ゴールデンウィークのあれこれ

さてさて。
2023年が始まったなー!とか思ってたらもう5月に突入っすよ。
3月くらいまでは「まだまだ始まったばかり感」はありましたが、5月ってもうね…年始よりも半分に近いわけでホントに早いっすよね。

で、GW期間中の営業ですが。

GW期間中

GW期間中

こんな感じでの営業となります。
お休みは5月の4日・5日の2日間頂きまして定休日の水曜日は営業します。

あと連休明けの5/8は私の病院がありまして午前中お休みにしますのでご注意くださいませ。

ってなわけで連休中も営業してみなさんのご来店をお待ちしております。
遊びにきてくださいませー。

怪我からの復帰

昨年秋に骨折した肩(肩甲骨)の治りが悪く半年以上経ってもまだバイクに乗れない始末…。
それでも少しづつは良くなってきていて骨折箇所自体はほぼついているとの事でして、本来なら1年は待たないと固定のためのボルトは抜けないのですがなんとか6月頃に抜ける目処がたってきました。

告知 怪我
怪我直後の固定具フル装備状態

怪我した直後は完全に固定出来る部位の骨折ではないということで、とにかく「安静」をきつく言われてました。
折れたのが肩甲骨といっても小さな骨だったせいでボルト固定も1本しか出来ず、少し無理をするとずれて付いてしまう恐れがあったためです。

また体の内部側ということもあり骨がくっつくまでに最低でも5ヶ月近く掛かるよって言われていたのもあって運動はもちろん仕事もかなり制限された中でやってきました。

で。
先日の検診で骨はほぼOKって言われたのですが……
長いことまともに動かさなかった肩関節が動かなくなりました。
俗に言う重度の五十肩状態とのことでして、90度以上腕を上げる事が出来ません。(痛みとかはほぼなくて単純に動かない)
拘縮っていうらしいのですが、私の場合は骨折(肩の怪我)→安静ってなコンボだったので仕方ないみたいです。

そんなことがありまして。
ボルトを抜く手術をする時に動かない肩関節内の手術も一緒にしてしまおうって事になりました。
実際は放っておけば数年で動くようにはなるとのことでしたが、怪我由来での拘縮は可動域にどんなトラブルを内包しているのか分からないので、出来るだけ早めに動かしてしまったほうが良いみたいです。

肩の怪我

現在も可動範囲内では痛みもなく私生活でもあまり問題は出なくなりましたが、やっぱり筋力は相当落ちているんですよね。

それでも手術をすればかなり前進出来ると言われてますので先週くらいからまたトレーニングを再開しました。
とりあえずの目標としては今年いっぱいでなんとか治すって感じっすね。
お店に来てくれているお客さんには棚においてある工具を取ってもらったりといろいろご迷惑をお掛けしております。
なんとか治してしまいますのでもうちょいお待ちくださいませ。

neprosの3/8新型ラチェット揃い踏み

昨年の夏頃に10年ぶりのフルモデルチェンジを行ったネプロスの3/8ラチェット。
とりあえず──って事でスタンダードモデルだけが販売されておりましたが。

その他のロングやショート、そして首振りモデルのフルラインナップがついに登場しました。

ネプロス新型ラチェット

>>新型ラチェットも含む3/8ラチェット一覧はこちら

全て刷新されているので作るのは結構大変だったろうなーとは思いますが、ユーザーとしてはとりあえずこれで全て新型が揃ったのは嬉しいですよね。

しかしKTCは新製品がいきなり品薄になることが多くて、このラチェットも例外ではありません。

特にロングは現在メーカー欠品となっておりまして、普通に入手出来るようになるのは多分ですがGW後か遅いと6月頃になるかもしれません。
とりあえず入荷の目処が立ちましたら順次当店のWebサイトでお知らせしていきますのでのんびりとお待ちください。

ネプロス新型ラチェット

とりあえずこのスタンダードと。

ネプロス新型ラチェット

この超ショートは現在も問題なく在庫ありますのでご検討くださいませ。

車両整備向けなタップダイスセット

どんな整備でも基本的にはネジ、特にボルトやナットと相対する事になるわけですが、そのネジ自体が傷んでしまうと余計な仕事が増える結果になります。
そこで整備上級者さんほど少しでもネジの異変を感じると、ササっと修正掛けてから再組み込みしたりするのですが、これが整備の初心者さんだとなかなか出来ないんですよね。

