キワ切り出来るニッパ

ウチは工具の専門店なので工具はもちろん、工具のカタログもかなりいろいろあります。
近年はあまり部数を刷るところが無いので、業務用として当店に1冊しかないなんてのも含めればそりゃもうかなりの数になります。

で、そんなカタログ。

特に何かの専門メーカーとかを見ると似たような工具ながら種類がいっぱいある物ってあるんですよね。
欧州や欧米でとくに専門的に分類されるのがにぎり物系の工具。

ラジペンとかニッパとかね。

いったい何を基準に使い分ければいいんだろう?と思えるほど種類があったりします。

この辺の事に関しては諸説あるんですが、個人的にはこういう説とか楽しくて好きです。
(ソース無し、うわさ話程度に思ってください)

細かな作業用として使う事が多いニギリ物系工具は手が不器用な人のためにかなり細分化されて海外では専用品が多く存在するようになった、日本では作業者が器用な人が多く専用品をあまり必要としなかったため工具の細分化がされずに握り物を使い分ける風習があまり無い。

ってやつ。
これ初めて聞いた時妙に納得しちゃったんですよね。まぁ余談ですけどね。
ま、あまり細か過ぎるほど細分化されても困りますが、やはり作業に合った物を使うのは気分がいいもんです。

 

で、今日の本題であるキワ切り出来るニッパの話。
主に車両整備目的だとタイラップ切断時に欲しい工具だと思います。で、それ用に一番売れているのがこれ。

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KNIPEX エレクトロニッパ フラッシュカット

ギリギリの所でカット出来る刃形状もさることながら、本体もかなり小さくコンソール裏とかの奥まった箇所でも楽に使用出来る優れものです。
このブログでも何回か説明した事あるのですでにお使いの方も多いと思います。

kni_ETnipa_nw5

こんな感じでタイラップをパチンと。

kni_ETnipa_nw7

切断面が飛び出さないように綺麗にカット出来ます。業種によっては事故防止の為にギリギリでカットしないとダメって規則があるところまでありますので、こうやって綺麗に切断出来るのは嬉しいですよね。

で、さらに。このフラッシュカットには便利機能の付いたもう1本が存在します。

kni_ETnipa_nw6

これ。
ワイヤークランプと言う機構なんですけど、切り取った部分をパチンっと飛ばさずにホールドしてくれるんです。
これが実際使ってみるとかなり便利。

そしてこれもキワ切りニッパ。

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KNIPEX プラスチックニッパ

こちらは全長160mmと普通のラジペン・ニッパな大きさですけど、刃がフラッシュカットになってましてギリギリで切断可能。
大きさが少し大きいので通常のニッパと混同されやすく間違って使ってしまうと刃こぼれの可能性がありますのでご注意を。
このニッパーは先端が大きく斜めになっていて個人的には20年以上愛用しているニッパーとなります。

どれも専用品としては価格が少し高くなるのでこれがなんなのか分からないとなかなか購入にまで至らないと思いますが、説明出来る店舗では結構な人気工具です。

こんな隠れた逸品もありますので是非一度お試しくださいませ。

ぶった斬りのニッパ

価格の高い安いに関連したメーカーごとの性能差ってありますけど、意外と買いやすい価格帯でいい工具ってもありまして。

個人的には握りモノメーカーのKNIPEXとかまさにそんな感じ。

プライヤーレンチとか一部高い物があるのでなんとなくすっごく高価なメーカーという印象を持っている人も多いと思いますが、実際よく使うプライヤー系は性能差を考えればお買い得といえる物も多く存在します。

そんな中でも個人的にこれはKNIPEXでしょって思えるのがこれ。普通のニッパが1500円とかだとすると、KNIPEXはかなりのお買い得かと思います。

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・KNIPEX 硬線ニッパシリーズ

ピアノ線まで切断可能ななんでも切れちゃうぶった斬りニッパです。

基本的にニッパって針金のような物を切るのが実は苦手でして、日本特有のニッパとかだとあっさり刃こぼれする物も多いのですが、この硬線ニッパでは問題無く切る事が出来るので現場では重宝しますね。

そしてこの硬線ニッパシリーズの隠れた逸品がこれ。

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性能は硬線ニッパと同じなんですけど、写真のように若干ラウンドしてまして、この曲がり具合が整備現場ではかなり使えるんですね。

知ってる人も多いと思いますが、ニッパってただ切るだっけじゃなく割りピンとかでは引き抜きにも使います。なのでこのくらい曲がっているとテコにして使うのに便利なんですよね。

 

そんな硬線ニッパシリーズのコンパクトモデルである140サイズが現在セール中です。

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・KNIPEX 硬線ニッパ140サイズ

サイズこそ小さいですが実力は本物。そういえばニッパってまともなの持ってなかったなーなんて人はこの機会に是非どうぞー。

 

 

キワ切りのニッパ

ウチは工具の専門店なので工具はもちろん、工具のカタログもかなりいろいろあります。

近年はあまり部数を刷るところが無いので、業務用として当店に1冊しかないなんてのも含めればそりゃもうかなりの数になります。

 

で、そんなカタログ。

特に何かの専門メーカーとかを見ると似たような工具ながら種類がいっぱいある物ってあるんですよね。

欧州や欧米でとくに専門的に分類されるのがにぎり物系の工具。

ラジペンとかニッパとかね。

いったい何を基準に使い分ければいいんだろう?と思えるほど種類があったりします。

 

この辺の事に関しては諸説あるんですが、個人的にはこういう説とか楽しくて好きです(ソース無し、うわさ話程度に思ってください)

細かな作業用として使う事が多くなるにぎり物系工具は手が不器用な人の為にかなり細分化されて海外では専用品が多く存在するようになった、日本では作業者が器用な人が多く専用品をあまり必要としなかった為、工具の細分化がされずに握り物を使い分ける風習があまり無い。

ってやつ。これ初めて聞いた時妙に納得しちゃったんですよね。まぁ余談ですけどね。

 

ま、あまり細か過ぎるほど細分化されても困りますが、やはり作業に合った物を使うのは気分がいいもんです。

 

で、今日の本題であるキワ切り出来るニッパの話。

主に車両整備目的だとタイラップ切断時に欲しい工具だと思います。で、それ用に一番売れているのがこれ。

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・KNIPEX エレクトロニッパ フラッシュカット

ギリギリの所でカット出来る刃形状もさることながら、本体もかなり小さくコンソール裏とかの奥まった箇所でも楽に使用出来る優れものです。

このブログでも何回か説明した事あるのですでにお使いの方も多いと思います。

kni_ETnipa_nw5

こんな感じでタイラップをパチンと。

kni_ETnipa_nw7

切断面が飛び出さないように綺麗にカット出来ます。業種によっては事故防止の為にギリギリでカットしないとダメって規則があるところまでありますので、こうやって綺麗に切断出来るのは嬉しいですよね。

 

で、さらに。このフラッシュカットには便利機能の付いたもう1本が存在します。

kni_ETnipa_nw6

これ。

ワイヤークランプと言う機構なんですけど、切り取った部分をパチンっと飛ばさずにホールドしてくれるんです。

これが実際使ってみるとかなり便利。

価格が少し高くなるのでこれがなんなのか分からないとなかなか購入にまで至らないと思いますが、説明出来る店舗では結構な人気工具です。

こんな隠れた逸品もありますので是非一度お試しくださいませ。