車やバイクをいじりはじめると、まずは基本的な工具をひと揃いそろえる事になりますよね。
これが例えば「ちょっとした作業しかやらない」とか「まだ整備自体が良く分からない」状態だったとしても、ラチェットやソケットは必要だしドライバーだってなきゃいけないし、ニッパーやラジペンだって持ってないと作業出来ない可能性あるし…ってことで結局基本工具と言われているものはある程度必要になって揃えることになります。
そんなわけでなんとか基本的な工具が揃ってくると出来る作業の幅も広がってきて、それに応じた工具をちょこちょこと増やしていって徐々にですがその人なりの工具セットになっていくわけですが──
結構忘れられがちなのが大きめのソケット。
以前のこのブログのエントリーで差し込み角の対応サイズと言うのを書かせてもらいましたが、ここで書かれている通りある程度工具が揃ってきてからは計画的にソケットを買いそろえる必要があるんですね。
そして大きめサイズとなる1/2差し込みのソケットが欲しいとして、ここでセット買いとしようと思うと結構悩む事になります。
それはメーカー純正の1/2ソケットセットの場合、下は8から上が22ミリくらいまでのセットが多く、先程のエントリーのように自分の揃え方にあったソケットをセット買いでうまく済ませる事が出来ないんですね。
例えばこのKTCの1/2ソケットセット。
8ミリから24ミリまでのセットになっていまして1/2ソケットで使いたい27ミリとか32ミリとかは入ってません。(もちろん基本に沿って揃えるならこれスタートでもアリだと思います)
そんなわけで「大きいサイズのソケット」ってその人がやる作業に大きく関係してくることが多いので、その人が使いたいサイズを中心に揃えるのをおすすめしております。
今回は「ある程度工具が揃ってから買い増しする大きいソケット」ですので1/2ソケットで10ミリとかは必要ないですよね。
またある程度工具が揃ってきたということはご自身でやりたい作業も明確になってきていると思いますので必要な大きいサイズのソケットも分かるようになっていると思います。
ですのでこちらで紹介しているようなソケット単品から必要サイズを揃えるのが良いと思います。
ちなみに1/2ソケットで使用する大サイズでは一般的に。
19・21・22・24・27・30・32・36mm
といった感じで基本サイズとなっておりますのでサイズ確認時は参考にしてみてください。(一部車種で23や29mmとかも出てきますので要確認)
ってなわけで今回は大きいサイズのソケットの揃え方でした。
それでもいざ揃える時になって分からないって人はご相談くださいませ。