LINK-OIL冬のスーパーセール実施中

毎年、年に2回開催しているリンクオイルのスーパーセールがスタートしています。
常連さんとかだと、このセールでまとめ買いして半年持たせて…またセールで買って…なんてループをしている人も多いですね。

LINK-OIL冬のセール

>>セールの詳しい内容はこちらを御覧ください。

ちなみに15%OFFは定価からではなく当店の特価からさらに15%OFFとなっておりますので、ペール缶の20リッターとかはかなりのお買い得となっております。

期間は12月8日のお昼12時で締め切りとさせて頂きます。

LINK-OIL冬のセール

また年に2回と言っても開催時期は6月と11月なのでちょっとだけ半年というにはずれておりまして、今回の冬のセールが終わると7ヶ月近く間が空きますのでその辺も考慮して購入を検討してくださいませ。

そして原油や添加剤、とくにエステルの値上げが結構激しい事になってますので、こういう機会をぜひご活用ください。
すぐに予定がないって人もぜひ。

LINK-OIL冬のセール
ペール缶で10本ちょっと、バラ在庫で100リッター以上は在庫してます。

ちなみに「在庫ってあるの?」と聞かれる事が多いのですがセール期間中の在庫は大体こんな感じです。
店舗の即納でおおよそ常時300リッターくらいの在庫は持っておりますので、特殊なオイルでない限りはなんとかなると思います。
(セール終盤ではほぼなくなってしまいますけど)

当店の売れ筋というと近年はスポーツエコとパワーSPですかね。
とにかくこの2グレードは大人気ですね。
またセール期間中という事もあり普段は高額のトルク15W50の問い合わせも多くなります。
ぜひご検討くださいませ。

LINK-OILの夏のセール案内

気がつけば今年も折り返し、6月が終われば1年の半分終了なわけですから早いっすよね。
仕事の方も6月決算って会社さんや四半期決算ってな会社さんもいてかなり忙しくさせてもらってます。

で。
毎年恒例になっているオイルセールが開催中。

LINK-OILセール

>>LINK-OIL夏のスーパーセール開催!─7月4日まで─

まずは年2回開催で恒例となったエンジンオイルメーカー「LINK-OIL」の夏のスーパーセール。

LINK-OIL

ここ数年油脂類も為替とか原油高騰の煽りをうけて価格が上昇傾向ですので、こういったセールの機会にまとめ買いする人が多いですね。
画像は人気のSツーリング

特に20Lのペール缶とかはそもそも20%くらい値引きされているので、その特価から「さらに」15%OFFってのはかなりお安いと思います。
※通販ではカートに入れただけでは値引き表示されません、最終確認画面までいくと値引きが表示されます。

期間は『7月4日(金)17時まで』
店舗でももちろん販売中ですのでこのタイミングでぜひどうぞ。

パーツクリーナーではない洗浄剤

整備をやっているとなくてはならないケミカル類っていくつかあります。
代表的なのは防錆潤滑剤とパーツクリーナーですかね。

整備の状況に応じてどちらが重要になるのかは違いますが、上記2種類のケミカルは大抵みなさんも持っていると思います。

で、今回はそんな整備ケミカル代表格であるパーツクリーナーに関するお話。

ヴィプロスパーツクリーナー

ビプロス 遅乾性チェーン&パーツクリーナー840ml

当店取り扱いのパークリの中でも最も高性能で洗浄力の高いのがこのヴィプロスのチェーン&パーツクリーナー。
パークリって価格差が激しいのですがやはりお高いのはかなり効きまして、近年は安価なパークリを使って落ちない汚れと格闘するくらいなら、ちゃんと洗浄出来る高価なパークリに──という回帰が起こっております。
実際840mlと一般的にいうジャンボ缶ですが、中身がぎっしり詰まっているので新品を手に持った瞬間から違いが分かるくらいにはオススメのパークリです。
(同じ見た目のサイズでも重さが倍くらい違います、まじで)

で。
パーツクリーナーっていわゆる「石油系」なんですね。
チョー簡単に説明すると「油分を揮発性の油で流している」感じです。
(正確には違いますが)

