チャリティ

いやー昨夜の地震は怖かったです。テレビと携帯電話で同時に例の地震アラートを発し始め、身体に少しだけチカラを入れて身構えていると・・・カタカタカタ・・・と窓枠が揺れ始めその後ドドドドドと縦に大きく揺れました。そして次は横揺れ、それも大きくゆっくりとまるでタプンタプンと水の上にいるような長い揺れが続きます。直感的に「これ遠くで大きい地震だ」と思いテレビの速報を注視。

また仙台で震度6強。すぐにツイッタに繋ぎ仙台市内のバイク屋さんの安否を確認、うし無事。ただし建物や道路の倒壊に関しては本震の時よりもひどい状態との事・・・・もういい加減にしてくれ・・・と言う書き込みにかける言葉が見つかりませんでした。

前回の津波被害をまぬがれた地区でも、昨日の地震で新たな被害を受けた所も多いようです。援助物資等あらたに必要になる事もあると思うので少し情報をこまめに拾う必要がありそうですね。

さて表題のチャリティ。

私も個人的に義捐金を2回ほど振り込んでおりますが、お客さんと話すとなかなかそういう募金関係をやって無くてうしろめたい、と言うのを聞きます。いやいや、いいんですよマジで、別に義務じゃ無いし出来る人がやれば良いだけ。

でも少しは役に立ちたいと思っている人も多いハズ。

そんなわけで今日は私の身近で行われている、日本各地の様々なチャリティを紹介。中にはバイク仲間だけでも助けよう、とかのニッチな募金やチャリティもありますが形式にとらわれず好きなようにやれば良いと思います。

●まずはモトクロス情報誌ダートスポーツで有名な造形社さんは

「がんばろう東北 がんばろうみんな」

と称してグッズの販売及び募金の受付を行っております。

 

これはTシャツとかステッカーを買えばそれが募金に繋がると言う物。これくらい気楽に参加出来ても良いですよね。

 

●お次は同じ埼玉のミニモトの聖地オケスポのイベント。

全日本ライダーが多く集まり様々なイベントを開催する予定との事です。詳しい内容はリンク先でご確認ください。

 

●これは有名かな?2輪4輪の枠を超えてプロドライバー・ライダーが集結。

 

テレビでも有名なレーシングドライバー脇坂さんが音頭をとって始まった業界あげてのチャリティ。ヤフオクとかでも展開しているので気になる方は是非チェック。

 

●こちらはJEC(ジャパンエンデューロ)から先日のキックオフ大会予定だったSUGO2DAYSの再起を募ったチャリティ。

矛先は狭いかもしれないけど、まずは身近なあの人を助けたい!と言う純粋な気持ち。大きな活動だとピンと来ない人には良いですよね。

 

●そしてツイッタ仲間で今進行中の計画。これもMXやED限定の話になってしまいますが、そちら業界のメディアの方が立ち上がった企画。

チャリティ・MX/EDフォトセッション (リンク先はMCギアさんです、私よりマメなので丸投げしますスンマセン)

ようはコースで走っている格好いい姿を有料でプロカメラマンに撮ってもらおうと言う企画。その代金が募金にあてられます。

#各地のチャリティはもっともっといろいろあると思いますが、私の耳に入ってきているのはこんな感じかな。(まだあったら後日紹介します)

募金やチャリティって今回の震災に対してはかなりの長期戦になると思うんですよね。なのでどんなカタチでも良いので続けていくのが大事だと思います。だって1年後には誰も何もやってないとか寂しいですもんね。なので自分にあった気楽な方法で気長にやっていくのが良いと思います。

何か参加出来そうなのがあったらみなさんも是非。

 

電気のチカラ。

前の日記でも書いた事がありますが、個人的には自動車&バイクの電動化に関してはあまり否定的な意見は無いんですね。嫌悪感があるのはエコエコ言いつつ目先の欲にしがみつく行為ぐらいです。

そりゃーまー内燃機は好きですし無くなっても良いと、割り切れるほどでも無いのですが、現在開発が進んでいるEVを少し調べてみると結構楽しくなりそうな物も多いんですよね。

しかしちょっと憂慮しているってか・・・この隠れた問題をどうするのかな?と思う事がいくつかあります。

一つ目は電力の供給問題。

現在販売されているEV車のオーナーさんは、多分ですけど夜間料金とかうまく利用しつつ、充電をしていると思いますが、今後この大きなエネルギー利権を電力会社が放っておくとは思えません。すでに各所で噂レベルですが「EV車向け電力契約」が始まるとか出てきてますし、何かしらの囲い込みが行われると思います。仕様や規格、そして電圧の問題とかとか電力の供給元も大きな発言権を持つような気がするんですよね。こういうのを日本の各自動車メーカーは足並み揃えて解決出来るのか?