整備慣れしている人ほど「ひと手間」を掛けて結果として仕事を早く確実に終わらせているのも、こういうちょっとした気遣いからくるのものが大きいと思います。

タップダイスセット

そこで今回はネジ山修正には必須のタップダイスのお話。
タップとかダイスはセットで揃えてしまうのが良いのですが、国産のプロ向けとかだとかなりの高額なセットになってしまうので、近年は輸入の簡易セットが人気です。
ネジ山の修正ですからね、初切りするわけじゃなければそれほど高価なものを用意する必要はありませんのでそれでOKなんですけど……。
輸入物のタップダイスセットでは車両整備の現場用としては物足りないサイズがあったりします。
それが「M12×1.25」サイズ。
輸入や格安のタップダイスセットの場合、このサイズが省かれている事がとても多く、セットを買って安心している人の落とし穴になったりします。

そこでエイビット的おすすめなのがこれ。

タップダイスセット

アルプス タップ&ダイス車両整備向けセット

車両整備によく出てくるサイズを網羅したセットになっていて「M12×1.25」もちゃんと入っております。
価格もかなりお買い得になってますので、そもそもどんなセットを買ったらいいのか分からないって人にもおすすめのセットです。
また輸入でよくある六角形状のダイスとかと違い、丸ダイス形状ですのでダイス向けに作られた便利工具もこれなら使用OKです。

タップダイスセット

アルプス タップ&ダイス[インチ]セット

ちなみにこの整備向けのタップダイスセットにはインチサイズの設定もあります。
こちらも意外と購入のハードルが高い工具ですので、こうやって買いやすくなっているおかげか人気が高いですね。

ざっと見ているとどれを買っても同じように見えるタップダイスセットですが、こんな感じで現場での使用を前提に考えてみると使えるセットなのかが分かって頂けると思います。

 

エンジン式高圧洗浄機のポンプユニット交換

電源のない場所でも使えることで人気のエンジン式高圧洗浄機、蔵王産業の『ヴィットリオZE』

開発段階から当店が関わり、特にこだわった箇所がポンプユニットのアッセンブリー交換式でした。
今回は当店で行ったポンプユニット交換時の画像をアップし、大体の交換手順と注意点を書いておきますので参考にしてみてください。

※当店はいわゆる普通の販売店です。
本機購入後の問い合わせに関しては当店の購入者様に限らせて頂きます。
また部品の手配や修理預かり等も当店購入ユーザーを最優先とさせていただきますのでご了承ください。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機ポンプ交換

蔵王産業 エンジン式高圧洗浄機 ヴィットリオZE

こういったエンジン式の高圧洗浄機でもっとも泣き所とされているのが内燃機部分ではなく、自吸を可能にするポンプユニットです。
そのポンプ部分を純粋な交換式にすることによって「修理時間の短縮」や「輸送のコスト削減」をし、メーカーとしてはもちろん、ユーザー様にも利益のある機構になっていると思います。

●ポンプユニットは下記ページから購入頂けます
蔵王産業エンジン式高圧洗浄機部品表

実際に交換を行ってみます。

ポンプユニットAssyはネジ4本で留まっております。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機ポンプ交換

この赤い矢印部分ですね。
そのさらに外周に同じネジが4本ありますが、こちらはエンジンのカバーになるので外さないでください。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機ポンプ交換

ネジ4本(キャップボルトHEX6mm)
ネジロック剤が塗られておりますのでちゃんとした工具で取り外してください。
※下記に推奨工具を記しておきます。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機ポンプ交換

実際に外したポンプユニット。
中心の軸部分に「切り欠き」のようなキー溝があります。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機ポンプ交換

先のキー溝はシャフト部分にあるキーに合わせて差し込み直して頂ければOK。
取り付け時にネジロック剤を少量つけてバラした逆で組んでいけば交換は終了です。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機ポンプ交換

取り外すHEXボルトが若干狭い部分に付いているので注意点とするとそこだけですね。
整備に慣れている人なら10分少々、慣れてない人でも30分あれば交換出来る作業内容です。

交換にあると便利な工具。

まずは先程も書きました狭い部分に付いているHEXを外す工具。

ワイズピアスボールHEXレンチ

ワイズ ピアスボールHEXレンチ

そもそも狭い箇所なので首下の短いショートヘッドモデルのHEXを使うのが推奨となります。
またネジロック剤が付いておりますので結構なトルクで緩めないといけません、その時に高強度なこのピアスレンチがかなり便利に使うことが出来ます。

そしてネジロック剤。

3Mネジロック剤

3M ネジロック剤 中強度 10ml

単気筒エンジンを採用した機械でそこそこ振動もありますので緩み止めとしてネジロック剤はぜひ使って頂きたいと思います。
中強度のネジロックなら何でも大丈夫ですので使用を推奨します。