neprosの新ラインナップ

先日発表された限定生産の『鉄紺』シリーズが注目を集める中、しずかに通常ラインナップの強化も図られたネプロス。
ちょっとしたサイズの追加から見逃せない新商品まで結構な数の工具が追加発売されました。

ネプロス鉄紺

限定の鉄紺シリーズはこちら

細かなサイズ追加商品でもお伝えしたい良い物があるのですが、今回は単品での新製品でかなり注目商品があります。

ネプロス1/4クローフット

nepros 1/4クローフットレンチ

すでに3/8クローフットレンチは大人気工具となっておりますが、それの1/4差し込み版が新発売。
昨今の狭い箇所での使用を前提に肉抜きされたようなカタチになっていて、いままで困難だった油圧関係の整備に活躍しそうです。
また狭い箇所用と割り切って12P形状で出てきたのも良いですね。

ネプロス1/4スタッピラチェット

nepros 1/4スタッビラチェットハンドル

そしてちょっと予想外だったのがコレ。
1/4のスタッピ形状の超ミニラチェットです。これも3/8ではすでに販売されているラチェットですが、これの1/4が出てくるとは少し驚きました。
1/4の超ミニミニ形状ですのでキーホルダーとしても使えるくらい小さいです。
使い方次第ではかなり活躍しそうですよね。

ネプロス1/4Tレンチ

nepros 1/4 T型ハンドル

そして個人的にどストライクだったのがこれ。
1/4差し込みのTレンチです。すでにTレンチを持っている人なら分かると思いますが、ネプロスシリーズでは1/4を除くラチェットラインナップには「リング」が付けられております。
このリングがネプロスの象徴でもあるのですが、1/4はリング無しで統一されていてそのスッキリな感じが自分は好きなんですね。
で、Tレンチもこのリングが付いていたのですが、今回は1/4差し込みという事でリングがないデザインとなっております。
これがなんというか…超カッコイイです。
工具自体の性能もよく、シンプルな工具ゆえにとても良くできた工具だというオーラが半端ないですね。
メインで使うサイズは8とか10mmになると思いますが、それくらいに割り切って使うとかなり重宝する工具になると思います。
いや、ほんとにオススメです。

ネプロス一覧
メーカー別カテゴリー『ネプロス』ページ

ちなみにネプロスだけではないのですが各工具メーカーごとの分類ページでは更新順に工具が並びます。
今回のように新製品が続いたような場合には「メーカーカテゴリー」のページを参照して頂くと新製品が分かりやすいと思います。

4年ぶりの大雪

そっか…あれってもう4年も前なのか…と思ってしまいましたが。
やっぱ雪に慣れてない私はとにかく雪が嫌。

たのむー降らないでクレーと願いましたが…

大雪

22日の13時過ぎからハラハラと降り始めまして。

大雪

2時間後にはこの状態に。
ウチのお店は北向きに建っているので雪かきとかその後とかがとにかく面倒なんです。
だからできれば積もって欲しくなかったのですが、ここまで降ると半分諦めモード。

お隣のナグモータースさんは夕方くらいに早上がりしまして(正解)私はというとお客さんからアポがあって帰れなくなりました。

大雪店舗

結局定刻の閉店時間の20時にはこの状態で、さらに雪がガンガン降ってる。
この段階で20センチオーバーは積もってたのですが、寒さからなのかかなり軽い雪質だったので少しだけ除雪を試みてみました。

もちろん雪かきしたとこからドンドン積もってしまって意味なかったんですけどね、ええ。

あけて本日早朝。

大雪自宅

自宅もこんな感じ。
最深部だと30センチくらいになってました。

それでも気温は上がる予報だったので出来るだけ早めに雪かきしてしまおうと思ったのですが、近所の方から小学生の通学路の確保を手伝ってくれないかと言われまして。
もちろん承諾。

結局営業出来るように店の駐車場の雪かき終わったのが13時過ぎになってしまいました。
それでも4年前の雪よりも少し少なかったかな。
とにかく降雪地域ではない当店は雪に弱いのです。
できればもう降ってほしくないなぁ。

手先、指先の延長

整備をやっているとイライラっとする事っていくつかあると思いますが、細かな箇所や奥まった場所の整備ってのも気を使ってイライラポイントありますよね。

『そこに見えてるのに届かない』とか
『届くんだけど狭すぎてつかめない』とかね。

そういう時に先細のロングノーズプライヤーとかでやるのも良いのですが、少しだけ考え方を変えてこういう工具使うと便利ですよーってのを紹介。

img_4312

SIGNET マグネットピックアップツール

なんといっても超基本なのがこれ。
アンテナのようにびよーんっと伸ばして使えるマグネットキャッチツールです。

img_4313

磁力もかなりあってそぉーっと拾えば3/8ラチェットですら持ち上げる事の出来る実力があります。
もともとは整備時にネジを落としてしまった時に使う工具なのですが…。
ホールの奥にセットされているボルトナットの脱着時にも、これ使ってヒョイっと持ち上げたり置いたり出来ますのでまさに指先の延長のように使う事が出来ます。

またボルトナットとか部品にはアルミやステンレスもあって、そういうものは磁石ではくっつかないので。

tone_pt02a003

TONE マルチピックアップツール(LED付) 

こんな4つ爪がついたキャッチツールも持っていると便利です。

tone_pt02a005

手元のプッシュ部分を押せば、この先端の4つ爪がマジックハンドのように動くので磁石でつかない部品も掴む事が出来ます。
また狭所の配線通しとかにも便利ですね。

あとですね、指先の延長としてはこれも秀逸。

img_4310

PB ピックツールセット

まさに指先の延長として使えるマルチなツールがこのピックツール。
磁石でもなく、爪で掴むでもなく、ゴム製のOリングとかそういった細かなモノをヒョイと引っ掛けて…なんて時に超便利です。

