さてさて週末は各地でイベント目白押しでしたね。
もっとも盛り上がったのは間違いなく鈴鹿の8耐! ST600の4耐に出た松田コーイチ君は車両トラブルに見舞われ残念な結果になってしまいました。せめて少しでいいから全開で走らせて上げたかったのですが、まぁこういうのも含めてレースだと思いますので仕方ないですね。
そしてメインの8耐にはヨシムラジャパンにお友達のながちゃんが#34担当でサインボードを担当。春先の大事故から復帰しての大仕事でしたから心配もしてたのですが、まぁど根性男ですから大丈夫だったみたいですね。
で、大丈夫じゃ無かったのがゼッケン12のレジェンドチーム。これは・・・仕方無いとはいえ・・・やっぱ残念でしたね。#12を楽しみにしてた人も多かったと思いますが、まさかの序盤も序盤でしたからね。
で。
そんな大盛り上がりの鈴鹿の8耐はいろんなところでいろんな記事があがるでしょうから、私はウチのチームの無糖ちゃんが出た全日本エンデューロ選手権の事でも書いてみようかと思います。
しかし私は現地に行けなかったし、まだ帰ってきた無糖ちゃんとも会えてないので適当に妄想混みで失礼。
私がいつも出店で行ってるJNCCはジャパンナショナルクロスカントリーと言うMFJでは無い草レースの祭典です。まぁ草レースと言っても全日本レベルの戦いでして、あくまでもMFJに属して無いってだけなのですけどね。
で、今回大阪のプラザ阪下で開催されたのがJEC、全日本エンデューロ選手権。こちらはMFJのレースでして国際A・B級と国内ライセンス保持者、そしてお試し参加(?)の承認クラスで行われるレースです。
無糖君はN(国内ライセンス)クラスに出場。
そして全日本エンデューロ選手権はオンタイムエンデューロと言われるヨーロッパでは主流のラリー形式みたいな感じで競われます。詳しいレース内容は省きますが、写真のようにひとりひとりが紹介されつつタイムアタック形式で順位を競います。
ひとりずつ(正確には4~5人のパーティー)出走するのでスタート時間及びゴール時間が各自異なりまして。
今回サポートで行ってくれたナベヤンがこんな感じでスタート時間をチェックしつつ(もちろん本人も把握出来るように自分で持ってます)レースが進行。
タイムアタック区間では無いエリアもあり、そういった所は少し難所もあったりするんですが、そういうところ(ルートと呼ばれます)ではゴール時間が決まっていて難所とかでハマり過ぎると目標ゴール時間を過ぎてしまいその過ぎた時間はペナルティとしてタイムアタックで頑張って削ったタイムに加算されてしまいます。
今回無糖君は一度だけ遅着してしまい6分のペナルティをくらってしまいました。他の選手はあまりペナもらってなかったのでこれで順位を5番くらい落としちゃったんですね。
なのでどんなに速くてもうまくても、タイムアタックだけ得意でもダメな総合的レースなんですね。
ちなみに最終戦は仙台のSUGOで開催されるSUGO2Daysでして、これは名前の通り2日間で競われる本格的なオンタイムレースです。今回無糖君はこのSUGOの予行練習として参加しましたからいろんな経験出来てヨカッタと思います。
そして今回Nクラスには無かったのですが、一日を失格やリタイヤにならずに走り切ると最後にファイナルクロスと言うモトクロスレースが行われます。もちろんこれもレースの中のひとつでして、このレース結果次第で大逆転が行われる大切なレースです。またこれを走れるのは長いレースを全て走りきった人しか出られないのでみんなこれを走るために頑張っているってな意見もあります。
で、今回はプラザ阪下の関係者が頑張りまして。
普通のファイナルクロスでは無く、世界的にも盛り上がっているエンデューロクロス形式で行われました。
普通だと普通のモトクロスなんですけどね。
写真のように丸太アリ、ヒューム管アリ、極太タイヤアリアリなレースです。
今回の近畿大会ではこれを最大の目玉にしてましたから、観客も含め相当盛り上がったようです。私もUstで生中継を見て盛り上がりました。
ちょっと説明的なブログになってしまいましたが、このレースの延長線上には世界大会であり、バイクのワールドカップと呼ばれるISDE(インターナショナルシックスデイズ)があります。今大会は若い選手も多数参加していたようですし、まだまだ盛り上がると思いますので情報チェックくらいでも良いので是非みなさんも注目してみてくださいませ。
動画はファイナルエンデューロクロス。これは・・・ホントは現場で見たかったですねー。