手元の作業に便利な拡大鏡

「ほんっと急にくるよ!その時になればわかるって」

と、昔年配のお客さんに言われた老眼の話。
その時はぶっちゃけ「へぇ」くらいにしか聞いてませんでしたが、自分にそれが訪れるともうその人の言う通りでした。
ほんっと急に、印象としてはある日突然手元の小さな文字が見えなくなるんですわ(笑)
私が仕事柄工具の小さなサイズ刻印とかを見なければいけないので、これ結構クリティカルな老いを感じた瞬間でした。

で、まぁ。
そんな事で嘆いているだけでは仕方ないので近づけて見てみたり、いろいろやるのですがやはり便利なのが拡大鏡である「ルーペ」

ルーペ

今日はそんなルーペの整備向けに出ているものをふたつ紹介してみたいと思います。

HOZANルーペ

HOZAN LEDアームルーペ

手元で行う精密系作業用としては最強のHOZANの卓上型アームルーペです。
LEDのライトとしても活用出来る本格派でして、価格もそこそこするのですがお店ではわりかし問い合わせの多い商品ですね。

HOZANルーペ

企業向けと思いきや個人ユーザーからの注文も結構あるので、みなさん似たような事で困っているんだと思います。

そして新発売後からすごい勢いで売れているのが同社のめがね型。

HOZANめがね型ルーペ

HOZAN めがねルーペ

老眼鏡とはちょっと違う拡大率で両手がそのまま使えるし、自身も移動しながら使えるので使ってみると超便利です。
逆にいえば今までなんでなかったんだろうって思うくらいのルーペですね。
私は普通の遠視めがね使っているいるのですが、そういう眼鏡の上からも掛ける事が出来て、なおかつ使わない時は跳ね上げておけます。

こういう作業補助系の工具ってなかなか購入に踏ん切りつかない事も多いのですが、このめがねルーペはすごい勢いで売れております。
我慢して見えにくい相手の作業をするよりは、多少不格好でも安全確実にいきたいですね。

これからの日々

先日うちのカミさんがバイク乗り始めたって話を書いたと思いますが。
なにせ免許取得からほとんど乗ってなかったので、とりあえずクローズドなとこで練習しましょって事になりました。

そして私はカミさんの件とは全く別にたまたま新規の車両を入手していたのでちょろっと試走してみたいってのもありまして、先日カミさんを連れて練習に行ってきました。

バイク練習

黄色いのが私の新しい相棒。
赤いのは近所の方にお借りしたCRF100です。

トランポに2台積みして出かけるという事にすでにカミさんが大興奮してまして、前の日からもううるさいうるさいw

バイク練習

早朝に現地についてからは個別の練習。
超がつく初心者のカミさんに私ごときが教える事もなく、とにかく少しでも長い時間バイクの乗ってなさいって事で私は自分の練習に集中。
久しぶりのピュアなモトクロッサーだったので、身体がもう全然付いていきません…。
それでも根性出して1時間半ほど乗りっぱなしで走り回ってたら少しだけ、感触を掴む事が出来ました。
カミさんはカミさんでデコボコ道を初めて走った難しさ(それでもかなり平らなとこを走ってた)でかなりやられてましたが、帰りの道中もライディングに関していろいろ熱弁してて聞いている分には面白かったです。

ってなわけで今年はこんなペースでいろいろ楽しんでみたいと思います。
ブログも久しぶりにこんな記事が増えると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

プロチの大きいトルクレンチ

発売以来じわじわと人気を伸ばしているプロチのプリセット型トルクレンチ。

プロチトルクレンチ

プロチ 薄型プリセット型トルクレンチ

めっちゃ安いってわけではないのですが、それでも安価なトルクレンチシリーズの中では一番人気のトルクレンチとなっております。
特に「レース会場や出張先に持っていって使う」層にはかなりの人気でして。

プロチトルクレンチ

商品名にも付いている「薄型」なボディが持ち運びにもいいみたいですね。
またトルクの設定方法もオーソドックススタイルなわりに見やすいと評判でして、2本目以降の購入層にも高い人気を誇ります。

プロチトルクレンチ

こんな感じでシルバーボディに印字してあるので、小さい文字だけど視認性は良いんです。

そしてこのトルクレンチのもう一つの人気が大きいサイズのトルクレンチです。

●ラインナップ
・1-5Nm 差込1/4 全長240mm
・5-25Nm 差込3/8 全長275mm
・10-50Nm 差込3/8 全長275mm
・20-100Nm 差込3/8 全長380mm
・40-200Nm 差込1/2 全長505mm
・60-300Nm 差込1/2 全長695mm

