ウエスの紹介

いろんな作業と切っても切れない備品系の商品といえば『ウエス』
別にボロ布とかでもいいっちゃいいんですが、毎度毎度揃えておこうと思うと実は面倒なんですよね。

特に最近は使い終わったら気軽にポイッと出来る紙製のウエスが大人気。

プロショップタオル

SCOTT SHOPタオル ブルーBOX(200枚入)

特に店舗ではこのBOXタイプが人気でしてガレージやトランポの据え置き用に売れております。
かなり雑に使っても気にならないので良いですよね。

プロショップタオル

SCOTT プロSHOPタオル ヘビーデューティー(60カット)

そしてこちらは上記のBOXタイプよりも強い「ヘビーデューティー」版。

左がスタンダード、右がヘビーデューティー

紙製ウエスの弱点といえば濡れてしまってからの破れやすさなんですけど、このヘビー版は破けにくいのが特徴でしてスタンダードのショップタオルよりも人気でリピーターも多いですね。

マイクロファイバーウエス

SIGNET マイクロファイバーウエス詰め合わせセット

こちらは布製のウエスとなりますが布といってもマイクロファイバーウエスですので洗車とかにも便利に使えます。

お店でもこれ目的で買いにくる人は少ないのですが「あ、そうだ!ついでに」ぐらいな気楽な感じで買ってくれると嬉しいです。

2022年の新製品発表会にいってきました

年に一度開催される当店とお付き合いのあるメーカーさんの来年発売予定の新製品発表会にいってきました。

毎年年末頃に開催されるのでこれに行くと「今年ももうちょっとかぁ」と思ってしまう恒例の展示会です。

2022新製品展示会

長く続いたコロナ騒動も緊急事態宣言が解除され徐々にですが市場も以前の状態に戻りつつあります。
コロナ禍の最中は売れ方というか…うまく言えませんが商売のやり方を少し変えないといけない感じでしたので、なんとか生き残るためにいろいろ工夫してやってきました。
しかしまた平常に戻る雰囲気になってきたという事はいろいろ元に戻さないといけない、それかもっと違った事をやっていかなくてはいけない可能性がありますので、こういった商品をずらりと並べてやってくれる展示会ってのは頭のスイッチの切り替えという意味でもありがたいんですよね。

2022新製品展示会

ですのでたかが展示会という感じではなくかなーり真剣モードで臨んでおりますので、全てを見終わるのに3時間超かかりまして…終わった後は結構ぐったりくるほどでした。

ちなみにこの展示会。
よくある「展示即売会」ではなく来年の2022年に投入される予定の新製品のお披露目会といった趣旨が強く、この場で良いものを見つけても「あ、それ買って帰ります」ってわけにはいきません。
なのでほとんどが自分の頭の中だけでいろいろ組み立てて来年のスケジュールとかまで考えるのでマジで糖分欲しくなる感じなのです。

2022新製品展示会

今回の展示会では目玉商品ってのはあまりなく小粒な感じでした。
それでも各社が地味でも良いもの作ろうという気概が感じられて適当に流し見するって雰囲気ではありません。

2022新製品展示会

ちなみに新製品だけではなく販売後にかなり話題になった商品もズラリと並んでいて、売り忘れていた工具を再発見したりも出来るので助かりますね。

2022新製品展示会

あと今回感じたのはメーカーさんが業者向け商材を一般向けに多く出品していた事です。
コロナの影響なのか巣篭もり需要に対して「本物はどうですか?」といった動きがかなり感じられました。

2022新製品展示会

あと木工。
もともとDIYとは親和性の高い作業ですがやはりコロナの影響でブーストが掛かったみたいでそれ用の工具も多数見てきました。

2022新製品展示会

そしてやっぱりこれだよね、って感じでアウトドア関係の工具も増えてましたね。
それも結構ディープなやつがあって私も初見のものも多数。

どんな分野の工具でも「自分には関係ない」といってスルーするのではなく、とにかく知見を増やしてインプットを多く得られた展示会でした。
これらの商材が実際に店頭に並ぶのはまだ来年の話になりますが、どんどん新製品が出てくる予定ですのでお楽しみに。

