ガレージ内のお片付けラック

自分のガレージや納屋、誰もが憧れたりしますが。
いざ手に入れてみるとなかなかどうして大変なのが整理整頓。

あれも欲しい、これもあった方がいいかも。
──と、物が増えていくにしたがって収納が難しくなっていきます。

もっともシンプルで頼りになるのはごく普通のスチールラックだったりしますが、それだって壁面は限られてますからね。
そう何本も置くことは出来ません。

そんな中SIGNETからひっそりと個人的にも気に入ったコンパクトな収納ラックを紹介します。

SIGNET収納ラック

SIGNET 3段スチールラック(キャスター付)

多機能なツールカートとはまったく逆を行った、超シンプルな3段ラックです。
これが手狭になってきたようなガレージにはまさにドンピシャなラックでして「軽量&コンパクト」そして移動用のキャスターまで付いているので置き場所に困ることがありません。

SIGNET収納ラック

3段ある棚は底面がメッシュになっているのでホコリや汚れもそれほど気にしなくてもいいですし。
棚の高さは3段ともに独立して上下に移動する事も出来ます。
画像をよく見るとわかると思いますがエレクター式の固定方法ですので、組み立てた後も自由に高さを変える事が出来ます。

SIGNET収納ラック

発売以来店舗ではかなりの人気商品となっております。
もちろん工具用のカートとしても使えますのでユーザーのアイデア次第ではいろいろ活用出来ると思いますよ。

PBのスイスグリップ精密ドライバー

3年ちょっと前にフルモデルチェンジを行ったPBの精密ドライバーシリーズ。
(徐々に入れ替わったので実際に新型が流通したのは2年前ほど)
主な変更点は旧グリップから新型のスイスグリップになった事なのですが、それと同時にスタンダードモデルと共用していたシャフトも精密の専用シャフトになったりしてなにげに全体をアップグレードされております。

PB精密ドライバー

>>精密ドライバー各種のページはこちら

種別の見分けはエンドキャップ部のカラーとなっていてPBの全シリーズに共通する色分けがなされております。(プラスは黄色とかマイナスは黒みたいに)

PB スイスグリップ精密TORXドライバー

そんな新型になった精密シリーズの中でもかなり問い合わせの多いのがこのTORX(トルクス)ですかね。
昨今の電子機器で多く使われておりますし、車両整備でも電装パーツの分解には必須となってきております。
極小サイズも網羅したラインナップになっておりますのでその辺も人気の秘訣かもしれません。

PB精密ドライバー

PB スイスグリップ精密ドライバー[マイナス]

そしてモデルチェンジ後にじわじわと人気を伸ばしているのがこの「マイナス」
従来のPBの番手表記である「#1」とかそういうのではなく、完全に精密ドライバー向けに新設計された刃幅表記になっております。
これによってラインナップは以前の旧モデルに対して倍くらい増えておりますので、今までだとイマイチ合わなかったサイズの小さなマイナスにもバッチリ合うようになりました。

PB刃先
上がスタンダード、下が精密

また先端の加工もパラレル加工のスタンダードシリーズとは違い、薄いテーパー加工となっているのも注目ポイントです。
あと精密シリーズはすべて同軸刃先となっております。
(これも精密ドライバー専用設計です)

たかが精密ドライバーですが近年の新登場したモデルの中では地味ながらかなり力の入ったラインナップになっていると思います。
ぜひ一度お試しくださいませ。

KNIPEXの極小プライヤー

KNIPEXといえばプライヤーの専門メーカーとして人気ですが、その中でも代名詞的な存在の工具がいくつかあります。
今回はそんな人気プライヤーの中からウォーターポンププライヤーとプライヤーレンチの最小モデルに関して説明してみたいと思います。

KNIPEXウォーターポンププライヤー

KNIPEX 超ミニ コブラ(ウォーターポンププライヤー)

こちらがウォーターポンププライヤー「コブラ」の最小モデルであるXS(全長100mm)
見た目のままのウォーターポンププライヤーの超小型版ですが開口幅がこのサイズにしてはかなり開くので様々な整備で活躍します。

KNIPEXウォーターポンププライヤー

こんなふうにボルトナットを挟むことも出来ますので「なんとか手は入るんだけど工具が入らない」なんて箇所での整備にも活躍しますね。

KNIPEXプライヤーレンチ

KNIPEX 超ミニ プライヤーレンチXS

そしてこちらが形こそ似ているので誤解されやすいのですが「モンキーレンチ」として使えるプライヤーレンチの最小モデルです。(全長100mm)

挟み面にはヤスリ目がなくボルトナットを回すための工具だということが分かると思います。

KNIPEXプライヤーレンチ

またプライヤーレンチの小さなサイズでは「薄口」が採用されてますので上記で紹介したコブラのミニサイズとの購入比較ではここも注目点ですね。
※プライヤーレンチ先端厚み:2.8mm コブラ先端厚み:3.5mm

KNIPEXプライヤーレンチ

先述したコブラのミニサイズと同じで全長は100mm。
手のひらすっぽりサイズの超ミニミニモンキーですが、対応するボルトサイズは21mmまでと能力は高いです。
またボルトナットで締まっているような箇所での裏抑え用としても人気でして、普通だと裏にレンチを入れて供回りを防止しますがこのミニプライヤーレンチを使えば「掴んで留めておくこと」が可能ですのでブラインド部分での作業がかなり捗ると思います。