ちなみに現在このピックツールセットはスイスグリップバージョンのセール品もあります。

PBピックツール

PB ピックツールセット4本組 スイスグリップ

こういう補助工具って実際に使ってみるまでその利便性って分かりにくいのですが、一度使ってしまえば手放せないお助け工具になると思います。

ネプロスの限定品IPブルー

KTCのプレミアム工具シリーズと言えばネプロスですよね。
昔ミラーツールってのがありまして、それがあまり評判よろしくなかったまま廃盤になり、現在の素材から製法までこだわったneprosシリーズになっております。

ぶっちゃけ個人的には良いと思うところと悪いと思うところが半々くらいな感じなのですが、それでも純国産の高品質ツールとしては認めております。

そんなネプロス。
たまに限定品を出しているのはみなさんも知っている通り。
確か…記憶が正しければ最初に「木柄ラチェット」を限定で出したのがキッカケだったと思います。
初期ロットは完全に専用設計で価格が高かった事もあり、あまり出回ってませんしオークションサイトでもそこそこの価格になってますね。

その後、色付き木柄が出たりいろいろありましたが基本的には「ラチェットのグリップが違う」くらいな感じでした。


※これは20周年記念の皮グリップ赤仕様。

そしておととしくらいだっけかな、ネプロスの20周年がありましてそこで少し気合の入った限定品が登場。
その中にあったのが4層メッキという聞きなれない処理を施されたIPブラックでした。

ネプロスIPブラック

これですね。
最初はどうかと思ったのですが、実物見るとかなりカッコよくて。
さらにメッキもかなり凄い処理なんだと知りまして、当店でもお店を中心を多く販売しました。

なにしろ本体のメッキが違うわけですからね。
限定品として考えても良いですし、普段使い用として購入してもガシガシ使えるわけです。
(実際IPブラックは飾ってる人よりも使っている人が多いですね)

そしてそんな4層メッキシリーズがブルーになって復活。

ネプロス鉄紺

>>ネプロス限定生産品『鉄紺』総合ページはこちら

ネプロス鉄紺

今回はIPブルーとなっての登場です。
実物もすでに見ましたがこういった画像でみるよりも曲面が強調されてかなりカッコイイですね。

そして前回のIPブラックではなかったレンチシリーズも登場。

ネプロス鉄紺

このスタンダードめがねレンチとかがすでに問い合わせ多数です。

ネプロス鉄紺

そして個人的には今回の最大注目株がこの超ロングストレートめがね。
これは良いですね、自分用に買おうかと思ってます。

あとは例えばクイックスピンナー(ラチェットの早回し)とかエクステンションが欲しいとか思ったらセットでしか入手出来ませんので気をつけてください。
そうそう、今回は1/4ラチェットもIPブルーとして出てますので、1/4系工具を初購入ってな人もこれ買っちゃうってのアリですね。

ネプロス鉄紺
画像で見るより現物の方がカッコいいと思います。

すでに多くのご注文を頂いておりますが、各所に注意書きを書いている通り、とにかく品薄で納期が掛かっております。
今すぐ買わないとなくなってしまう!とかではないので大丈夫ではあるのですが、欲しいのが決まっているなら早めにご相談くださいませ。

元祖バイスグリップ

昔から定番の工具として多くの人に親しまれている工具っていくつかあります。

定番として広く使われているのはもちろん素晴らしい事なんですけど・・・。
その裏ではそれだけ類似商品も出回る事にもつながっております。
そして私が知っている限り類似品がものすごく多い工具の代表と言えばバイスグリップ。

今でも「バイスグリップ」と言えば工具を知るほとんどの人に通じますが、これっていわゆる商品名なんですね。
ソニーのウォークマンとか、そんな感じで有名商品がそのまま俗称になっている感じです。
ですので別メーカーのカタログ等には大抵「ロッキングプライヤー」とか書いてあると思います。

で、こういう類似品関係では意外と後発の物の方が性能上回ってきたりして、本家としては知名度あるけど購入対象としては後発物だって事もありますよね。
しかしバイスグリップだけはやはり本家がいまだに一番人気。

特に鈑金や鉄工関係の人だとかなりの本数を酷使するので、なんちゃって品ではすぐに壊れてしまって使い物にならないとの事です。

ktc_vice_nw1

現在はIRWIN(アーウィン)と言う商社に買収されていて販売元こそアーウィンになりましたが、昔からの使い勝手や信頼性はそのまま。

さらに言うと買収されて良かった事もあってIRWINは世界規模の工具商社なので日本の流通も円滑に行えて、販売価格もググっと下がりましたね。
おかげで気楽に購入しやすい価格になっております。
バイスグリップはその剛性感や使い勝手が良いのももちろん種類の豊富さでも人気があります。

例えばこんなのとか。

vp_chenXX4

IRWIN バイスグリップ チェーンクランプ

このチェーンクランプなんかは整備向けにもかなり使えて、アイデア次第でいろいろ活用出来ます。

そして最新モデルはこれ。

vp_3X7crX4

IRWIN バイスグリップ[カーブジョー3X]

「掴んでから擦り合わす」掴み力が3倍になった3Xモデルも人気です。

lockp

詳しくはこちらのバイスグリップのページを見てみてください。
いろんなモデルがあって楽しいですよ。