PP樹脂素材の樹脂製工具箱

工具を揃え始めだったり、ある程度揃ってきたり、そんな人が悩み始めるのが工具箱。
ガレージにデカめのキャビネットをドンっと置けるならまだいいけど、場所や予算の都合でそうもいかない人も多いと思います。

まして工具を持ち出して使う事が多いとなおさら悩むんですね。
これは日本人の気質もあるんでしょうけど、コンパクトめな入れ物にキッチリと納める事に執着する人が結構います。
でも工具箱ですからね、工具が増えたり外した部品をちょっと入れたり、またまたパンク修理キットとか電装用の工具と端子とか不確定な工具とかその他も入れはじめてしまうと途端にカオスになったりします。

で、そういう人に個人的にオススメしてるのが。
メインではない補助の工具箱の存在。
あくまでも補助の工具箱なので大げさなモノはいらないし、そんなに機能性もいらない。
もっと言えば出来れば安いと助かるなぁ・・・なんて人にオススメなのが樹脂製の工具箱。

で、そんな樹脂製工具箱でエイビットのオススメがリングスターなんですけど、今回ちょっと新製品でたのであらためてラインアップのおさらい。

国内では造りの良さもあってシェアナンバーワンなリングスターの強化樹脂製工具箱。
その中でも自動車のバンパー素材を使って耐久性と使い勝手を向上させたスーパーBOXシリーズに新サイズが追加されたんですね。
補助用工具箱として使うのならばある程度目的もハッキリしていると思うので、サイズが豊富に選べるのは嬉しいですね。

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合計4サイズあって迷うかも知れませんが、簡単にいうとサイズが違うだけなので目的に合ったモノを選べばいいと思います。

写真左の列がミドルサイズの2つ。

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リングスター 樹脂製工具箱スーパーBOX(ミドルサイズ)

こちらは補助用としてはもちろん、メインの工具箱としても使えるサイズになっております。
かなりのリッター数がありますので雑多にいろんなモノを放り込んでいくにも便利ですね。

そしてスモールサイズの2つがこちら。

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リングスター 樹脂製工具箱スーパーBOX(スモールサイズ)

お店ではそれこそパンク修理キットとか電装用の圧着工具とギボシ端子入れとかそんな感じで補助用工具箱としてかなり好評です。
また小さいながらもシンプル形状でこちらもリッター数はある程度ありますから、自宅用の日曜大工関係を放り込んでいる人もいますね。

造りはどれもしっかりした業務用でありますが、価格が結構安いので気楽に導入しやすい工具箱だと思います。
自分のメインの工具箱を見直してみて、使い勝手がイマイチだなぁ……とか思ったらこういう方法もありますよってお話でした。

ジミーペイジに憧れて

私が高校生の頃、MTVで見たレッドツェッペリンのジミーペイジ。
とにかくもう衝撃的にカッコよくてカセットテープにダビングして、そりゃもう擦り切れるまで聴き込んでました。

ジミーペイジ

そのうち聴くだけじゃ物足りなくなりまして、親戚のおじさんにもらったギターで練習するようになったんだけど…コードの練習とか面倒になってきてなぜかボンジョビのコピーしたりしてましたね。

その頃の時代ってみんな一度はギター少年を夢見るような感じだったと思います。(バンドブームとかもあったし)
私の高校でも周りでバンド組むやつが出てきて興味はさらに加速。

そうなるともう自分のちゃんとしたエレキギターが欲しくて欲しくて。
そこでなんとなくジミーペイジのダブルネックのSGを思い出しまして、買うなら絶対にギブソンのSG買う!とか意気込んでバイトを頑張ってみたものの……高校生のガキンチョにギブソンなんて買えるわけもなく、結局フェルナンデスのクリームホワイトのSGを手に入れました。

この時は嬉しかったなぁ、学校以外では寝ても覚めてもギターいじってた気がします。(意味もなく学校に背負っていった事も数回w)

そしてギターのランクを下げたおかげで少し余ったお金を使い、この時初めて自分のお金で工具を購入したんです。
今思うと本当に不思議なんですがなぜか「よし!ついでに自分専用の工具も買おう!」と思い立ったんですよね。