まぁ「油は油で落とすのが正道」と言われてますので何も間違ってないし実際よく落ちてくれて便利なのですが…
このパークリで落とせないものがいくつか存在します。

そのひとつが整備だと結構重要になってくる燃料系の汚れ。
ん?燃料系っていわゆる石油系なんじゃないの?と思うかもしれませんが、ガソリン等の燃料の固着汚れは石油系では溶かす事が出来ないんですね。
よくキャブのOHや洗浄時にパークリが効かないあの現象です。
それに絡んでやはり燃料系の汚れがあると落ちにくい(落ちない)わけです。
他にはブレーキダストが固着したやつとか、カルキを主成分とするボディの水垢汚れなんかもパークリではうまく落とせません。

ここで裏技的なお話をするとキャブクリではなくエンジンコンディショナーみたいなケミカルがこの手には効きます。
パークリでは溶かせない成分を溶かすことが出来るわけです。
でもこの裏技にもデメリットがあってこの手のケミカルは攻撃性が強いのです。
塗装面はもちろんゴムシールとかにも悪影響を与える可能性があるので使用時には注意が必要です。

そこで近年登場したこのケミカルがプロメカさんの間でも注目されております。

ヴィプロスソルブ

ヴィプロス ソルブ(THE SOLVE)強力水性洗浄剤

それがこのアルカリ性の強力洗浄剤である「ソルブ」
使い方はシュッシュっと吹きかけてパークリみたいに使ってもらえばOK
成分とか細かな話はありますがパークリの万能型上位互換くらいな認識でも大丈夫です。

ヴィプロスソルブ

一応ちゃんとしたメーカーの解説もここに載せておきます。
この表をみるとさっきまで私がアレコレ書いていた意味がなんとなくわかるんじゃないでしょうか。

ヴィプロスソルブ

例えば内燃機のスラッジ除去とか。(矢印が逆なのは御愛嬌)

ヴィプロスソルブ

先述したひどい水垢の除去とかにも使えます。

そしてこのソルブの取り扱いをかなり楽にしてくれているのが「水性」という点です。
洗浄やお掃除が終わったら水でササっと流すだけ。(パークリ洗浄でもOK)
基本的にはアルカリ性なので金属への攻撃性は少しあるのですが、作業後に水でバシャバシャっと洗えばいいので表内でも攻撃性☆4となっております。
(逆にいうと長期の漬け置き等はやばいのでNG)

パークリの上位互換といっても全てパークリに置き換える必要はなくコストとかも考えつつ、石油系とアルカリのこの2つのケミカルを使い分けてもらえばいいと思います。

ヴィプロスソルブ

このソルブ。
すごく高性能なのですがなかなか説明が難しいので店舗では売れているのですが、遠方の方にはいまいち分かってもらえないんですよね。
そんなにお高いものでもないので何かのついでにぜひお試しくださいませ。

アルミの錆にスパールジェル

エイビットではいろんなケミカルを扱っておりますが、近年だと問い合わせナンバーワンなのがスパールジェル。
主にバイクショップ等のプロメカさんから高い支持を得ているスパールジェルですが、リピート率も高く実力もともなったケミカルとなっております。

 

ちなみにスパールジェルとはアルミの上に出てくる点錆や白錆の除去ケミカルです。古ぼけたアルミパーツを復活させてくれるのでありがたいですよね。
※メーカーサイトでは「白サビは落ちません」と書かれてしまいましたが……まぁ落ちますよね。

当店で20年以上人気が続いている光陽社のオフセットサイザルも、鏡面加工だけの話ではなくこういった錆除去の問い合わせも多いんですね。

off_saizaru_nw1

もちろんサイザルも良い補助工具なのですが、何せ「鏡面加工補助工具」なので使えば光っちゃうわけです。
光っちゃって良い所や光らせたい人なら、これほど良い工具はないのですがそうじゃない時は困るんですよね。

例えばバイクのフロントフォークのアウター。
もちろんビカビカに磨いちゃう人もいますが、純正の鋳肌だったり粗めのヘアーライン(引き目)のまま綺麗にしたい人だって多いんですね。
ただしアルミの錆ってのは基本的には一皮剥かないと落ちなかったわけでして……ここが悩みどころでした。

