PBの本格派差し替えドライバー

持ち出し用の工具を考える時。
出来るだけコンパクトに……って考えと、それでも使い勝手はよく……って考えが相反してしまう場合があります。

カチャカチャと組み上げると工具になる系のものって結構あって、そういうのって分解すればとても小さくまとめられるのですごく便利なのですが、反面どこかしら使用感を犠牲にしている事ってあるんですよね。

で、持ち出し用の工具の中でももっともかさばる(場所を取る)工具と言えばドライバーです。
なにせあのグリップが必要なドライバーが本数分存在するわけですから場所を取るのは当たり前なんですよね。
そんな時に持ち出し用のドライバーとして頭をよぎるのがビットドライバーや差し替えドライバーです。

で、今日はそんな中でも個人的に好きなPBの差し替えドライバーを紹介。

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PB スイスグリップ差替ドライバーセット

さくっと揃えてしまうならばこのセットがお買い得。
この差し替えドライバーシリーズはブレードを差し込んでしまえば普通のドライバーのように使えるのが最大のメリット。

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グリップも人気のスイスグリップ仕様ですし、普段使いのドライバーと遜色はありません。
(ローレットがある分、使いやすいかもなんて話すらあります)

上記のセットを購入しても良いのですが各自の車両に合わせて自分だけのセットを組む事も可能です。

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替えブレード プラス・マイナス

PB_215DAAL
替えブレード HEX

PB_215TAAL
替えブレード TORX

PB_215VAAL
替えブレード その他

こんな感じで替えブレードとグリップ単体がバラで購入可能となっております。
かなりいろんな種類があるので自分専用に組み上げるのも楽しみがありますね。
またブレードだけならあまりかさばらないので本数をそこそこ増やしても問題ありませんしね。

肩の怪我─その後─

肩関節の内視鏡授動術(肩の手術名)は手術が50%でリハビリが50%ですよって手術前から言われておりました。
実際手術直後は切った痛みとか久しぶりに動かす筋肉の痛みとか、そりゃもう「どこが?なにが?」痛いのか分からないお祭り騒ぎ状態だったのですが。
(痛みの強度的には10段階の4~6くらいで我慢出来るレベル)

退院後は3週間、集中的にリハビリを行って再癒着の防止と可動域の確保を行いましょうってことになっておりましたので、最大級の気合と根性でほぼ毎日病院まで通っておりました。

 

1週目のリハビリでは補助してもらい動かすと、先述の通り肩全体が全部痛くてその痛み自体が原因になって筋肉が緊張し結果として可動域が出ない状態でした。
この時に思った一番のコツはとにかく「脱力」すること。
脳みそに「この動作をすると痛い」という記憶が残っている状態だと、予備動作の段階ですでに筋肉の緊張が始まってしまい結果として無意識で「肩が動かない状態」を自ら作ってしまいます。
とにかく大きく深呼吸をしつつあらゆる角度で肩を動かして少しでも痛みがない角度で肩を上げていくことだけに集中しました。
痛みがないって事を脳が理解するとその角度では肩がスムーズに動くようになり、徐々にその範囲を広げていくイメージです。

2週目になるとある程度痛みの記憶も薄れつつあり、また補助アリの状態で160度ほど腕が上がるようになってきました。
いわゆる「どんなザマでもいいので腕を上げる」ことだけに集中し、成功体験を積み上げていく感じでしたね。
またここまでくると関節内部の癒着部分はあまり関係なくなってきまして、それよりは10ヶ月間動いてなかった筋肉の伸び縮みにともなう痛みの度合いが強くなりましたね。

そして最終週の3週目。
最初とは違い痛みのある部位がはっきりとしてきて自分の弱点が分かってきます。
私の場合は背中側の筋肉が特に固くなってしまっていて外旋では詰まりを、そして内旋では伸びがなくてスコアが悪い状態でした。
とりあえずリハビリの先生による手技や自身で行う肩甲骨周囲筋のストレッチで筋肉をほぐしていきます。
また骨折にともなう筋肉の炎症なのか上腕二頭筋周辺と三角筋の後部にも痛みがありましたが、これらも腕の挙上動作の中で邪魔になる部位は重点的にストレッチをしていきました。

そして。

肩のリハビリ

手術前はどうやってもこの90度の角度以上に上がらなかった腕が。

肩のリハビリ

寝た状態の重力補助による他動挙上ではありますが170度を達成。(あと10度が遠いw)
どうしても腕を上げる時に代償行為となる胸の張りや腰の反りとかはまだやってしまいますが、リハビリの先生からも合格点を頂き無事に集中リハビリの期間を終えることが出来ました。

正直まだ筋力の問題とか細かな箇所の炎症とか、いろいろ問題はあるのですがとりあえずひと段落ってな感じです。

子ども達からも父の日と快気祝いってな感じで。

肩のリハビリ

いろいろプレゼントを頂きました(全部酒だったけどww)
前回の首の時もそうだったけど3ヶ月も経てばかなり普通に出来るようになると思います。
もうちょっとの間はリハビリにもお世話になると思いますが、あとは急がず治していきたいと思います。

ご心配お掛けして申し訳ございませんでした。

プロに人気の内装ツール

自動車の整備の中でもボルトナットとあまり関わりのない整備項目といえば「内装系整備」
鉄部品との格闘が一般整備だとすると内装の整備は樹脂パーツとの戦いってな感じですよね。

また最近はアンダーカバーとかタイヤハウス内とかでも樹脂製のクリップが多く出てくるので代用工具での作業がつらくなってきております。

KTCクリップクランプツール

こんな感じの樹脂クリップはオープンなスペースならまだ良いのですがちょっと体勢が悪いと難儀するんですよね。

そこで人気なのがクリップを挟んで外せるプライヤータイプです。

KTCクリップクランプツール

KTC 内装クリップクランププライヤ(ロックピン引抜きタイプ)

KTCの起こしクリップ対応のクリップクランプツール。
角度違いで2タイプありどちらも定番人気となっている工具です。

ただし。
最近の車って奥まった箇所とかミニバンのバルクヘッドまわりの奥のほうとかにもクリップがあったりして作業が厳しいし、そもそも工具が入らなかったりするんですよね。

そこでプロメカさんに人気だったのがこちら。

KTCクリップクランプツール

KTC 内装クリップクランププライヤー(ショートモデル80°タイプ)

上のスタンダードモデルと比較してもらえばわかると思いますが全長が短く、また先端部分もスリムに作られております。
上のスタンダードを削って細くしている人もいたくらいなので、この工具の便利さは分かるかと。

で、このスリムモデル。
実は一度廃盤になってしまうとのことで現在駆け込み注文がきております。
(なんでも製造工場の問題みたい)

ってなわけでカタログにもひっそりと載っていたスリムモデル、買うなら今のうちですのでお早めにどうぞ。