トランポオイル交換

とりあえず怒涛の遠征ラストをかざる山形の月山まで深夜に行ってきます。

お店は普通に営業してますので店舗にも是非お越しくださいませ。

 

ってなわけで先週の仙台遠征も片付けるため、定休日にトランポハイエースの大掃除。最後に雨降られちゃったので車内はどろどろ、テント類はびっしょりのままでした。

 

で、ハタと気がついた。

そういえば・・・春にオイル交換してからずっとしてなかったなと。

走行距離を見ると4500キロ。

今週は往復で1500キロほど走るのでやっぱ交換だなって事になりまして、暗くなり始めた5時半から慌ててオイル交換することに。

 

普段はずっとパワー10W40を入れているのですが今回はたまたまセール中だったパワーSP15W45がイッパイあったのでこっちを入れてみる事に。

以前1度だけ入れた事あってすっげー調子よくなった記憶があったので楽しみにしてましたが・・・やはり入れてみるとその違いに結構驚かされました。まぁこれは古いオイル抜いての話なのであくまでも私感なんですけどね。

で、オイル交換2回に1回は入れる事にしてるこれも。

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過走行車に効果てきめんなオングスのリバースも投入。

これは効果を確認するためにオイル交換してからコンビニに行って帰ってきてから入れてみました。

やっぱり・・・違いますね。私のは30万キロ超えのボロエースなのでこれを入れるととてもシルキーなエンジン音に変わります。それも速攻性あるから5分もアイドリングしてれば私でも分かる感じ。

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オイル交換自体は30分ほどで終わったのですが、それでもとっぷりと日が暮れてしまい辺りは真っ暗に。

そんな暗さでも作業が問題なかったのは・・・。

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矢印のライト。

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・ハタヤ コードレスLED作業灯

これのおかげ。すでにかなりの本数を販売してますのですでにお使いの方も多いと思いますが、このライトはホントに良いですね。今回の作業も光量ローモードでやりましたが十分な明るさでした。

真夏の暑さで疲れた車両の整備には適した季節が訪れようとしてます。

みなさんも工具の準備はばっちりにしておきましょう。

Ko-ken Z-EALのセット

発売からすでに3~4年経ったKo-kenの整備向け工具シリーズのZ-EAL(ジール)

その性能や造りの良さはすでに評判でも聞いている人は多いと思います。

ラチェットとかソケットの造り等々・・・いろんな所や工具にこだわりがあるのですが、やっぱり全部が組み合わさっての使い勝手を知ってほしいってのは工具店の心情です。

 

特にジールシリーズは工具をそこそこ持っている人からの人気が高く、単品での購入が多いのですが、本音を言えばセットで使って欲しいんですね。

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・Ko-ken Z-EAL 3/8ラチェット&ソケットセット

3/8のセットだとやはりこれがお薦めなのですが。

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予算的に・・・って人にはこちらもあります。

軽快なラチェットと薄く低いソケット。この雰囲気を一回試して欲しいですね。

 

そして1/4。

こちらは新規購入も多いのですが、それならこれ。

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・Ko-ken Z-EAL 1/4ラチェット&ソケットセット (現在セール中)

工具はそこそこ持っているんだっけど1/4はまだこれからって人にはお薦めのセットです。

特に1/4の工具は工具の質の良し悪しで使い勝手が決定的に違いますので、出来るだけ良い物を使って欲しいです。

お店にも実物ありますので是非触って確かめてくださいませ。

KNIPEXプライヤーレンチ新サイズ

従来のモンキーレンチとは違い小型ボディで大きな開口幅がとれるKNIPEXのプライヤーレンチ。

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・KNIPEX プライヤーレンチ

この工具、そこそこなお値段するので購入時にためらう人も多いのですが、一度使ってしまえば今までのモンキーと違って様々な応用が効きかなり重宝する工具です。

その秘密の一つがこれ。

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上記のようにハンドルを握るとジョイント部がテコになっていて入力に対して約4倍のチカラで先端部分が相手を掴みます。

この強力な掴むチカラのおかげで舐めてしまいそうなボルトナット、そして異型ネジ(例えば四角ボルトとか)も安心して回せるようになりました。

またこの掴むチカラは衝撃によって折り曲がった鉄板の修正等にも便利でして、ユーザーごとに様々な用途を見い出せるお薦め工具です。

 

で、そんなモンキープライヤーに新サイズが登場。

今までは最小サイズで150ってのが出ていたのですが、これよりももっと小さくて更におもしろい特徴が追加されてます。

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・KNIPEX モンキープライヤー125サイズ (現在セール中)