で、そんな悩みを解決してくれるケミカルがこれなわけです。

sp_gelXX1

ビプロス スーパージェル

商品名になっているとおり、緩めのジェルでして実際に使うと「トロー」ってくらいな感じ。
拾ってきた白サビがひどいキャリパーに使ってみましたが─

sp_gelXX5

表面がもうボコボコするくらいひどい錆。
ここにヌターっと塗って15分ほど注視。
しばらくするとシュワシュワと白濁してくるので、浸透させる為にブラシで少しだけゴシゴシ。

あらかた落ちたら後は水洗い。そう「水洗い」これも良いです、水で洗うだけで良いので車載状態のパーツにも使えます。
流しちゃえば無害なので。

sp_gelXX8

するとこんな感じ。
ズルしないで1回だけしか施工してません。
それでここまで落ちてくれるなら良いですよね。
ちなみにもうちょいキッチリやりたいのならば、 何度かチャレンジすれば良いとの事。
アルミの錆はピンホールの奥とかに入り込んでいる場合があるので、そういうのは根気良く数回やるしか無いと思います。

しかし、ケミカルだけでここまで落ちてくれるなら良いでしょ。
アルミの錆を諦めていたアタナ。
これで愛車のピカピカ度が上げられますよ。

パーツクリーナーのすすめ

どんな現場の整備でも必須のケミカルといえば潤滑剤とパーツクリーナーでしょうか。
このふたつのケミカルはいわゆる「ピンからキリ」まであって、みなさんも使用状況に応じていろいろ揃えていると思います。
特にパーツクリーナーはガンガン使ってなくなったら「はい次」みたいな使い方になる場合が多く、選択肢としては安価なものを大量に──ってな考え方になっている人が多いとは思います。
しかし近年の安価なパーツクリーナーは洗浄性能が低すぎて使いにくく、当店のユーザーからは「ちょっといいパークリが欲しい」と要望が多いのです。

そこで今回はそんなパークリのちょっと「良いやつ」を紹介してみたいと思います。

強力型パーツクリーナー

クリンビュー スーパーパーツクリーナー840ml

こちらは店舗で根強い人気を誇るイチネンケミカル取り扱いのクリンビューTPのパーツクリーナー。
シクロヘキサン採用の強力型のパーツクリーナーですが、上位モデルの中ではそこそこ安価なパークリでして「使い捨ての安いパークリ」と「価格の高い上位モデルパークリ」のちょうど中間にあたるモデルとなっております。
シクロヘキサンと聞いてもピンとこないと思いますが、昔の強い洗浄力を持ったパーツクリーナーの復刻とも言える商品でして。
この白缶シリーズはプロアマ問わずにリピーターの多い人気商品です。

ビプロスパーツクリーナー

ビプロス 遅乾性チェーン&パーツクリーナー840ml

そしてこちらが当店取り扱いでは最高峰のパーツクリーナーとなるビプロスのCPCです。
洗浄能力が非常に高く、また内容量もしっかり入っているので、よくある安売りのパーツクリーナーの3~4本分くらいはこれ1本で使う事が出来ます。
(あまりブシャーって吹かなくても汚れが落ちるので)
また折り畳みのノズルは近年では珍しい「金属ノズル」を採用していて、現場での使い勝手も二重丸。
ネックは価格の高さですが試しに使っていただければこれの良さや、意外なコスパの良さが分かって頂けるかと思います。

東洋化学パーツクリーナー

東洋化学 パーツクリーナー原液 B&Pクリーナー

そして上記で紹介したビプロスのCPCの原液モデルとなるのがこのB&Pクリーナーです。
(東洋化学はビプロスの製造元です)
先程紹介した最高峰の洗浄能力があるパークリの原液ですので、取り外した部品の洗浄等にもかなり便利に使う事が出来ます。
この原液モデルは乾きにくい遅乾タイプとなっておりますので、時間を掛けての洗浄にも適していますね。
いきなりこの原液を購入するのはちょっとハードルが高いかな?と思う人は上のビプロスのCPCからお試しください。

実際私も安くてガンガン使えるやつと上記のちょっと良いやつの作業内容で使い分けております。
全部これに替えましょうって話ではなく「ちゃんと汚れ落とし出来る実力のあるパークリを持ってると便利ですよ」ってお話でした。