速報!エルツベルグロデオ

本日金曜日からプロローグとして開催されているオーストリアのエルツベルグロデオ。

先日紹介した通り、日本からは田中太一選手と水上タイスケ選手のふたりがKTMサポートで出場しております。

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注目の田中太一選手はとにかく今年の目標はボディウム獲り!現地のメディアでも優秀候補のひとりとして堂々と名を連ねております。

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ピットもほぼワークス体制ですからね。ほんとにすごいんですよ。

 

現地には知り合いのライターが同行取材を行っていて、生の情報をバンバンとアップしてくれてます。

予選の本日はなんと雪降ったらしく現場は大混乱。ただでさえハイスピードの予選では何が起こるか分からない状況なのに、開催至上初の雪とはホントにドラマがありすぎて困っちゃうくらいですね。

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麓から山に向かって登っていくコースで予選が行われるのですが、なんでも山頂付近では50センチほど雪が積もっているらしく、かなり難しい予選となったようです。

予選は二日間開催されるのですが初日の本日にそこそこのタイムが出せないと厳しいとの事。予選総数が1500台ちかくいるので、一日予選をやると路面状況が悪化しすぎてしまい二日目のタイムはかなり厳しいとの事。あくまでも初日大失敗してしまった上位組の救済な感じなんだと思います。

で、問題の本日。日本人のふたりは無事にアタックを終了したと報告がきました(詳細は不明)

それも初日のアタックは登録ゼッケン順なので上の写真でも分かる通りそこそこ若い番号のふたりは、それもあってなんとかなったみたいですね。

この厳しい状況の中、初日の予選を無事にアタック出来たと言うことは、ほぼ間違いなく予選は通ったと思いますのでまた明日の吉報を待ちたいと思います。

全日本MX選手権第4戦SUGO

ここであまり取り上げないだけでもちろん注目しつつ結果が気になるJMXの全日本MX選手権。

個人的にひいきのIA1深谷選手はどうだろう?とかタカセ選手はどうだろう?とかとか、毎戦チェックは欠かさずしております。

今年は成田選手の独走!とまではいかない状況で、ヤマハに移籍の平田選手が勝ったりとかドラマが多いですね。

そして今年はなんといってもIA2のルーキーが超元気。

昨年のチャンピオンで今年HONDAに移籍の山本鯨選手をルーキー達が追い上げて盛り上げてくれてます。

今戦のSUGOでも渡辺祐介選手(現役高校生)がなんとヒート1で優勝!これホントにすごいんですよ。

そして知り合いだとゼッケン#02の能塚君もかなりがんばってますね。ルーキーイヤーの今年に表彰台だもんね。

竹中君もがんばってるし、とにかく今年は何があるかわからないおもしろさがあるIA2。是非みなさんも推しメン見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。

動画はさすがに間に合わなかったので前戦の広島。

行けなかった。

大型連休から始まった5月も最後の週末になってしまいましたね。

そろそろ夏至も近づいてきて夕方6時でもまだまだ明るいですし、各地でイベントも盛り沢山です。

ホントはどれかに行きたかったし実際イベント出店の要請もあったのですが、さすがに毎週末どこかに出かけるのは無理なので店で一生懸命仕事してました。

 

今日は私が知っているだけでも。

神奈川の某所でKTM中野さん主催のトラックトレーニングでしょ。

長野のGAIAではWEXが開催。

同じく長野の斑尾高原ではCGCのEDが開催。

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なんでも斑尾は今年最後かも知れないとの事だったので行きたかったのですが、事前の日程が分かった時点であきらめてました。

 

そして5月最後の週末と言えばロードスターの軽井沢ミーティング。

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こちらも毎度大盛況だったようですね。ぶっちゃけ本命がこれだったのですが、やはり日程が合わずに無理でした。

たまには車関係の話でもいろいろ見て聞いてみたかったので結構残念でしたね。

 

まぁこんな週末もあるよねーって事で、来週はいよいよ大阪城でFMXあるしその翌日はエルツのパブビューだし、その翌週はJNCCの爺が岳だし。

暑い夏はすぐソコ-。

erzberg rodeo 2013

いよいよ開催が迫ってきた宇宙一過酷なモータースポーツであるエルツベルグロデオ。

今やこのレースを代表とするいわゆるハードエンデューロは世界的な流れで盛んになってきております。その最高峰のひとつがこのエルツなんですね。

先日は日本人参加者でなおかつ優勝候補のひとりでもある田中太一君がテレビで取り上げられたりして国内でも盛り上がりを見せつつあります。また国内5箇所ほどでパブリックビューイングも開催されるので、一緒に盛り上がりたい人はそちらに出向いてみるのも良いかも知れません。(国内エルツ情報はこちらをどうぞ)

で、まぁいろいろ言ってもどんなレースなのか分からないって人もいると思いますので、今日はドドドっと動画で紹介。

ひとりの選手がセクション4であきらめるまでの全容がヘルメットカメラで映っております。ダートバイクライダーならその心情まで伝わってくるような映像となってますのでご覧くださいませ。(見終わったら続編も是非どうぞ、パート5あたりが必見です)

