4アングルヘッドスパナ

実は古典的な工具でありながら再注目を浴びて話題になる工具ってのが何年か周期であります。

挙げればキリがないほどいろいろあるのですが、最近で印象に残っている工具といえばアングルスパナ。

SIGNETアングルスパナ

SIGNET 薄口アングルスパナ

昔からある定番の変則スパナでして、表裏をあわせて4つの角度で使えるために4(フォー)アングルスパナとも呼ばれております。

ちなみに日本の文化ではこの形状のスパナってのはなくて、アメリカ工具系列の4アングルスパナ(これは薄くない)とヨーロッパ工具系列のイグニッションスパナ(薄い)がありますが、今回紹介してるSIGNETのはヨーロッパ工具系列の薄くて小さいサイズが主な事から、正確にはイグニッションスパナなんだと思います(まぁどっちでもいいんですけどね)

SIGNET薄口スパナ

発売当初からものすごい売れ行きでして、主な理由としては「薄口」のレンチを探していた人の目に止まったってのもあると思いますが……、あとはとにかく安いんですね。
気楽にサイズを揃える事が出来るってのはこういう異型レンチでは嬉しい事ですね。

ダブルナット時とかはもちろん、変な箇所(角度)でのスパナしか入らないような時に現場ではかなり活躍するスパナです。
実際購入した方からはかなり好評ですね。

また後発でかなり小さなサイズまでずらっと入ったフルセットも登場。

SIGNETアングルスパナセット

SIGNET 薄口アングルスパナセット13本組

ちょっと使わないかなぁ…ってサイズまで入ってますが価格も安いのでこういう機会にいざって時用のサイズまで揃えてしまうのも手だと思います。

LINK-OIL夏のスーパーセール

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オススメ電動グラインダー

このブログでは何度か書いてきたサンメカさんの電動工具の重要性。

プロの現場ではエアー環境が整っているおかげであまり電動工具の話にもならないし、業務用に売れるのがエアーツールなゆえに「整備用工具」と言うカテゴリーでは電動工具はあまり重要視されていません。
そのせいかあまり深いところまで語られる事が無く、花形の電動インパクトくらいは話題になっても実は本当に必要な「その他の電動工具」が軽視されがちです。

んじゃエアー環境が完璧では無いサンメカさんはどうすりゃいいのか。

そこで私が普段から推奨しているエアーツールの代わりになりつつ、サンメカがゆえに必要となる電動工具をいくつか紹介してきております。

その中でも当店で最も売れているのがこれ。

bosch_sandaX2

ボッシュ 回転数調整式ディスクサンダー

ディスクグラインダーと言えばホームセンターとかでも3000~5000円だせばテキトーなのが買えます。
しかしいろいろ使ってみたりサンメカっぽい作業をしていくとこのサンダーに付いている「回転数調整機能」の重宝さに気がつくはずです。

bosch_sandaX3

この無段階で回転数を調整出来るサンダーってのは使ってみるとホントに便利でして、アクリルとかの樹脂カットでは回転落として溶けないようにしたり・・・。

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オフセットサイザル

大人気の鏡面加工お助け工具関連ではバフ焼け等を防ぎつつ研磨出来るようになります。
実際プロの磨き屋さんでもこの回転数調整モデルを使っているわけですから、素人の私達が非調整のモデルを使ってやるのはちょっと難しいんですね。
(なんとかはなりますけどね)

電動工具が必要とか書きましたが、そんなに多くの種類を必要とするわけではありません。
ですので、ひとつひとつを吟味して最良の物を選択するのもひとつの手だと思いますよ。

Erzbergrodeo2017

オリンピックとかワールドカップとか世界的に有名なスポーツの祭典っていくつかありますよね。
そして私も無知ってだけでいろんな知らないイベントってあるんだと思いますけど、ダートバイク関連では是非これは知っておいて欲しいと思うレースはこのブログでも紹介するようにしてます。

今回紹介するのはオリンピックってよりは「天下一武闘会」みたいなレース。
ヨーロッパ、オーストリアの鉱山を使ったRed BullのHare Scramble。
Erzbergrodeo(エルツベルグロデオ)が先週末の6/18に開催されました。

エルツベルグ

まず規模、すごいっす。
予選参加台数がざっと2000台超。
予選通過が500台。
決勝レースの完走者が一桁の数名と、超厳しいレースでありまして、このブログを見てる人なら分かるかもしれませんが、いわゆるハードエンデューロにカテゴライズされるダートバイクレースですね。

以前には日本人ライダーの田中太一選手が出場し、シングルフィニッシュした事で国内でもその関係者に多く知られるようになりました。
今年は残念なことに日本人参加者はいませんでしたが、それでも年に一度のネット生中継イベントって事で私もお仲間と一緒に盛り上がりました。

こんなの日本でも出来たら面白いのにね。
まぁレース内容とかリザルトとか気にせず、Red Bullの動画を一度見てみてくださいませ。

https://www.redbull.tv/live/AP-1QVQDZUF91W11/red-bull-hare-scramble

L型のHEXレンチ最新モデル

今ではいろんなメーカーから出るようになったレインボーカラーのL型HEXレンチ。
元祖というか最初に出したのがPBだったのは有名な話ですが、これが実は日本の現場からのニーズにこたえた製品だったのは知っている人はあまり多くないかもしれません。

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PB L型HEXレンチ[ロング・ボール]セット

視認性に優れ現場のとっさの判断でも選択しやすいこのアイデアはコロンブスの卵的発想だったと思いますが、いまでは世界中でこのレインボーカラーのHEXレンチは愛用される結果となりました。
しかし、初期ロットでは剥がれやすかった塗装もいまでは蒸着に変わり、かなり剥げにくくなったとは思いますが…
それでもあまりカラーにこだわらないって人にはカラーバージョンを選択するメリットってあまりなかったんですよね。

そこでPBがさらにその先のL型HEXレンチを出してきたのがコレ。

pb_maruhexa001

PB 丸軸L型HEXレンチセット(ロング・ボール)

丸軸採用でしかもローレット加工付き!
PBという会社は「削りだし」が大好きなメーカーですので、すごくよく出来ていて現在のL型HEXレンチでも店頭で人気ナンバーワンになっております。
写真でも格好いい雰囲気は伝わると思いますが、実物はそれ以上に格好いいです。

丸軸になったおかげで最大トルクも上がっておりますので、人と違うHEXが欲しいって人には超オススメのレンチだと思います。