ナノコートビット

使い勝手うんぬんの話は置いておいて。

やはり整備の現場に欠かせないのが六角軸のビット各種。これさえそこそこ揃えて持っていれば最悪キチンとした工具を持っていなくてもなんとかなっちゃうんだから助かります。

そんなビットですがいわゆるピンキリありまして、それがなかなかユーザーに伝わりにくい状況だと思います。

そんな意外と選ぶの難しいビット各種ですけど、ひとつだけ飛び抜けてオススメなのがPBのナノコートビット。

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種類も豊富だし作りもばっちりだし、と言うことない工具なのですが。

もっと言えば錆びにくいんですね。これビットだと結構重要のファクターのうちのひとつでして安価で作りやすいビットではあまりメッキされる事がありません。
またメッキ処理自体も実はあまり良いことなくて、公差が厳し目なプラスとかでは正直メーカーも使いたくないってのが本音だと思います。

そこでPBがとった手法がナノコート。

これ語弊を恐れずに言うとアルマイト処理みたいなもんでして(実際は違います)

設計の公差に影響なくキチンと処理出来る表面処理なんです。種類も豊富だし単品供給もバッチリだしでお店でもかなり売れております。

へぇーそんなのあったのね。って人は一度見てみてくださいませ。

>>ビットカテゴリー

色分けも楽しいので自分用に揃えてみましょう。

 

PBナノコートBIT

ドライバーやL型HEXレンチ、ポンチやタガネ等々で人気のスイスのPB。

スイスと言う国はいわゆるドイツ圏と呼ばれる工業国なので、工具のメーカーも実は多いんですね。そんな工業国のスイスで世界的に有名なメーカーなわけですから、常に革新的な事をやってきて私達を楽しませてくれます。

ちなみにあの臭いドライバーグリップだって当時ではかなりチャレンジな「溶剤に溶けない樹脂」としてすごい事だったんです。そうあの匂いの原因は耐溶剤の成分の匂いなんですね。

 

で、そんなPBが10年ほど前から採用したのがビット類に施したナノコート。

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・PB 1/4ナノコートビット各種

100分台を必要とする工具の公差をメッキせずになんとか錆を防止したいと考えた末のPBの結論でした。よくアルマイトを混同している人がいますが違う処理でして摩擦にも強く錆びにくく、工具に適した処理として今では人気のシリーズとなっております。

 

いろを付ける事も容易でしてビットの種類ごとに色分けされていて、カラフルな見た目だけで無く現場でも重宝する存在です。

確かに価格的にはお高いのですが、自分の用途にあった物を数点購入する分にはかなりオススメなビットだと思います。

 

そしてこれからの季節。

ウィンタースポーツではビンディング等に使われているポジドライブのビットの問い合わせが増えます。

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錆びにくくコンパクトに持ち歩けるPBのナノコートビット。

オススメですよー。