雨の休日

昨日は来週川越のオフロードビレッジで開催されるカワサキのオフロード運動会に出場する、お仲間のお付き合いで2ヶ月ぶりとなるオフビへGO。

自分的には三宅島で壊れまくったバッタ号の様子見もあったので各部を点検しつつ走ろうかと思ってましたが・・・・到着すると雨。

まぁ天気予報じゃ午後から雨は上がるとか言っていたので大丈夫でしょう、と準備を進めると更に雨脚が強まってきてコースは一瞬でビタビタ、ヌタヌタ。

コース料金払う前にちょっとだけ走ってみようと思い、コース脇の濡れている所を走ったらもうツルッツル・・・・。

いやまぁ・・・モトクロスだからこういうのも練習になるんだろうけど・・・三宅島で傷ついた心を立て直す事は出来ずに走行終了。(平らな所や普通のジャンプをズバーっと走りたかった・・・)

1時間掛けて行ったのに、8の字を10分ちょっとやって終了(笑)

ってかね、寒かったんですよ。上着も持って行っていたのですが予想を上回る寒さで、常時ガクブルしてました。こういう時は無理して走らない方がいいですもんね。

あ、ちなみにバッタ号はシフトのチェンジレバーが刺さった所が割れてました・・・オイルがタラーリと。

まぁ2週間ぶりに三宅島メンバーが集まっただけでも楽しかったのでヨカッタですけどね。

で、早々に家に帰り移行途中のWEBサーバの設定をしたりメールの設定をやり直したりして休日は終了。

WEBサーバの移行は無事に終わりまして、後はメールサーバが移行してくれればOK。

ここを見ている方でこの文章を読んでいる時点で新サーバです、はい。

で、明けた本日は更に追い込んだ設定やら細かな修正をしたかったのですが、オートメカニックの取材のアポがあり後回し。

オートメカニック誌には昔レギュラーで、広告を出していた事もあってなつかしい感じ。

業界こそ違えど抱えている問題やら不安はほぼ一緒って事で変な意気投合はありました。

明日こそHPデータの修正やら新規データのアップうやら、いろいろやるつもりなのですが、水面下で動かす事になるのでみなさんが気がつくのはもうちょっと先の話になりそうです。

#あー、誰かCMSってかWordPressに詳しい人、相談にのってくれないかなぁ・・・缶コーヒーくらい奢るから(笑)

火曜日

火曜日ってのは週末中に売れてしまった物や受注を受けて欠品してしまっている物が一斉に入荷してくる日でして、午後2時頃までは大量の荷物と格闘。

その後、発送やらなんやらやって気がつけば3時10分前。

ああ、そうだWEB更新しなくちゃ・・・と思いつつPCに行ってパチパチパチ・・・とお仕事。

更新は終わったんだけど新サーバへの移管もやらなくちゃいけないので、メール設定とか新サーバの設定とか全データのFTPとかやっていたら、気がつけば午後7時。

まぁ閉店時間までに間に合ったのでOKOKと思いつつDNSの書き換え要請をメール送信して、今に至ります。

ああ・・・オレの昼飯どこいった・・・・。

明日から明後日にかけてサーバ移転の為、少しだけHPのデータがおかしくなる事があります。またメール受 信もちょっとだけ不安定になりますので、メール送ったんだけど返信が無い!って人は木曜夜まで待って返信がないようなら、大変申し訳ないのですがもう一度 お送りください。

これが終わったらみなさんの目に見えない所でHPを大改造していきまっす。(見た目はほとんど変わらないと思います笑)

三宅島エンデューロ画像集

週末に三宅島エンデューロレースでサポートをしてくれたハッシーから写真を頂きました。

自分の想い出としても貴重な写真ですのでここに載せておきます。

詳しい事は先日の顛末記に書きましたから時系列に乗り一言コメント付きでどうぞ。

11月5日(金)22時出航、竹芝桟橋フェリー乗り場、さるびあ号に乗って出発。

エスエス製薬の強力な酔い止めを飲んだんだけど、やっぱり心配で外の空気をすっている私とO氏。この時携帯電話で仲間に「いよいよ出発です、なう」と打ち込み。

レインボーブリッジをくぐると、なんつーか遂にハジマタ!って気持ちがムンムン。

実はその後の記憶があまり無く、酔い止めが無事に効いて気がついたら三宅島。振り分け通りのバスに乗って各自旅館へ。この時6日(土)朝の5時。

旅館で仮眠して朝飯食ったら第1ピットへ集合。

バッタ号を引き取りゼッケン順に整列。となりはサポートのハッシー。

ここでお仲間のナガチャンと記念撮影。うあ、おれカチカチ(笑)

で、第1ピットから自走でコースまで移動。実は移動距離は結構長くて10Kmくらいは走ったんだけど、レーサーでツーリングなんて出来ないので、ツーリング気分が楽しかった。写真は登った後のダウンヒル。

