普段から個人の思想が多く出てしまう時事ネタはあまり書かないようにしてましたが、さすがに日本の将来100年の計とも言える出来事ですので少しばかり今の考えを書いておこうと思います。
そう現在も多くの方が安定化の為に命を張って沈静化に努めてくれている原発のお話。
もちろん考えはいつも流動的ですから明日になれば違う事を言っているかも知れません。
また何か風評を煽りたいわけでも無く、とにかくニュートラルにどうなのそれ?って思う事を書いてみたいと思います。
まず今回の震災、3.11にドドーンっと起こった地震からの現在の政府や東電の対応に関しては書きません。ここを個人で煽り倒してもあまり意味が無いと思うからです。(それなら全てに意味が無くなると言う突っ込みは無しで)
今後どうなるのか、どうするのかを考えてみました。
もちろんそういった考えもWEBソースから拾い集めた情報の中での考察ですので、全てが想像の域を脱していません。へぇそういう考えもあるんだね、くらいのお気持ちで読み進めてください。
まず今後も原発は必要か?と言う問題。
これは個人的にはNO。まずこれにNOと言う最大の理由が電力はなんとかなるんじゃないの?と言う思いがあります。そして原子力発電と言う今回の件でも分かった人間の手で制御出来ない物への不信感です。この辺はテレビのニュースソースくらいの考えですが、やっぱり何度考えてもいらないんじゃないのと、もしくはもっと少なくていいんじゃないの?と思います。
もともと日本って国はヨーロッパの原子力推進国と比べても原発依存度はそれほど高く無かったんですね。全体の3割ほどを原発に頼っている状況だった訳ですから、日本の将来を考えると、とりあえず火力あたりでまかなっておいて、代替エネルギーの登場をまちましょうと言う考えです。
そして燃料の問題もあります。
現在の原発の燃料であるウラン。これがぼちぼち枯渇しつつあります。今回の事故でも注目を浴びているMox燃料を使ったプルサーマルの3号機。
いわゆる地上最強の猛毒と言われているプルトニウムを使わざるを得ない理由もこのあたりにありそうな感じです。ちなみにプルトニウムがどれだけ怖いかと言うと、角砂糖5個分で日本を全滅出来る猛毒っぷりです。こんなのが現在3号機の中でグツグツしているんですね。(もう外に飛び出ているかも知れませんが)
そして昨日の東電の会長も話していましたが、廃炉にしようが停止しようが将来何十年にも渡って、後処理にもお金が掛かり続けます。十何年じゃ無く、何十年です。これが果たしてエコでクリーンなエネルギーなんでしょうか。またコストは安いとか言われてましたが、今回の事故でとんでもなく金食いで利権に絡みまくりなのもわかりましたね。
ってなわけで、個人的にはせめて日本だけでも原発から次のエネルギーにシフトしましょうよ、ってのが私の意見です。
で、次の話題。
次世代の代替エネルギーについて。
近年良く言われているクリーンエネルギー。水力はもちろん風量や太陽光や地熱、潮力やバイオ。
上で書いたように私と同じような意見が世論になって、原発廃止で動くとします。そうすると次世代エネルギーとして上記のような発電が話題にあがると思いますが、実際はそんな簡単な話では無くまだまだの段階です。
どでかい風車を並べての風力発電も、稼働時に発生する高周波のせいで弊害が大きいし、地熱は活用出来そうな地域の許可がおりませんし効率もイマイチとの事。ソーラーだってまだまだだし、なかなか柱になる代替エネルギーが無いのが実情。
だからこそ今後の日本が全力を注ぎ込むはここだと思ってます。10年後には日本が世界に誇る次世代エネルギーの発信地になっている事を願っております。
ただし。
ここで気をつけておかないといけない事が。 これは今回の事故を受け、みんなが心の底に常にもっていなければいけないと思っているのですが・・・。
今回の原発事故。
今思えば的な反省点で一番大きいのがエネルギー管理者への監視の怠慢。これが最大の不幸だったと思います。今回の事故を教訓に次世代エネルギーの管理者への監視を徹底しなくちゃいけないと思います。コストやリスクに関してうるさすぎるくらい口出して、利権も含む全ての事を注視しないと原発が何かに取り変わるだけで問題は解決しないと思います。
次世代エネルギーへの注目は今後より一層大きくなると思います、官民含めた多くの人材がここに投入されていく事でしょう。そうなると資金だって集まりますよね。で、また利権が生まれると思います。同じ過ちは繰り返したく無いですよね。
あといくつか書きたい事があるのですが・・・それはまた後日。
今日は文字ばっかりだったので当時アルバムも買ったタイマーズ。
忌野清志郎はもういない・・・誰かかわりに叫んでくれないかなぁ。