二つ目は安全性の問題。

ハイブリッド車やEV車は今のご時世もてはやされておりますが、テレビコマーシャルでは流れない問題も多く抱えております。それが安全性。

ご存じの方も多いと思いますがガソリンエンジンの車ってのは、よっぽどの事が無い限り衝突事故を起こしても爆発とかしません。(タンクが破損して引火くらいですかね)

しかしバッテリーは爆発します。また大きな電流が流れるハイブリッド車では、電源のオンオフが結構重要になってくるのですが、これが例えば事故を起こした時に簡単にオフにする事が出来るのか?ってのが結構問題。うちら工具業界でも近年1000ボルト対応の工具の問い合わせがとても多いのです。

JAFはもちろん高速隊とかからも問い合わせや注文が入ってます。こういう一歩間違うと今までの車みたいに気軽じゃ無い面があるんだよって事をそろそろ公にして、みなさんに認知してもらう必要があるんじゃないかなぁ・・・と。(別に悪者にしようとしているわけじゃ無いんです、そろそろ知っておこうよって事)

すでに市販の始まっているホンダやヤマハの電動スクーターも、販売店には専門の講習会が開かれ電気ゆえの怖さのレクチャーがあったそうですからね。

まぁこんな事気にするのもあと2~3年内にはEV市場もかなり活性化すると思うので、早めにいろいろ浸透されてしまった方が良いんじゃないかなぁ・・と思うからなんですね。アメリカとか中国ではすでにモーターやバッテリーのエンジン載せ替えキットとか発売されてますし、いつまでも「電動なんか嫌」とか言っている時代でも無いと思うんですよね。

動画は国内スーパーモタードライダーの佐野新世さんが、モトクロスの草レースにアメリカから輸入した電動モトクロッサーで出場した時の様子。

 

まぁ乗っている人が速いってのもありますが、実際は電動の乗り物もここまで来ているわけです。

騒音も無くモータースポーツを楽しむってのも、アリっちゃアリですよね。

モータースポーツ

をどう見るか、ってかどう楽しむか。

もちろん自分でやるのが楽しいのは事実ですが、誰もが勝ち上がっていける世界では無いのも事実でして、磨き抜かれた人達の走りや技術を見るのも楽しいですよね。

でも・・・日本ではあまりモータースポーツ観戦って根付かないですよね。

そもそも文化の違いなのか、国土とか人口の違いなのか?諸説はいろいろありますが、その中のひとつには「日本人の真面目さ」が関係していると思います。なんつーかお祭り気分で盛り上がってワーワーギャーギャーだけではダメな雰囲気ってどこかにありますよね。
お涙頂戴がもてはやされるっていうかね・・・。

その点アメリカやヨーロッパなんかはお馬鹿なレース多くて面白いです。

で、近年そんなお馬鹿なレースをうまく昇華させたのがXゲームですかね。

モータースポーツ多く取り入れられ、空中で回転しちゃうフリースタイルモトクロスとかスタジアムのその場で見て盛り上がってって言うショー的要素の多いイベントです。

これを日本でもやれば盛り上がるのに・・・と言う人も多いのですが、実際は興業的に厳しいとも思うんですよね。個人的には見たいのですが。

で、そんな中今月の中頃に関西で行われたRide is Life

オフロード系の総合イベントとしてモトクロス、エンデューロ、トライアルの国際ライダーが集まり腕を競い合いました。

違うカテゴリーのライダー達が同じ土俵で競いあったのがRed Bull Rocks & Logsと言う異種格闘技戦みたいなエンデューロクロス。

これ盛り上がったみたいですねぇ。関西での開催だったので見に行けませんでしたが、是非関東でもやって欲しいイベントです。こういう全体が見渡せて素人が見ても「面白い」と思える事って大事だと思うんですよね。

カワサキオフロード運動会

に行って来ました。

先日行われた三宅島EDレースでお手伝いしてくれたお二人が出場
するって事で、恩返しの意味もあります。

で、せっかく川越のオフビまで行くのならと私もエントリー。

ところが・・・

昨日の日記に書いた通りお天気がチョー不安。

結局私の走行開始時間まできっちり降り続きまして・・・・ばっりち泥人形になってきました。

 

ご覧の通り(笑)

で、これがきつかったかと言われると、先日の三宅島の悪夢が蘇りそうになったのですが、スタートしてふたつくらいコーナーを曲がった所でコケる覚悟でエイヤと行ってみたら・・・あれ?