で、お気楽気分を吹き飛ばす、そのまま地獄のコースイン。これは丁度先日の日記で書いたチェンジレバーを折り曲げてしまった谷底セクションあたりの貴重な写真。

試走が終わり各自別送で届いていた、工具やらドリンクやらを準備中。写真はナガチャンと「一応チューブ持って来たけどパンクしたらリタイヤでいいべ?」とか言っていたと思う(笑)

で、スタート。

で、そこから30分ほど経ちまして・・・・。

谷底セクションで20分以上バイクを引きずり出すのに格闘したうえ、キャメルバッグの水が無くなり泣きそうになりながら、1周を終えて最後のコーナーに向かう私・・・・このあと・・・・・。

うぁぁああああああ!ピット入り口わからなかったぁぁあああああ! ひぃぃぃい2周目ぇえ!
な私(笑)超貴重画像。

実はこのピンクアフロはお仲間のO氏。1周目の私と同じ谷底セクションでクラッチホルダーごと粉砕。走行不能で2時間ここにいました。

さて、心折れまくりの私がディープサンドに挑んでます。もう腰が入ってませんね(笑)

ちなみに「お地蔵さんほどデカイ岩って大げさだろー?」とか言われましたが、これが証拠写真。でかくてあまり角が取れてない感じが恐怖です。

走行終了後の私(別アングルバージョン)あ、そうそうブーツも壊れちゃいました・・・。

ゴール後のピット全景。なんつーかノーサイドな雰囲気が良いですね。

その後、展望台へ。展望台はまさに絶景。

帰りの手荷物を減らしたいので、装備を全て外し着替えた私。いろんなプレッシャーから解放され達成感にも包まれながらこの日始めて景色を楽しみつつ麓のパドックまで自走で帰り中。

夕焼けが本当にチョー綺麗でした。

で、気がついたら翌日。本当にレース当日は気を失うように寝てしまい目が覚めたら帰りの7日(日)の早朝でした。島の中学校をお借りして表彰式。我らがケンヤさんが150クラスで2位になりヤンヤヤンヤ!

楽しい時間ってのは本当に早く過ぎるもので、もう帰りのフェリー乗り場・・・・。

スタッフのみなさんや、島のみなさんがお見送りしてくれて感動のフィナーレ。

少しずつ離れていく三宅島。あーあ・・・終わっちゃった・・・・。

ハッシーが写真撮っているので写ってないけど、総勢6名での三宅島エンデューロレース挑戦の旅は満足度120%でした。

とりあえずこれで三宅島関連の報告を全て終わります。でも今画像を見直しても自分の目に焼き付いた様々なシーンを思い出すキッカケにさえなりますが、それを超える物ではない事もよく分かりました。やっぱ自分の目で見てナンボですな。

もし・・・・もしですよ。これ見て、なるほどこういう世界もあるのか面白そうだな、と思ったあなた。

年齢・性別は関係ありません。別にオフロードバイク乗れとも言いません。車でもバイクでもジェットスキーでもなんでも良いです。仲間と汗かいてゲラゲラ出来る環境は、案外その辺に転がっているかもしれませんよ。

なんとか

三宅島騒動は大分落ち着いてきまして。

片付けや壊れちゃったバイクの部品手配もほぼ終了。都合で行けなかった仲間にも土産話を渡し終わったし、今週からはサーバ移転を一生懸命やるつもりです。

今日はすでに10年以上稼働させているHPデータの見直しと整理整頓を行いまして、新サーバへのアップロード準備を行っておりました。

これが結構地味に大変でして・・・古いデータの削除だけでも4時間も掛かりました。

今週中頃には新サーバに完全移行しまして、新サーバでは今まで使えなかったデータベースが使えるようになる予定。

そうすれば最新のCMSが使えますのでブログやったりいろいろ夢は広がります。

16日頃にDNSの書き換えを行う予定ですので、ちょっとだけHPデータがおかしい感じになるかも知れませんが、すぐに直ると思いますのでどうぞご了承ください。

思う存分楽しんで遊びましたら、その分仕事をしっかりやりますよ。

三宅島エンデューロ奮闘記~その7~

ピット要員で応援に来てくれていたハッシーがコース途中まで、見に来てくれたりして声援を送ってくれたのがかなり助けになり、なんとか1時間掛けて初ピットイン。

総時間でもすでに1時間半以上過ぎていて、疲れ果ててました。

とりあえず水分補給をしレース的なリザルトはもう無いな・・・って思い少し休憩。

するとチームメイトのナガチャンがピットインしてきて、心配してくれてるのが遠くに聞こえたので顔を上げると満身創痍ながら元気に笑うナガチャンがいて少し尊敬。

で、場内放送で「残り30分を切りました」と。

うおおおぉーし!