このラインナップの中でも「60-300Nm」のトルクレンチがかなり格安でいろんな企業ユーザーからも多くのご注文を頂いてます。
安いトルクレンチのシリーズってサイズ設定が微妙だったりしますが、これは上限300Nmまで使えるものがありますからね。

整備上大きめなトルクレンチが必要になったらこの記事を思い出してみてくださいませ。

Have the time of one’s life

私はいわゆるMTV世代。
マイケルジャクソンのスリラーあたりから始まったあの熱狂に巻き込まれたのが中学生頃の話。
だからこの曲はちょっとずれてるというかリアルタイムでは知らない感じ。
ABBAのDancing queenのサビ部分。

「Having the time of your life」

まぁ訳すと、一生の思い出になるくらい楽しいってな感じ(?)
これを高校生くらいの時に英語の授業か何かで教えてもらって、それからこの曲が好きになった思い出があります。

──

ひょんなきっかけから乗るようになったダートバイクも今月でちょうど10年。
前の趣味だったロードスターでサーキットってのも10年で一区切りつけたので、さてどうしたもんかと考えたのですが…。
まぁノーカンだよねって思った。

2015年の春から始まった地獄のような家族の負の連鎖。
実兄がくも膜下出血で倒れ、翌年に親父や末期がんで倒れ、老老介護で疲弊したお袋が倒れ…で、結局「趣味」なんて言葉すら気軽に言えない状況になってしまい、3年前にバイクを売ってしまって乗ってなかったもん。

それでも乗っていた7年間には「最高の思い出」があって、それらは今でもちゃんと思い出せるけど…まだまだ「昔はぁ…」なんて感傷に浸るほどじゃーない。

そんな思いが渦巻いてた昨年末、実は「もう3年もバイクまともに乗ってないんだし、降りちゃってもいいんじゃね?」とか「ってか降りてるようなもんじゃね?」とか思ったりして、このままフェードアウトするのもアリっちゃアリかな…とかも考えた。

で、今年。
1月の14日に下の子供が成人式を迎えた。
専門にいってたからこの春からめでたく社会人なわけで、お祝いも兼ねて私とかみさんと子供の3人で知り合いの飲み屋に行ったときの話。
普段は酒飲めないかみさんが生意気にも酒飲んだりしてて、変だなーなんては思っていたのだけど。
急に、そうほんとに急に。

「私の子育ては終わりました!だから残りの人生は自分のために目一杯楽しみます」

と宣言しやがった。
もちろん酔いの力も手伝っての話なのかな?とか思っていたのだけど、その数日後に「バイク買う!」と言って、へそくりはたいてお隣のナグモでバイク買いやがった。
かみさんは10年ちょっと前に中免を取得したんだけど、その後羽生店舗の引っ越しとかあって、そのままペーパーライダーになっていた。
それが心残りだったようで今出来そうな事はすぐやる課が発足したようだった。

まぁあれです、私としては複雑な心境。
好きなことして楽しみたい→賛成
バイク乗りたい→だ、大丈夫?

ってな感じ。
そこで知り合いの全日本ライダーのワタライさんに頼んで超初心者ライダースクールをやってもらった。
(ワタライさんのオフスクールは初級や中級、もちろん上級までいろいろあるので興味がある人はぜひ)

スクール風景

とりあえず私の知り合いなので土系ライダーさんのスクールなわけで、こんな感じで行われたんだけど、彼女が買ったバイクがこれ。

ブロンコ

ヤマハのブロンコ。
実は私もこの手のバイクは詳しくなくて、たまたまナグモに下取りに入ったヤツだったのですが、カミさんは一目惚れして即決してました。
で、このバイク── よくよく聞けばセロー225をベースに作られてるらしいじゃないすか。
それならオフ系のリーンアウトでもいいっしょって事でのオフスクールだったわけです。

スクール風景

で、スクール後半にはこんな感じで土の上でもスイスイ曲がれるようになったみたい。
まぁ帰ってきてからの彼女からはそんな技術系の話はあまり出てこなくて終始「楽しかった!楽しかった!なんかすごかった!」と聞いてるこっちまでたのしくなってくる感じ。

で、これ見てて。
「あーやっぱ降りるとかないわ」
って思いまして。

私もちょー久しぶりにバイク導入。
車種とかぶっちゃけ気にしてません、たまたま出物がこれだったってだけ。
(個人的にやれカワサキだの鈴菌だのって話があまり好きじゃない)
まぁタイヤが2個な乗り物ならなんでもよかったってーのもある。

ってなわけで静かに静かに、身を潜めるように数年過ごして来ましたが。
死んじゃう前にまだまだ楽しみたい、それだけ。
昔話で盛り上がるのはもうちょい先にとっておいて今年は目一杯楽しもうかと思ってます。

have the time of one’s life ─