どんな分野の整備にだって必要不可欠な工具や備品ってありますが、それでも分野ごとに代替えがきいたりするものもあったりします。
しかし「こりゃ持ってないとダメっしょ」って必須なものってもありまして…
今日はそんな中から汚れを拭き取ったりオイルをぬぐったりと超必須のウエスの取り扱いを紹介。
近年はショップタオルを代表とする紙製のペーパーウエスが主流になりつつあります。
最大のメリットは「使い捨て」出来る事。
ある程度まで使ったら躊躇なく新しいウエスをさっと取り出して使えるのは、整備を綺麗に的確に行う上でとても重宝するんですね。
よく「キッチンペーパーでいいのでは?」と聞かれるのですが、水分を含んだときの破けやすさや、細かな毛羽立ち等々でかなりの性能差があると思っております。
また思っている以上にキッチンペーパーがそれほどコスパがいいわけでもありませんので、ここは専用品のウエスを購入してもあまり気にならない価格差なんじゃないかな?と思います。
ちなみにこの有名なショップタオル。
地味に進化しておりまして現在はこのスタンダードの2ランク上であるショップタオルプロが登場。
・SCOTT プロSHOPタオル ヘビーデューティー(60カット)
こちらは従来品のスタンダードに比べるとパーツクリーナーでビショビショに濡れるような場面でも破けない頑強さがウリになっております。
メーカーでも従来品の3倍の強度とうたっておりますので、ショップタオルの愛用者な人は一度くらい試してみてください。
そして店舗で指名買いが多いのがこのSIGNETのペーパーウエス。
何がうりかというと「白色」だという事。
もちろん紙質も上記のショップタオルと違うので好みの差もあるんだと思いますが、この白色ウエスってのは一定の需要がありまして。
例えばオイル交換の際に拭き取ったオイルの色を正確に判断出来たりします。
(着色のウエスは少しわかりにくい)
っとまぁ、当店で販売しているペーパーウエスはこんな感じでしてあとは好みやコスパを考えて使っていただければ良いかと。
あと紙製ではないのですがメリヤス生地の布製ウエスだと。
この縫合せウエスと呼ばれるメリヤス生地(Tシャツの生地と同等)が売れております。
こちらはコスパもよく白色で吸水性もいいのでヘビーな整備現場からは絶賛されてますね。
私も個人的にはいらなくなったTシャツをハサミで切ってウエスにしたりしてますが、それでもそんなに数はないのでペーパーウエスをガレージとトランポに1本づつ置いてあります。
これが正解ってのはありませんが好みに合ったモノってのはあると思いますのでいろいろ試してみてください。