ビプロス スパールジェル(錆取りジェル)
ビプロス スパールジェル(錆取りジェル)
●経年劣化に伴うアルミに浮いた錆を取る専用ケミカル。
●ジェルタイプでたれにくく水で流すだけの簡単施工。
現在車やバイクでスポーツして楽しむとなると10年以上前のモデルしか選択肢がなかったりして、そういう趣味ではないハズなのにレストアに近い事をせざるをえない人も多いと思います。
しっかり整備してあげればパフォーマンスはバッチリ出るのですが……各所のヤレ感はどうにもならない事もありますよね。
今回はそんなヤレ感のひとつ、アルミ素材に出る浮き錆除去のケミカル剤スパールジェルを紹介。
アルミ素材の上に浮いた点錆や白錆は基本的には削り落とさないと落ちなかったので、純正の鋳肌のまま綺麗にするのは結構大変だったんですよね。
このスーパージェルはそんな錆を浮かしてとってくれるケミカルでして、きつい溶剤の成分とかもなく作業も安全に行う事が出来ます。
本液はごらんのようにタレにくいジェル状。
施工後は水で流せば綺麗になりますので取り付け状態の部品へも使うことが出来ます。
本体は小瓶くらいの大きさで100ml入り。
●実際に使ってみました。
解体屋で拾ってきたブレーキキャリパーがありましたので一番ひどそうな箇所で実験。
ちなみに油汚れとか堆積カーボンとかで分からなくなるのが嫌だったので、施工前に一度洗剤とパーツクリーナーで洗ってあります。
分かりやすくする為に赤線下だけに液剤を塗り込みます。
本剤はジェル状なのでポタポタたれる心配はあまりなし。
初めてだったので最初はブラシ等でこすらずそのまま経過を見守っていましたら、液剤が反応して白くシュワシュワとなり始めました。
しかし層の厚いサビには届きそうも無かったので、本体の説明通りに少しブラシでこすってみると……。
お、かなり取れているような気が・・。
最後は「水洗いして」と書いてあったので、そのままバケツに放り込んで水洗い。ここでもブラシでこすりながら落としました。
水で洗い流せるのは本当に楽でして、これならパーツ取付状態での作業も簡単に出来ると思います。
で、出来上がりがこんな感じ。
かなり落ちてますが根深いサビが多少残っております。
白サビは1回目で完全に除去出来ました。
説明書でも「ひどいのは何度かやってみて」と書いてありましたから、もう少しやればちゃんと落ちそうです。
違う箇所では点サビ(赤錆)で実験。
少し年式のいった車やバイクだと良くあるヤツですよね。これも他所との違いが分かるようにココだけ施工。
1回でここまで落ちました。
こりゃー使えますね。
ちなみに元々は自衛隊に納入する為に作られたケミカルだとメーカーには説明を受けました。
良くあるなんちゃっての商品ではなくかなり本格的に使えそうです。
鋳肌の純正の面影のそのままでこのように綺麗になるのは嬉しいですね。
取り扱いもかなり気楽でしたので、この手の作業に慣れていない方でも安心してお使い戴けます。
- 販売価格(税込)
- ¥1,450
- 在庫状態
- 入荷待ち