1月終わり。

あ!     っという間に2011年の1月が終了。

今月は公私共々いろいろありましたが最終日の本日もいろいろあって、結局ドタバタしているうちに終わってしまいました。1月の感想は・・・う~ん・・・寒かったですかね。

さてウチの常連さんには一回り行き届いた感のあるエボレックスリンクのオイル。

このところまた問い合わせが増えてまして、その中でも最高グレードのトルクの問い合わせが多いですね。

まぁ講釈めいた事があまり言えないので「良いですよ、使ってみて下さいね」くらいしかボキャが無いのですが、実際に使って頂いた方からはかなりのご好評を頂いております。

で、結構多い質問がトルクが良いんだけど10W40無いの?って質問。

現在トルクの10W40の設定は無いのですが、ぶっちゃけ15W50で満足してもらえると思うんですよね。それくらいこの粘度にしてはレスポンスが良いです。

単純に高レスポンスを求めるならばパワーの10W40って手もあるのですが、ちょっと悩むならばトルクを使ってみて欲しいですね。

私もそろそろオイル交換の時期なのですが、ちょっと違うオイルでも入れてみてもう一回検証してみたいと思います。

寒さ

いやーしかし寒いですね。関東では雨もほとんど降らないので乾燥しきっている状態です。

昨年の夏がありえないほどの暑さだったし、残暑もかなり引きずり気味で秋の深い時期まで暑かったので、この冬の寒さは特にこたえますね。

それでも1月が終わろうとしてますし、2月3月と徐々にですが春に近づきつつもあります。

とにかくこの厳冬時期さえ乗り越えれば、あとは春を待ち焦がれるだけですので、もうちょっとだけ辛抱ですね。

工具の販売ってあまり季節や時期とか関係無いと思われてますが、実際は極寒や猛暑では売上がガクンと落ちます。まぁ自分でも作業しますから分かりますが、そんな時に作業どころじゃ無いってのが本音ですよね。

プロメカさんだってこんな寒い時期はオイル交換と称して、車の下に潜っているフリでもしていたい心境はすごく良く分かりますよ(笑)

なんでも2月に入ると少し寒さが和らぐとの予想ですので、もうちょっと活動的な気温になって欲しいもんです、はい。

で、そんな寒さなんか関係ないおーってなカルフォルニアでのAMAスーパークロス第4戦オークランド(サンフランシスコの隣かな)

 

いやー今年のSXはスター不在の真逆でスター揃い踏み。そこに今回は前々年のヒーロー、チャドリードまで加わる大混戦になってきました。これでヤマハ・スズキ・カワサキ・ホンダの4大メーカー対決が出来上がったわけですから燃えてきますね。今のところピロボートとスチュワートが一歩出ている感じっすかね。ダンジーも毎回ボディウムですので良い位置にいると思います。

でもリードは確かプライベート参加なんですよね。カナードが本命なんだっけ?あとはこれにKTMのショートが混ざってくればもっと面白いんですけどね。ショートも頑張れぇ。

しっかし・・・こういうの見るとアメリカの懐の深さを感じますね。

 

いや・・・なんつーかホントにすげーよね。テック8だよ(笑)

汎用。

そういえばウチの実の兄貴がいまだに「汎用」を「ぼんよう」と言うんだよなぁ。まぁ惜しいっちゃ惜しいんだけど意味違っちゃうしなぁ(笑)早く教えてあげろって話なんですけどね。

さて汎用。

この言葉っていろんな風に使われていますが、工具の世界ではあまり良い意味では使われないんですね。

特にSST(特殊工具)では汎用性を高めれば高めるほどに、専門性が落ちてしまって中途半端なポジションの工具になりがちです。

で、そんなSSTの中でもちょっと事情が特殊で難しいのがプーラー類。

これねぇ・・・本当に難しいんですよ。自動車メーカー純正でも無い限り「どこどこの車のどこどこの部品用」と言うプーラーってあまり無いし、そうなるとインナーベアリング用とかクランクプーリー用とかくらいしか分類が無く、その他の大まかなプーラーはほとんど汎用プーラーになっちゃうんですね。

で、なんとなく汎用プーラーってくくりでひとまとめにされているので、その汎用プーラーで実際に自分がやりたい作業が出来るのかどうかはちょっとした賭になってしまいます。

販売している側が難しいってくらいだから、購入する側のみなさんはもっと難しいですよね。

そんな中、近年ここだけは押さえておきましょうってのが爪の薄さ。

本日HPで紹介したKUKKOのスライドプーラーも、薄爪で有名でしてここが分厚いと最近の工業製品には使いにくいんですね。

 

