使い捨てグローブのおすすめ

作業用に手袋をはめる事が是か非かな論争ってのはありますが、オイルや塗料でベタベタになりそうな時に「使い捨て出来るグローブ」ってのはかなり便利です。

よくある青い薄手にビニール手袋でもいいのですが、車両整備の現場では破けやすくちょっと心許無いなぁ……なんて人も多いはず。
そこでエイビットの店舗で人気なのがちょっと厚手のニトリルグローブのこれ。

エンジニアグローブ

ミタニ エンジニアグローブ(ニトリルグローブ)50枚入

このちょっと厚手のエンジニアグローブが大人気です。
ちょっとやそっとでは破けにくい手袋でして、重作業を伴うような場面でも安心して使うことが出来ます。

またよく見るとこんな感じで鱗状にクロス加工がされていて下手すると素手よりも作業感覚が良かったりします。

またコロナの影響でか様々な現場からの引き合いも多く、現在ちょいと品薄になりつつありますが国内のミタニからの供給ですので多分大丈夫だと思います(希望的なあれ)

こういった使い捨てグローブってすでにいろいろ使った事がある人も多いと思いますが、このエンジニアグローブはワンランク上な感じですのでぜひお試しくださいませ。

精密ギボシ端子の圧着

くっそ暑かった夏でしたが「暑さ寒さも彼岸まで」とのことわざ通りに、ここ数日で一気に秋めいてきましたね。
私も今年はリビングにあるものを一新するのでソファー買ったりテレビを買い直したりしてたら暖房関係が何も無くなっている事に気がついて慌ててヒーター等の検討に入りました。

そしてこんな気候になってくると整備に関する問い合わせが増加傾向になります。
愛車の整備にはうってつけの季節だと思いますので、めっちゃ寒くなってしまう前にいろいろ準備しておきたいですね。

さて本日は最近特に問い合わせが多くなってきた「精密ギボシ端子」の圧着の話。
近年はカプラーの小型化が進んだり、車両のFI化に伴うセンサー系配線が増えたりと電装のコンパクト化が計られております。

カプラーの中とか配線同士の接合で使われているB端子、通称ギボシ端子もちっこくなっているんですね。
車だとやはりECUやセンサー関連、バイクでは何気なく出てくるウインカー配線とかでも使われてます。

で、このギボシがホントに小さいんです。
従来のギボシ圧着用のプライヤーではうまくつぶせません。
昔からド定番のプロ向け圧着工具であるこれ↓

izumi_B125_nw4

イズミ 圧着ペンチB125

普通に出てくる通常サイズのギボシならこれで問題なく使えます。
ギボシ圧着では店舗も含め一番人気のイズミですが、やはりこれでは精密端子がうまくつぶせないんですね。

そこで今プロメカさんの間で人気になっているのがこれ。

hozan_p706nw3

HOZAN 精密圧着対応プライヤー

これもB端子専用なんですがとにかくかなり小さい物まで対応出来ます。
その分機能も制限されててワイヤーカットとかストリップとかは出来ません。
まぁ専用品なので仕方ないんですけどね。

ちなみにこれを使うと……。

hozan_p706nw4

写真上が精密端子。(下は通常サイズ)
こんな感じでばっちり圧着可能です。
前にも書きましたが電装仕事ってその人の整備スキルが分かっちゃう怖い作業ですので、こういった所を綺麗にしていると「あの人は出来る!」と思われますね。

ちなみにこのHOZANの圧着はよくあるなんちゃっての工具に比べるとかなり作り込まれた逸品工具です。
私はこの工具の試作段階からいろいろ見させてもらいましたが、圧着部分やその厚み等々、そうとうな研究を重ねて製品化されております。
精密まで対応出来るので小さめなギボシ対応工具ということで注目を集めておりますが、通常サイズのギボシ圧着にもお勧めです。

ちょっとマイナーな事ですが、プロはこんな工具使ってやってますよーってなお話でした。

2020JNCC第4戦神立スキーリゾート 新潟大会

JNCC本戦では初開催となる湯沢の神立スキーリゾートまで行ってきました。
今回のコースは以前あった糸魚川と同じでパドックとスタートエリアがかなり離れていると聞いてましたので、お隣のナグモータースと土日を交互に出るって事になりました。

出店メインの私はもちろん土曜日。

神立スキーリゾート

で、まわりからは「神立はかなり近いよ」と聞いてたので金曜深夜に向かわずに土曜日の早朝出発。
朝5時に出たら…現地に7時に着いちゃいました(マジで近かった)

天気も雨予報だったので警戒してあまり商品を持っていかなかったのですが、小雨こそたまに降るレベルで大丈夫でしたね。

神立スキーリゾート

しっかしさすが現役の有名スキー場なだけあって設備がすごくて、会場内で飯や風呂も完璧にまかなえる素晴らしさ。
スタートエリアが離れている以外が完璧でしたね。

そんなわけで土曜日だけきっちり仕事して帰宅。
まさかJNCCで日帰りして自宅で晩ご飯食えるとは思ってもみなかったので結構感動w

そして日曜日のレースではナグモのながちゃんが見事クラス2位の快挙を達成してくれました(さすが)
動画は同じく古くからの友人であるIG君のやつです。
来年あったらぜひレースにも出たいですね。
>>レース動画直リンクはこちら。