ぶっちゃけ使用目的こそ違えど似たこの2つ。
どっちを買うか悩んでいる人は結構多くて質問されることも多いです。
そんな時はご自身の使い方を想像して頂いて軸足が「プライヤー」にあるのか「モンキー的な使い方」にあるのかを考えてみてください。
それと従来はなかったような超小型プライヤーですので、実際に使ってみたらこんな使い方も出来て便利だった──とかも結構ありますのでとりあえずざっくりした考えで購入してみてから考えるってのもアリかと。(ハズレってことはないと思います)

発売当初はいわゆるキワモノ扱いな両ミニレンチでしたが、購入後の評価がかなり高く両プライヤーともに購入されている方が多いのも特徴ですね。

Ko-kenのインパクトソケット

日本の工具メーカーで世界的にも名が通っているってなとろこは意外と少なくて(特定地域のみってのはある)
結構昔から海外でも人気なのがソケット専門メーカーのKo-ken(コーケン)

まだうちの店が幕張にあったころなんかは世界GPとかF1が日本開催されると成田空港から世界のメカニックさんがコーケンを買いに寄ってくれるのには結構びっくりしてました。
(事前に注文のFAXもらったりもしてた)

そして海外のコーケン人気。(特にヨーロッパ)
もともとはインパクト系のソケットで人気に火が付いたみたいなことを聞いた事があります(ソース及び信ぴょう性は無し)
そんなわけで今回はエイビットでよく売れている1/2差し込みのインパクトソケと各種を紹介してみます。

Ko-ken1/2インパクトソケット

Ko-ken 1/2インパクトソケット

こちらがいわゆるスタンダードなインパクトソケット。
サイズ設定も豊富なので一般的なインパクトソケットを揃えたいって人はこれを選んでおけばOK。
※材料費やSDGs的な観点もあって現在Cリングの付属がなくなりつつあります。

Ko-ken1/2インパクトソケット

Ko-ken 1/2インパクトディープソケット

そしてこちらはスタンダード版のディープソケット(ロング)
実はメッキのハンドツール用よりもディープソケットのニーズは高くて、これもサイズ豊富でズラリと揃えるのにも適したおすすめソケットです。

Ko-ken1/2インパクトソケット

Ko-ken 1/2ホイールナット専用インパクトソケット(ロング薄肉)

そしてインパクト用ソケットとして忘れてはいけないのが「ホイールナット用」です。
薄肉仕様で先端にはホイール保護のためのカバーも付属。
エアーインパクトレンチに取り付けた状態で適切な長さになる全長110mmになっているので現場での使い勝手はかなり良いです。
ただしインパクト用としては規格外に薄く作られているのでスタンダード版と比べると割れやすいです。まぁ消耗品として考えておくのが良いと思います。

Ko-ken1/2インパクトソケット

Ko-ken 1/2インパクトソケットセット(薄肉)10個組

車両整備の現場では大人気の薄肉シリーズです。
インパクト用ショートソケットの薄肉バージョンでして入り組んだ整備が多い現場では重宝されてますね。
こちらも上記のホイール用と同じで薄い分、破損率は上がりますので適材適所でお選びください。

Ko-ken1/2インパクトソケット超ショート

Ko-ken 1/2インパクト用超ショートソケット セット・単品

こちらは薄肉&超ショートモデル。
もともと農機具整備向けに作られたソケットですのでサイズは限定的となります。
農機具の爪交換とかで不便している人はぜひお試しください。
もちろん他の整備でも活躍出来ると思います。

Ko-ken1/2インパクトソケットユニバーサル

Ko-ken 1/2インパクト用ユニバーサルソケット

こちらはユニバーサル一体型のソケット。
狭い所での整備が多い人はもちろん、とりあえずガンガン分解するよってな解体所とかで絶大な人気を誇るソケットです。
ユニバーサルと一体型なので少々高価なソケットではありますが、必要サイズだけでも揃えておいくとかなり便利だと思いますよ。

ってなわけで当店と通常取り扱いのあるKo-kenの各種インパクトソケットを紹介してみました。
種類・サイズも全て掲載しているわけではありませんので、他のサイズ等必要な場合には別途お問い合わせください。

真夏の注目工具箱

取り扱い以来、大人気工具箱となっておりますDeWALTのシステムツールボックスシリーズ「T-STAK」

DeWALT TSTAK

>>DeWALT T-STAKシリーズ特設ページはこちら

様々なタイプの樹脂製工具箱を縦に連結して使えるのは、想像している以上のメリットがあるようで、1個2個と様子見購入した方から後日追加購入していただくケースが多いのが特徴です。

特に人気なのがこちらの

DeWALT TSTAK

引き出しモデル。
1段と2段の2モデルがあり引き出し部にはベアリングレールを採用していて、樹脂製とは思えない使い勝手で大好評です。

使い方としても普段はガレージのラックに差し込んでおいて部品箱として活用。
出先での用事がある時は必要に応じて持っていく工具箱を選定(中身の種類も)出来るのでうまく活用すると今までの工具箱の概念が変わるとも言われました。

そんな便利で人気のシリーズの現在の注目株がこちら。

デウォルトのクーラーボックス

DeWALT [T-STAK] クーラーボックス(キャスター付)

それがこの高性能クーラーボックス。

デウォルトの他のシリーズでは数年前から販売されているクーラーボックスでして、工事現場とかの屋外使用を前提として作られているので頑丈で保冷性能も最大3日間というなかなかのハイスペックです。

デウォルトのクーラーボックス

仕様としてはキャスター付のベースモデルとなりますので他の工具箱との相性も抜群。

デウォルトのクーラーボックス

こんな感じで人気の引き出し式と組み合わせてもいいですし、クーラーボックスとして単体での使用もOK

時期的にどんどん品薄になっていく事が予想されます。
欲しいって人はお早めにどうぞー。