と気合いと水を入れ直し「とにかくチェッカーを受ける!」を目標に再びコースイン。

でもダサダサのさっきの走りが急に直るわけも無く、ドテ・・バタ・・・とコケながらちょっとずつ進みました。

そして1周目で分岐点になったガレの登りで、コースアウト気味に大ゴケ。

これでエンジンが再始動しなくなってしまい、不安定な足場でのキック地獄へ。

ここで場内放送が流れ「1位の小池田選手がゴォール!」と。

あ、やっべ・・・レース終わっちゃった・・・早くオレもゴールしないと・・・と気持ちばかりが焦るけど、エンジン掛からず。

すると後ろからエンジン音が来て止まりました。MFJのマーシャルの人。

「大丈夫ですかぁ?エンジン掛からないんですか?」

と。

私 「・・・・はい」

M 「先頭はゴールしましたけど、まだ時間あるのでガンバってくださいね」

私 「ういっす・・・」

この間、キックし続ける私。マーシャルの人は私を見守ると決めたようで動く気配無し。

M 「コケ止まりですか?」

私 「・・・・はい」

M 「んじゃ、オーバーフローでかぶっているかもしれないから、アクセル全開でキック連続で」

私 「・・・はい」(さっきからやってるけど、連続キックするちからがもう無いんだよ!)

が、次の瞬間。

ブ・・・ブ・・・ブロローン・・ブロロロロロロ。

うおー掛かった-!

M 「んじゃ行きますか!」

私 「ういっす!」

と、ガレを何とか登りだします。

後ろに心配してくれているマーシャルがいるので変な心配掛けられないなぁ・・とか考えていたら、自然とアクセルが開いてきてスタンディングでガレを走破。

あ れ ?

なんかバイクが安定してる・・・。

火事場のクソ力なのか?とにかく両足でガシっとバイクをホールドして超デコボコしているガレ場を、ストトトンと安定して登っていける!

ちょうど普段練習しているサンドとほぼ同じ要領。

安定しているので顔を上げて視線を前に!

すると速度が乗ってバイクが更にビシっとしてきた。

あれー?マジカー!つまりこういう事だったのかー!?と走り方を思い出したのが残り半周(笑)

しかし、次のガレ場のコーナーで動く岩に乗り上げガシャゴケ。

で、ここでは足が挟まれ動けなくなってもがく。

するとさっきのマーシャルが来てくれてバイクをどかしてくれた。

M 「大丈夫ですか?」

私 「なんとか・・」(実は結構痛い)

M 「時間的に厳しくなってきましたけど、まだ行けます?」

私 「・・・・・・・」(それってリタイアしろって事?)

実は今回のレースではぶっちゃけそんなに走れるとは思って無かった。だから何か自分にひとつだけご褒美が欲しくて目標としてチェッカーを受けて完走する!って事だけは死守したかった。

でも、時間的にはトップがゴールしてからすでに15分ほど経過していて、閉め切られても文句は言えない状況。

またこのマーシャルの人がさっきから献身的に私を心配してくれているのも分かっていたので、コンマ何秒の間にものすごくいろんな事を考えた。

で、これ以上迷惑かけちゃだめだよな・・・と思い、出した結論は。

私 「しゃーないっすね・・・リタイアします」(かなり笑顔で)

M 「・・・・・・」

おいおい、黙るなよ・・・こっちが情けなくなるやん・・・。

そしたらインカムで本部と何か話始めた。

M 「・・・ん・・多分・・・で・・・了解・・」

何話しているのかは分からなかったけど、まぁ1名リタイアでーす!とか言っているんだろうなぁ・・・とか思っていたら。

M 「50番さん、コースクローズまで残り10分だそうです」

M 「まだ行けますよね?10分間のエンデューロを楽しみましょうよ」

と。

おいおい、おっさんになって涙腺少し緩いんだから泣かすなよぉ。

グイっとバイクを起こしキックキック。

で、ここからは自分でも驚くくらい全てがスムースに走れた。なんだぁ、まだまだ修行が足りねぇーなー・・・とか思いつつ、難所の谷底では一度コケたけどすぐに再スタートしてクリア。

本部のテント前ではMFJの人達が全員で出迎えてくれて、最後の大ジャンプへ。

ジャンプしてピット前のストレートに戻ると、仲間が全員で出迎えてくれた。

ゴール。

嬉しかった。

チョー嬉しかった。

順位はビリっけつのほうだけど、そんなの関係無くチョーー嬉しかった。

仲間もまわりにいた知らない人もみんな喜んでくれた。

走っている時は全然視界に入らなかった、三宅島の大自然や眼下に見える海や島も素晴らしかった。

レース終了後に山のふもとの第1パドックにみんなでパレードラン。

ヒルクライムの頂上ではものすごい景色と夕焼けが綺麗だった。

そこには普段とは切り離された非日常があり、まるで海外のレースのような体験が出来ました。

これでニッキュッパ。

大冒険のチケットは格安でしたよ。