当店が販売するオイルメーカー『LINK-OIL』(リンクオイル)から、待望の欧州車規格対応のエンジンオイルが登場しました。
日本国内でBMWやベンツ・アウディ等のヨーロッパ車用のエンジンオイルを探すとなるとかなり限定しまう現状でしたので、今回のこの新オイルはまさに待望のって感じでしたね。
・LINK-OIL L-touringプラス 5W-40(欧州車規格対応)
そもそも「同じエンジンオイルなのに何が違うの?」って話になるのですが。
まぁ語弊を恐れずに言えばぶっちゃけエンジンオイルにかわりはないので、すごく特別な何かってわけではありません。
しかし、日本でのオイルの考え方と欧州での考え方の違いって感じなのかな。
わかりやすくいうと設計思想が違うみたいな感じです。
まず日本国内でのオイル規格であるAPI。
SNとかそんな表記のヤツですね。
欧州規格ではACEAってのがありまして、その中でのランクとなります。
●ACEA規格対応表
・A1/B1 低フリクション、低粘度で省燃費性の基本オイル
・A3/B3 低粘度高性能エンジンオイル、蒸発性に優れロングドレインにも対応。
・A3/B4 高出力・高性能エンジン対応オイル、軽負荷直噴ディーゼル対応、ロングドレイン対応。
・A5/B5 低フリクションエンジンオイル、軽負荷直噴ディーゼル対応、省燃費性重視、ロングドレイン対応。
ってな感じでして。
今回のLINK-OILのLTouringプラス5W40は真ん中のA3/B3とA3/B4に対応しているオイルです。
ぶっちゃけA5/B5は0W台の燃費重視オイルなので通常使用としては最上位の高性能グレードとなります。
で。
こういう事書くと「ヨーロッパ車乗ってないから関係ないかな」という人も多いのですが…
さっきも書いた通り言ったってエンジンオイルにはかわりないし、かなり高性能なオイルですので、日本車に使ったって問題ないってか…逆にオススメな場合も多いです。
まず近年増えている純正の指定油が0W20とか5W30とかの車。
その辺の車種でエンジンの保護を最優先に考えるならこのオイルはかなりオススメです。
(スポーツ性能重視ならスポーツECOがオススメ)
ってなわけで発売前から待っていた人が多かった待望のオイルです。
気になるなーって人はぜひお問い合わせくださいませ。
※中に入っている添加剤の影響で湿式クラッチには適合しません。
ですのでバイクでエンジンオイルがMTと共用のやつではNGとなります。