久しぶりの地震

いやー今日の地震は久々に怖かったですね。

ながーく、ゆっくりと揺れ始め、徐々に振幅が増大していく感じ。まさに3.11で経験したのと同じ雰囲気で一緒にいたカミさんも即座に猫のレンチを抱きしめ私のところまで走ってきました。(普段はそんな事ない人)

3.11を忘れない。

一時は合い言葉のように騒がれていた言葉ですが、今ではどうなんでしょうね。今回何も被害が無かったのならば良い警鐘になったんじゃないかと思います。

とか言う私もレースシーズンが終わり一度車を片付けてしまおうと、いつも入れていた寝袋や食料を出してしまってました。揺れている時に考えたのがまずそれでしたね。

店内にはお客さんもいたので、とりあえず外の駐車場へ誘導しました。うちは田舎なので駐車場の真ん中まで行けば倒れてくる物や落ちてくる物は無いのでそれで良いかな?と思ってます。

ちなみに店内では

 

3.11ではすべて棚から転がり落ちたソケットが、半分くらい倒れているだけでした。ここはころころと落ちてくれるのでこのままで良いかなぁと思ってます。

しかし。

 

地震以降あまり多めに物を置かないようにしていたケミカル棚がこの状態・・・。今回は何も落ちませんでしたが、やっぱ危ないですよね。

しかし・・・やっぱ怖かったですね。北関東の羽生市は震度4だったとの事ですが、久しぶりに「地震!怖い!」と思いました。

そしてその後続く細かな余震でこれまた久しぶりの地震酔い・・・、船酔いみたいに酔うんですよ。なんか足下がずっと揺れてるみたいな感覚に陥ります。これ普通のドン!って地震ならそんな事無いんですけどね。

今回みたいな3.11に類似した長く緩い横揺れはホントダメっすね。

 

再度北へ

初夏の頃から数えて何度目になるんでしょうか。

本日深夜からJNCC菅生大会に出店する為に、宮城県の仙台に向かいます。

JNCCの事はまた後日書くとして、やっぱり東北っていいですよね。今年はすでに何度か行ってるんですが、四季の感じも良いし食い物旨いし。海のもの山のもの、どっちも旨いんですよね。

まぁ、そんなに言う程いろいろ食べられてませんけどね・・・。

そう考えるとやっぱり福島の原発事故ってやるせない気持ちになりますね。

福島は言わば東北の玄関だったわけです。まぁ過去形で話すほど全滅じゃ無いんですが、やっぱりねぇ・・・海側がダメだってのはキツイですよね。

今現在の科学のちからではどうにもならない事故が起こってしまったんだなぁ、とホントに実感するんですよね。

例えば今回仙台まで行くんですが、行きはね、時間も限られてるしドドドっと高速使って行っちゃいます。でも帰りとかね、渋滞を避けて旨い物でも食いながら帰ってこようとすると福島で分断されちゃってるんですよね。地図とか見るとため息しか出ませんわ。

また原発関連だけじゃ無く、東北全域でまだまだ復興は進んでいません。

出来る事は限られていると思いますが、とにかく風化させずに元気な東北が帰ってくるように思い続ける事も重要なのかな・・とか思ってしまいます。

ってなわけでちょっくら東北に行って来ます。

 

※店舗は普通に営業しております。みなさんのご来店お待ちしております。

WERIDE三宅島

8月のイベントラッシュが始まったばかりだと言うのに10月開催のホットトピックが入って来ました。

私も第一回大会に参加した都主催のエンデューロレース。

 

復興支援を目的に始まったバイクによる活性化のイベントです。当初は日本のマン島TTにしようとしたのは有名な話。

その後コースの問題とか、せっかく雄大な自然があるから、とかで年イチのエンデューロのビッグイベントにまでなりました。

そして今年はさらにすごい情報が。

 

当時も「ここがコースだったら最高なのに」と嘆いた展望台が遂にコース入り!

いやー、ここがコースになるならみんな絶対行った方が良いですよ。

すでにエントリーも始まっているとの事ですので、興味がある人は是非是非!

動画新コース(?)を映した物らしいです。楽しそうですね。

ガソリン携行缶

車でサーキット行ったりバイクで遠征したりするときに必須となるのがガソリンの携行缶。

先の震災時にもホームセンターから姿を消すほど売れたのは覚えがあると思います。確かに非常時にガソリンがかなり重要になるって事は、いつの震災時にも言える事ですので備えておくのは良いと思うのですが・・・知ってます?

