていますので「はい終了」とまでは言えませんんが、激しい運動したりバイク乗ったりも許可が出ましたので少しずつ再開したいと思います。

ワークアウト記録

相変わらず毎日のトレーニングも続けてますので怪我する前よりも動ける身体を目指してもうひと頑張りですね。

いよいよ師走な12月に突入しますので万全の状態で臨みたいと思います。
いろいろご心配をお掛けしてすみませんでした。

クロウフットの進化版

当店のWebサイトをいつも見ている人から「工具ってしょっちゅう新商品出てるよね」なんて言われる事が結構あります。
確かに──こんな新しい工具が出ました──なんてトピックを自分でも結構書いている記憶はあるのですが…。
それじゃ実際工具の新規商品がガンガン登場しているのかと聞かれると「否」でして。

・ラチェットが新しくなりました。
・ソケットの構造が新しくなりました。

とかね。
元々ある工具の改良がメインでして「ド新規」の工具ってのはなかなか出てこないんですよね。
まぁ工具の歴史自体がかなり古いのである程度出尽くしてしまっているので仕方ないのですけどね。

で、さっきの話の「工具の改良」
現場で叩き上げられさらに使い勝手を良く─と作らる工具にももちろん魅力があります。
今回はそんな改良版としてかなり高評価を頂いているこちらを紹介。

TONEクイックオープンクロウフット

TONE クイックオープンクロウフットレンチ

昔からこういう「パカッと開いて閉じるタイプ」のフレアナットレンチとかはあったのですが、ここまで洗練されてなおかつクローフットタイプで出たのは初めてかもしれません。

主に空圧や油圧系の作業をする人におすすめの工具ではあるのですが、スペースの関係でスパナしか入らないけどなめるのも怖いとかそういうったニーズにもある程度応える事が出来る工具でもあります。

TONEクイックオープンクロウフット

残念なのはフルオープン時にボルト・ナットを完全に飛び越える事が出来ないので、オープンさせた状態で真横から差し込む事が不可能な点くらいですね。
もともとそういう使い方は想定してない工具なので仕方ないのですが、ここがクリア出来ていればもうちょっと他の分野でも活躍出来た工具だったかなと思います。

TONEクイックオープンクロウフット

空圧や油圧系の作業って実は工具の種類を多く持っているって事自体がかなり重要だったりしますので、この工具の登場はかなり喜ばれていると思います。
またサイズも大きめの19mmとか24mmとか揃ってますからね。
TONEはこの辺の工具と作らせたら本当にうまいですね。

TONEの公式で使用時の動画も公開されておりました。
私の文章と画像だけでは分からなかった人は見てみてくださいませ。

車両整備向けのワークライト

秋から冬にかけて問い合わせが増える工具が「ライト関係」です。
日が短くなるってのはもちろん曇天も増えるイメージで日中でも奥まった箇所を照らしてくれるライトは安全で正確な整備には欠かせない存在です。

そんなわけで今回は目まぐるしい進化を見せるLEDのワークライトの最新事情を紹介。


SK11ワークライト

SK11 充電式LEDスティックワークライト

まずこちらが昔から慣れ親しまれてきた筒型の充電式LEDライト。
なんだかんだ言いつつもこの形状が使いやすい(使い慣れてる?)って人は多くて店舗でもかなり販売されている人気の定番ライトです。
わりと雑に扱ってもいいって点も人気の秘訣ですかね。

SK11ワークライト

SK11 充電式LEDプレートライト

そしてこちらは近年人気な薄いプレート型ライト。
実際の光量も上で紹介した筒型よりも上なので「何か今までとちょっと違うライトが欲しい」って人にはぜひ試して頂きたいモデルです。

SK11ワークライト

またこのプレート型では先端部分のみを点灯させるモードも付いているので作業灯っぽい使い方だけに縛られないのも利点だと思います。


TAKENOWフリップライト

TAKENOW 充電式フリップLEDライト

そして同じくプレート型のフリップライトではライトメーカーのTAKENOW(テイクナウ)から上位モデルとしてラインナップされているこちらも人気です。
基本性能が高くプロの現場で選ばれている高性能フリップライトです。

TAKENOWフリップライト

車両整備向けに様々なギミックを内蔵しておりマグネットはもちろん、こういったSフックも備えていてかなり便利に使えるライトです。

TAKENOWワークライト

TAKENOW 充電スタンド付 LEDワークライト

そしてそんな高性能ライトを多くだしているテイクナウの定番人気ライトがこちら。
スタンダードな作業灯形状で使い勝手もよく──

TAKENOWワークライト

このモデルもマグネットはもちろんSフックも装備。
様々なシチュエーションで重宝するライトとなっております。

TAKENOWワークライト

そしてこのライトの最大のウリはというと──この充電スタンド。
近年のLEDライトは電池性能の向上によって充電式が主に採用されておりますが、いちいちコードをタップに差し込んで充電ってのが結構面倒なんですよね。
その点このスタンド付きなら仕事終わりにスタンドにポイッと置くだけでOK
たったこれだけの事なのですが日常使うライトとしてはかなりの高評価ポイントかと思います。


TAKENOWボンネットライト

TAKENOW 充電式ボンネット用LEDワークライト

そして同社からちょっと変わった車両整備専用ライトがでておりまして、このボンネット用ライトが人気です。
かなり軽量でボンネットの素材に関わらずに設置出来る事からプロのショップさんからも引き合いが多いライトとなっております。

TAKENOWボンネットライト

こんな感じで幅を合わせて引っ掛けるだけ。
フック部分には塗装を傷めないゴムカバーが付いていてずれずに使えるようになってます。
またライト部分は真下を照らせるように回転式になってますので大抵の車種に使用可能です。
昔はこういったボンネットライトってたくさん種類があったのですが、最近はかなり減ってしまいまして、このライトに注目が集まっております。

ってなわけでまだまだ進化しているライトですが、バッテリーやLEDに関してはある程度成熟したと思いますので「そろそろ欲しいな」とか「買い替えかな」って人は参考にしてみてください。