実際壊れるのを覚悟で爪を削った経験のある方も多いと思います。で、汎用の2つ爪や3つ爪のプーラーでは、こういう所を見て行くと安いメーカーと高いメーカーの差が分かると思います。

ちなみに今回のこのKUKKOのセット、かなりお買い得になってます。そういやマトモなの持ってなかったな・・・なんて人は是非是非ご一考ください。

で、こちらは汎用の真逆にあるF150。

 

こういう全てがスペシャルな世界には憧れます、うひー。今年はタイヤも振り出しに戻って面白くなりそうですね。

電気のチカラ。

前の日記でも書いた事がありますが、個人的には自動車&バイクの電動化に関してはあまり否定的な意見は無いんですね。嫌悪感があるのはエコエコ言いつつ目先の欲にしがみつく行為ぐらいです。

そりゃーまー内燃機は好きですし無くなっても良いと、割り切れるほどでも無いのですが、現在開発が進んでいるEVを少し調べてみると結構楽しくなりそうな物も多いんですよね。

しかしちょっと憂慮しているってか・・・この隠れた問題をどうするのかな?と思う事がいくつかあります。

一つ目は電力の供給問題。

現在販売されているEV車のオーナーさんは、多分ですけど夜間料金とかうまく利用しつつ、充電をしていると思いますが、今後この大きなエネルギー利権を電力会社が放っておくとは思えません。すでに各所で噂レベルですが「EV車向け電力契約」が始まるとか出てきてますし、何かしらの囲い込みが行われると思います。仕様や規格、そして電圧の問題とかとか電力の供給元も大きな発言権を持つような気がするんですよね。こういうのを日本の各自動車メーカーは足並み揃えて解決出来るのか?

二つ目は安全性の問題。

ハイブリッド車やEV車は今のご時世もてはやされておりますが、テレビコマーシャルでは流れない問題も多く抱えております。それが安全性。

ご存じの方も多いと思いますがガソリンエンジンの車ってのは、よっぽどの事が無い限り衝突事故を起こしても爆発とかしません。(タンクが破損して引火くらいですかね)

しかしバッテリーは爆発します。また大きな電流が流れるハイブリッド車では、電源のオンオフが結構重要になってくるのですが、これが例えば事故を起こした時に簡単にオフにする事が出来るのか?ってのが結構問題。うちら工具業界でも近年1000ボルト対応の工具の問い合わせがとても多いのです。

JAFはもちろん高速隊とかからも問い合わせや注文が入ってます。こういう一歩間違うと今までの車みたいに気軽じゃ無い面があるんだよって事をそろそろ公にして、みなさんに認知してもらう必要があるんじゃないかなぁ・・・と。(別に悪者にしようとしているわけじゃ無いんです、そろそろ知っておこうよって事)

すでに市販の始まっているホンダやヤマハの電動スクーターも、販売店には専門の講習会が開かれ電気ゆえの怖さのレクチャーがあったそうですからね。

まぁこんな事気にするのもあと2~3年内にはEV市場もかなり活性化すると思うので、早めにいろいろ浸透されてしまった方が良いんじゃないかなぁ・・と思うからなんですね。アメリカとか中国ではすでにモーターやバッテリーのエンジン載せ替えキットとか発売されてますし、いつまでも「電動なんか嫌」とか言っている時代でも無いと思うんですよね。

動画は国内スーパーモタードライダーの佐野新世さんが、モトクロスの草レースにアメリカから輸入した電動モトクロッサーで出場した時の様子。

 

まぁ乗っている人が速いってのもありますが、実際は電動の乗り物もここまで来ているわけです。

騒音も無くモータースポーツを楽しむってのも、アリっちゃアリですよね。

贅沢

昨日は新年初走り以来のモトクロ練。

この所ずっと何か急用が出来たりして行けて無かったので気持ちが切れそうだったのですが、いざ行ってみて着替えたあたりからテンションMAX。

久々なので走り方忘れちゃったか心配だったんだけど、走り出してみたら冷静に基本通りの走りが出来て一安心しました。で、調子に乗ってドシャーンっとコケたあたりで本格的に楽しくなってきちゃいまして、両足がつるまで走行。

 

心配してた寒さもどこへやらって感じ、着替えて帰るまでずっと暖かくて走行後は滝のような汗かけました。

ちょっと気分転換も兼ねて新しいコースに行ってみたのが正解でしたね。

気分転換も出来たし走行後にはスーパー銭湯に行って、ぶはぁーっとかも出来たしで贅沢な休日を堪能できました。

うおっし、充電満タン。