実は古典的な工具でありながら再注目を浴びて話題になる工具ってのが何年か周期であります。
挙げればキリがないほどいろいろあるのですが、最近で印象に残っている工具といえばアングルスパナ。
昔からある定番の変則スパナでして、表裏をあわせて4つの角度で使えるために4(フォー)アングルスパナとも呼ばれております。
ちなみに日本の文化ではこの形状のスパナってのはなくて、アメリカ工具系列の4アングルスパナ(これは薄くない)とヨーロッパ工具系列のイグニッションスパナ(薄い)がありますが、今回紹介してるSIGNETのはヨーロッパ工具系列の薄くて小さいサイズが主な事から、正確にはイグニッションスパナなんだと思います(まぁどっちでもいいんですけどね)
発売当初からものすごい売れ行きでして、主な理由としては「薄口」のレンチを探していた人の目に止まったってのもあると思いますが……、あとはとにかく安いんですね。
気楽にサイズを揃える事が出来るってのはこういう異型レンチでは嬉しい事ですね。
ダブルナット時とかはもちろん、変な箇所(角度)でのスパナしか入らないような時に現場ではかなり活躍するスパナです。
実際購入した方からはかなり好評ですね。
また後発でかなり小さなサイズまでずらっと入ったフルセットも登場。
ちょっと使わないかなぁ…ってサイズまで入ってますが価格も安いのでこういう機会にいざって時用のサイズまで揃えてしまうのも手だと思います。