ガソリンって結構早く腐るんですよ。

私は今はモトクロス用に使ってますので、10リッターくらいなら半月で使い切ってしまいますからまだ良いのですが・・・それでも夏の時期とかかなりヤバイですね。さらに言えばハイオクはまだマシでレギュラーはへたすりゃひと夏でかなり腐敗が進んでしまいます。

 

私ももう10年以上使っているのですが、あるときからワコーズのフューエルワンを入れるようになって長期の保管もそれほど怖くなくなりました。

フューエルワンはガソリンの腐敗を防ぎつつ、タンク内で揮発して錆も防止してくれるので、こういった携行缶にもすっごく便利に使えます。

適当に買ったガソリンを倉庫とかで眠らせてしまっている人がいましたら、とりあえずそれはさっさと使ってしまって、新しいガソリンに適量のフューエルワンがオススメですよ。

 

 

災害の備え

先日はWebでいろいろ騒がれていて、地震が起こるかもよーって日でした。予知とかは無理だと思うし適当な事いって騒ぎを大きくするのはマズイとは思うけど、東日本地震からもうすぐ1年が経とうとしている今、こういう小さな騒ぎは必要な気もします。

実際保存用の水とかだって、そんなに長期間の保存は無理だし用意してあったハズの災害用品とかだって、いつの間にか邪魔者扱いされて奥に奥にと片付けられはじめた時期なんじゃないですかね。たまには「そろそろ地震起こるカモよ」と言ってもらった方がいろいろ再確認出来て良いですね。

その時にも書きましたが、大震災の時に当店でとにかく売れたのが電池とライト。もう取り合いの大騒ぎ。ウチはたまたま日曜日もメーカーに発注出来るオンラインが確立出来ているおかげで金曜日の震災直後から必要な物を多めに仕入れてました。地域に少しでも貢献出来るようにと近所の世帯に声を掛け、必要なら電池とかありますので・・・と顔見知りから販売したのですが、結局口コミで伝わってしまい2日ほどで売り切れてしまいました。

で、買い込んだいろんな物って結局使ったの?って話ですが・・・みんな余分な物まで買った人も多かったみたいですね。

先日実際に現地で被災された人と話す機会があったので、今後の心構えと言うか準備ってどんなのがいいの?と聞いてみました。(異論がある人もいると思いますが、まぁ私が聞いた話を自分なりに解釈してみた感じです)

 

まず水。もちろん飲料水優先でしょうが、洗い物やトイレ用にも出来るだけ多くの水が必要になるみたいです。地震直後に途絶えるライフラインは電気・水道・ガス。電気とガスは我慢出来ても水は生命線ですからね。

飲料水は支援を待つとしてせめて2日分と考え、一人あたり500mlのペットは最低でも必須との事。自宅で待機出来るのであれば地震直後に出るなら風呂に水を溜めるのがいいみたいです(津波の可能性がある地区の人は速攻で逃げて下さいね)

実際東北で被災されたその人のウチも地震直後30分くらいは水道が出たとの事。ですので蛇口ひねってみて水が出るならお風呂やペットボトルに水溜めておくのが良いとの事です。

そしてラジオ。

情報の無さが次の行動の妨げになったり、不安を煽る原因になるようです。電池とライトが一緒になっているヤツとかがあればベターなのかな。

で、今話にも出てきたライト、そして乾電池。いつ起きるか分からない地震ですが、ヘタすると当日中はパニックになっていると思いますので、最低でも不安な夜間を一度は体験する事になると思います。手巻き式とかでも良いと思いますが、電池でパっと点くライトが欲しいとの事です。

で、必須なのはここまでだそうです。

食料とか衣類とかは?と思いましたが、とっさに持って逃げられるって限定すると、最低限これだけあればなんとかなるとの事。もちろんもっと準備出来れば良いとは言ってましたが、大げさになりすぎて機能しない可能性も考えるとシンプルにこれだけだそうです。

なるほど、これなら自宅はもちろん車にも常備出来ますね。

津波や二次災害の可能性のある地区の方は、特に気をつけて欲しいとの事。実際「あ、あれも持って来よう」とかやっていたり「ペットが気になって」なんて人が一度家に帰ってそのまま・・・なんて事が結構あったみたいです。携帯電話もぶっちゃけほとんど役に立たないらしいので忘れたら忘れたでいいみたいだし。

いやーこういう話ってタメになりますね。

 

ちなみに私はバッタ号のトランポであるハイエースに車中泊セットがいつも乗っております。

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飲料水10Lと水20L、そしてカセットコンロとカップラーメンが10個くらい。ライトはもちろん毛布と寝袋そしてレース用に携行缶にガソリン10Lも入っているので、家族で3日くらいならなんとかなりそう。

東海地震がうわさになってはいますが、日本のどこで起きても不思議じゃありませんから、簡単な備えだけでもやっておいて損は無いと思います。