 

JNCC第3戦ワイルドボア鈴蘭

行ってきました、岐阜県の鈴蘭高原。

JNCC第3戦、そろそろポイントとか意識し始める重要な1戦です。開幕2連戦はすべて関西以西で開催されるために関東以北のエントリーが増えるのもこの鈴蘭からですね。

年間で追いかけていないライダーは次戦の爺が岳からって人が多かったのですが、昨年までの鈴蘭の高評価があり今戦は500台以上のエントリーを集めました。ちょうど中部地区と言う場所なためか関西や関東・東北のような多地域のエントリーが多かったのもおもしろかったですね。

さて、鈴蘭。

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この会場は年イチのレースの為だけに整備される特設レース会場です。会場からは乗鞍岳とか見えて最高なロケーションでして、コース設定もあまりハードな難所の設定が無く、腕試し的な参戦でも手頃なレースと言う前評判でした(実際昨年まではそんな感じだった)

しかし。

レース会場として3年目の鈴蘭がちょっとだけ本気出し始めましたね。

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・次戦爺が岳の名物「ガレクライム」以上の難易度となったガレ登り。

レースをやって地面掘って・・・・それが一年雪や風雨にさらされて・・・とか繰り返していたら。このように土の下に眠っていた石や岩がごろごろと姿を現しました。もともと石が多くバンピーな路面ではあったのですが、今年は本領発揮といったところですかね。

ってなわけで前日の下見の状態ではAAライダーでも「かなりの高難度コース」と言うくらいやばいコースに変貌。気持ちの良いレースを期待してきたライダーはこの惨状に唖然としてましたね。

そんなコースに悲喜こもごものエントラントでしたが、前日の土曜日から大盛況の賑わいをみせました。

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エイビットもいつものJバザーに混ぜてもらいまして店を構えさせて頂きました。買い物してくれた方や声かけしてくれた方々、ありがとうございました。

心配した天気も超晴れ男の私の神通力で問題無し。

翌日レース開始前にはこんな最高な雰囲気になりました。

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半袖でも問題無いくらいの気候でスタートしたレース当日。今年からはトライ&キッズクラスが朝イチからスタートしますので、開会式とかも無く流れスタート。

レースが始まってしまえばお店は暇になるので楽しくみんなとおしゃべり。

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レース前に挨拶に来てくれたのは来月2日にエルツベルグロデオに参加する水上タイスケ君。「チョーヨユウッスヨー」といつもの調子で安心しました(笑)

 

そしていよいよウチのチーム員も参加する午前のFUNクラスがスタート。さっきも書いたコース難易度はFUNクラスでも同じでして、初級から上級まで参加者の幅が広い分、FUNクラスの方が難儀した人が多かったんじゃないでしょうか。

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我らがハッシーは相変わらず好スタート!スタート直後から4位くらいをキープして一周目は10位以内で戻ってきました。(クラスだけでも100台近くいますからすごい事なんですよ)

路面は最近まとまった雨が降らなかったせいで超ドライ。ダートバイクレースだと超ドライはまた別の難しさがありまして、とにかく砂塵がすごすぎて前が見えなくなってしまうんですね。(最後の動画でそのすごさを確認してみてください)

ハッシーは途中で別のライダーと接触転倒、その時にカラんだ人がちょっと動けない感じで負傷してしまったらしく、走るのを中断してマーシャルが来るまでその場で待機していたらしいです。その周で40位ほど順位を落としてしまい結果は残念になってしまいましたが、人助けしてて順位を気にしないハッシーはさすがだと思いました。

 

そして午後の全日本クラスCOMP-GPがスタート。

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トップ2の鈴木健二と渡辺学のふたりがYZ125で参加すると言うので注目があがった大会となりました。

コースはさっき書いた通りかなりの高難易度でしたが、目立った渋滞も無くすごく良いレース運営だったと思います。

ドラマはラストラップ。

あまりに興奮してて写真も何も無いのですが1位を走る鈴木健二選手に2位の出口ハヤト選手が猛追。

出口選手とはそう、先日一緒に練習したと言うあのデグハヤ。

コース終盤のウッズエリアから飛び出してきたのはテールトゥノーズの2台。

そのままギャラリーコーナーまでにはサイドバイサイドになり、3時間と言う長丁場なレースなのに二人の差はわずかに0.5秒とかそんな感じ。

ゴールまで残りコーナー5個くらいって所のタイトターンでデグハヤが鼻先ねじ込んで一瞬前に出たんだけど、谷地のラインで頭押さえられて万事休す。

会場からはデグチコールで大盛り上がりだっただけに勝たせてあげたかったなぁ・・・、ホントに残念でした。

 

そんな感じで盛り上がった鈴蘭大会。来年はもっとすごい一面を見せてくれそうで楽しみです。

次戦は20日後に前半戦の山場である爺が岳大会です。見学だけでもおもしろいですからみなさんも是非!