プライヤーレンチの売れ筋は250と180の2サイズ。その小さい方の180サイズと比べてもこれだけ小さいんです。

ほんとに胸ポッケットサイズ。ここまで小さいとまた違う利便性が出てきますね。

このプライヤーレンチの唯一の弱点と言えばヘッドの大きさでした、どうしても入力の大きい先端部分に強度が必要な為、ある程度頑強に作られていたわけです。

しかしこの125は最大開口幅を23ミリと少し縮小して大きなトルクをあまり使わなくてよくしました、そのおかげで先端を薄くコンパクトに作る事に成功。

シリース最小モデルと言うだけでなく、先端も更にコンパクト設計になっているわけです。

ちなみにこれ、お店では結構売れているのですが・・・、2ストのダートバイクだとこれでプラグ交換が出来ちゃうんですね。(2ストプラグは20.8ミリ)そして縦にも横にも掴んで回せる工具ですから、これ1本でかなりいろんな事が出来るわけです。この便利さは今までの車載工具の考え方まで変えてしまいそうな感じです。

メーカーの動画もどうぞ。

PBスタッピドライバー

少し前にPBの会議があったんです。いわゆる販売協力店が集まってPBの本国の社長とディスカッションしたんですね。

そのときに「何か要望とかありませんかー?」という場がありまして、普段から思っている事を数件要望として出しました。

で、そのときに私が言ったひとつの工具がついに販売となりました。

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・PB スイスグリップスタッピドライバー

いやこれほんとに嬉しいですね。別に私が提案したモノが出来上がったので嬉しいんじゃなくて、ついにPBでドライバーの全ラインナップを揃える事が出来るようになったのが嬉しいです。

ご存知のようにPBのドライバーシリーズではひとつ前のマルチクラフトグリップから、こういうカタチのスタッピドライバーが無くなっておりました。なのでPBを気に入って購入してくれるユーザーさんに「あとスタッピも頂戴」って言われても販売するモノがなかったんですね。

せっかく気に入ってフルで揃えようとしても揃えられないってのは販売する側からしてもツラかったです。

しかも今作は軸長とかもかなり考えて作られていて、以前あったスタッピよりも出来が良いです。

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握り具合はもちろん使い勝手もかなり良好ですので、すでに持っているって人もまだこれからって人もおすすめの新製品だと思います。

※現在新製品記念のセールも同時開催してます。(詳しくはHPのTOPを見てください。)

先週末から販売開始しましたが、すでに売り切れが出始めております。欲しい方はお急ぎくださいませ!

引っ張り叩く?

通常のね、いわゆる普通のメンテナンスなんかではそんなに思わないんだけど、たまに変な修理とかイレギュラーな整備すると「あぁ、こういう工具があればいいのに」と工具に囲まれた生活してても思う事ってあります。

これだけ工具の種類が多くよほどのSST(専用工具)が必要とかって場面でも無い限り、これだけ工具が出尽くした感のある現在そんな事無さそうなんですけどね。やっぱあるんですわ。

 

で、そんな「あぁぁ・・」って個人的に思う場面でまっさきに思いつくのがプーラーとかの引っ張り系工具。

「押しこむ」のはね大体ハンマーでもあればなんとかなるんですが「引っ張る」のはプーラーの種類とか大きさとかね、いろんな制約もあって大雑把に汎用で使えるモノって少ないんですよね。

更に言えばプーラーみたいに引っ張るための取っ掛かりが必要な場合、その取っ掛かり自体が無い時は作業が出来ないって事も少なくないです。

 

そんなときに簡単に使えるスライディングハンマーみたいなのってないかなぁ・・・と。

結構思うんです。

いやスライディングハンマーだって山ほど種類はあるんですけど、アタッチメントが結構限定的で汎用に使えたりするモノで手軽に入手ってのが難しかったのです。

 

そこで今日紹介する私の琴線に触れた工具がこれ。

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・ロッキングスライドハンマー

これです、これ。私の理想に限りなく近い工具ですね。

こういう小さめのスラハンって主にプーラーとセットで使う前提で作られたモノが多く、また専用品ゆえの価格の高さもネックでした。

しかしこれならロッキングプライヤーでガチっと噛んであげてカコンカコンと引っ張る事が出来るので、場所も相手も選ばずに使うことが出来ます。

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大きさもインナーベアリングプーラーのオプション品くらいなコンパクトさで使い勝手もかなり良いですね。

この工具って欲しかったって人にはビタハマリな工具だと思います。

今まで思いつかなかったような工具の使い方もできると思いますので、気になった方は是非どうぞ。