乾電池式ライトの重要性

9月も中旬を過ぎすっかり晩夏な雰囲気になってきました。
この時期になると思い出すのが昨年猛威を奮った台風です。

去年の千葉県の房総半島を襲った台風被害はかなりひどいもので、私も過去に木更津に住んでいた事がありましたので他人事にように思えませんでした。
そして特に厳しかったのがライフラインの断絶。
特に「電気」と「水」はなくなると本当に厳しいですよね。
東日本大震災の時はウチもずっと停電してたので、明かりのない中で夜に突入する怖さは十分に承知しているつもりです。

で、そんな時にあると便利なのが「電池式ライト」

今はバッテリーがよくなり充電式のライトが全盛なのですが、停電しちゃうとそもそも充電が出来ません。
なので電池式のほうが重宝するんですね。
昨年の台風でもその辺のライトが非常に問い合わせが増えましたので、当店で取り扱っている電池式LEDランタンでも紹介し直してみたいと思います。

シージランタン

ストリームライト シージLEDランタン

一番のおすすめはこのストリームライト社のシージランタン。
単一電池を使用するモデルでとにかく連続点灯時間がバカみたいに長いのが特徴です。
ローモードで使えば300時間近く明かりとして作動してくれますので、緊急時も助かりますね。
実際連続点灯なんて昼間はしないわけですから、忘れた頃に電池がなくなるってな感じです。
実際夏の行楽シーズン向けに販売すると2年くらいは電池を変えないで使っている人がいるくらい長時間点灯が可能です。

シージミニランタン

ストリームライト シージLEDランタン[ミニ]ピンクリボン

そしてこちらは同じストリームライト社のシージランタンですが「ミニモデル」です。
電池は単3電池仕様でこの通り小さいのでポケットに入れて持ち運ぶ事も可能。
あまり大げさなライトは……って人はこのミニモデルがおすすめです。

SK11ランタン

SK11 乾電池式LED簡易スリムランタン

そして車や玄関等に置きっぱなしにしておきたい非常用ライトとしてお店で売れているのがこのSK11のスリムランタン。
価格も安価で数個買っていく人が多いライトですね。

どのモデルもいわゆる「ランタン」型ですが「明かり」を取るには指向性の高いハンドライトよりも便利に使えます。
整備用途でも暗くなってからの保持にはとても便利です。
こういう機会にぜひひとつ電池式のライト装備をご検討ください。

ペンケースタイプの工具バッグ

先日「布製の工具入れ」の件をブログに書いたところ結構反響がありまして、SNSでいろいろなご報告を頂きました。

そこで今回はその中でもかなり反響の大きかったペンケース型の工具バッグ。

SK11ペンケース型

SK11 スリムツールケース 2サイズ

SK11のスリムツールケースZRを再度紹介。
この工具バッグ、見た目の通りすごくシンプルな形状をしているのですがそのシンプルがゆえにユーザーさんごとにいろんな活用法があるとご報告の多い工具バッグです。

特徴的なのか大きめにガバっとあく開口部。

SK11ペンケース型

これのおかげで容積さえ見合っていれば中に入れるモノを選ばずに使用出来ます。
バッグ自体が小さいのでこれ単体で持ち運びに特化させて使うのも良し、大きめの工具箱の中で整理整頓用に使ってもかなり便利なケースとなっております。
またこの画像でも分かるように中にちょっとした留めバンド(ゴム)が付いているので……

SK11ペンケース型

こんな感じで自分専用のミニマム工具セットを作って収納しておくのにも便利です。
全長違いでMとLサイズがありますが、あくまでも全長が違うだけでマチの部分とかは全て同寸法となっておりますので、中に収納する予定のモノの長さを見て購入サイズを決めると良いと思います。

そして今回SNSで話題になったのがこちら。

SK11ペンケース型

SK11の電動デュアルドライバーを備品込みで綺麗に収納しております。
あまりに綺麗に収まっているのでまるで純正品みたいな感じですね。

このユーザーさんは社内SEというかネットワークやハードウェアまでやる方なのですが、会社では電動ドライバーをかなり便利に使っていると聞いておりました。
そんななんでも屋さんっぽい事をするので先端のビットもTORX等までキチンと揃えて購入してもらっていたのですが、ビットが増えていくとどうしても収納に困るようになり、ある時来店した際にこのスリムツールケースに目をつけて試しに入れてみたところこの画像のような収まりになったとの事です。(使用しているのは短い方のMサイズです)

これはあくまでも1例ですが布製の工具バッグは使い方次第でかなり便利に活用出来ます。
みなさんもバラけて困っているいる工具がありましたらぜひお試しくださいませ。