私には兄貴がいまして10歳離れてて当時兄貴はセリカのLBに乗ってて、夜になるとRX-7とか310サニー乗った友達とかが集まって車を弄ってたんですね。
私もそれに混ざってねじ回して遊んだりしてたので、よくわからないけど変な憧れとかがあったんだと思います。

とりあえず向かったのは自転車で行ける近所の小さなホームセンター。
工具売り場にいきいつもよりもお財布に余裕がある私の目にとまったのがラチェットでした。
確かKTCだったと思うけどラチェット単体で4千円とかで、それだけじゃ意味ないからソケットまで買うと1万円近い値段に……
そうなるといくらお金持ってるといっても高校生には決断がなかなかつかなくて、結局ラチェットだけを買って帰ったんですよ。
ソケットもエクステンションも買ってないわけですから、工具としては何ひとつ機能しない単体のラチェット。
それでもカリカリと動く工具を手にしたのが嬉しくて、使いもしないのにずっとさわって遊んでたのをよく覚えてます。

KTCラチェット
さすがに当時購入したラチェットはどっかにいっちゃいました。

そんな多感な高校生時代にバイトに励んで買ったものなんて、他にもいろいろあったはずなんですけど、買ったその日に家に帰ってからも手にしていた感触まで覚えているものというとそのギターとラチェットなんです。
そしてそんなガキの頃に魅了されたうちのひとつが、今の仕事になっているんだから面白いですよね。

だからなのかお店に初めての工具を買いに来てくれる人にはちょっとだけ特別な感じで対応しちゃったりします。
この人の初めての工具なのかなーとか考えちゃうわけですよ。

30年以上前にバイト代で買った1本のラチェットから始まった私と工具との関わり。
今後もそんな工具の行く末を楽しみにしていきたいと思います。

オイル系作業時の便利なマット

車両整備の基本中の基本と言えば油脂類の交換ですよね。
エンジンオイルはもちろんMTオイルとか車両を維持するにあたって様々なオイルの交換を行います。

でも。
これは私だけかも知れませんが結構面倒なんですよね…主に片付けが。
オイル交換につかった工具とかオイルジョッキとか、全体的にオイリーな感じになってしまい拭き取りも含めてオイルの処理に困る事が多いです。

で、そんな時に個人的にも使っているのがこれ。

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SIGNET 油水吸着マット

水も油も全て吸い込んでくれる工業用の油水吸着マットでして、これ使ってしまうとウエスとか使うのがバカらしく思えるくらいオイルの処理が楽になります。

実際に実験してみると…

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こんな感じでパーツトレーにたれたオイルを普通のウエスで拭き取ると。

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まぁ吸い取るというよりは、なんというか寄せていくような感じっていうんですかね。
実際こんな感じになった事がある人も多いと思うので分かると思います。

その点、吸着マットをウエスくらいの大きさに切って使うと…
(ハサミでチョキチョキ切れます)

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グイグイって押し付けながらの一往復の拭き取りでこの通り。
完全に吸い上げていますね、まして横に伸びないのでマット自体もあまり大きく濡れていないのも分かると思います。

このマット、なんだか工業用っぽいし大げさな雰囲気なので個人用にはいらないかな?と思ってしまう人もいますが、実際は個人のガレージとかの方が活躍する場面が多いのではないかと思います。
作業時だけでなくオイルやオイル系工具の保管場所の下敷きにも便利だったります。

また、後から発売になった吸着マットの染み込まないバージョンも人気。

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SIGNET メンテナンスシート

こちらも上記の吸着マットと同じ性能がありのですが、このように大判なんですね。
で、このマットは裏側がコーティングされていて。

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分かりやすくいうと裏側はビニールコートされてる感じです。
ですのでこの上で作業をしてオイルこぼしたりしても、ガレージの床面を一切汚さないで済むって事なんですね。

大きさも800×1000mmあるのでバイクくらいなら丸ごと一台をこのシートの上で作業する事が可能です。
車の場合にはオイル交換時にこれを下に差し込んでから作業すればOK。

ちょっとの事なんですけど、使ってみるとすっごく便利な吸着マット。
ぜひ一度お試しくださいませ。