普通にグリップして曲がれる???

いや、路面はビチャビチャなんですけどグググっとグリップ感がありかなり行ける感じ。

で、それが分かっちゃったら後はウヒョヒョーと楽しく走れました。久しぶりの恐怖感無しの走行は本当に楽しかったです。

で、私達フルサイズのモトクロッサーは大丈夫だったのですが、いわゆるミニモトさん達はかなり苦労してました。

 

ぬたぬたぬたぁ~・・・どしゃ~ん。

と、至る所でコケまくりハマりまくり。まぁこういうのも含めてオフロードの楽しさなんですけどね。

午後からは太陽も顔を出し始め、4時頃には綺麗な夕焼け。

雨が降ったおかげで空気も澄んでいて帰り支度の私のサンバーを照らしてくれました。

 

泥だらけにはなっちゃったけど楽しい一日でしたー。

個人的には今年のオフ関連のレースはこれにて終了予定(練習には行くけどね)

エンジンってかヘッドのO/H時期なので、ちょいバラししながら仕事に集中しまーす。

三宅島エンデューロ画像集

週末に三宅島エンデューロレースでサポートをしてくれたハッシーから写真を頂きました。

自分の想い出としても貴重な写真ですのでここに載せておきます。

詳しい事は先日の顛末記に書きましたから時系列に乗り一言コメント付きでどうぞ。

11月5日(金)22時出航、竹芝桟橋フェリー乗り場、さるびあ号に乗って出発。

エスエス製薬の強力な酔い止めを飲んだんだけど、やっぱり心配で外の空気をすっている私とO氏。この時携帯電話で仲間に「いよいよ出発です、なう」と打ち込み。

レインボーブリッジをくぐると、なんつーか遂にハジマタ!って気持ちがムンムン。

実はその後の記憶があまり無く、酔い止めが無事に効いて気がついたら三宅島。振り分け通りのバスに乗って各自旅館へ。この時6日(土)朝の5時。

旅館で仮眠して朝飯食ったら第1ピットへ集合。

バッタ号を引き取りゼッケン順に整列。となりはサポートのハッシー。

ここでお仲間のナガチャンと記念撮影。うあ、おれカチカチ(笑)

で、第1ピットから自走でコースまで移動。実は移動距離は結構長くて10Kmくらいは走ったんだけど、レーサーでツーリングなんて出来ないので、ツーリング気分が楽しかった。写真は登った後のダウンヒル。

で、お気楽気分を吹き飛ばす、そのまま地獄のコースイン。これは丁度先日の日記で書いたチェンジレバーを折り曲げてしまった谷底セクションあたりの貴重な写真。

試走が終わり各自別送で届いていた、工具やらドリンクやらを準備中。写真はナガチャンと「一応チューブ持って来たけどパンクしたらリタイヤでいいべ?」とか言っていたと思う(笑)

で、スタート。

で、そこから30分ほど経ちまして・・・・。

谷底セクションで20分以上バイクを引きずり出すのに格闘したうえ、キャメルバッグの水が無くなり泣きそうになりながら、1周を終えて最後のコーナーに向かう私・・・・このあと・・・・・。

うぁぁああああああ!ピット入り口わからなかったぁぁあああああ! ひぃぃぃい2周目ぇえ!
な私(笑)超貴重画像。

実はこのピンクアフロはお仲間のO氏。1周目の私と同じ谷底セクションでクラッチホルダーごと粉砕。走行不能で2時間ここにいました。

さて、心折れまくりの私がディープサンドに挑んでます。もう腰が入ってませんね(笑)

ちなみに「お地蔵さんほどデカイ岩って大げさだろー?」とか言われましたが、これが証拠写真。でかくてあまり角が取れてない感じが恐怖です。

走行終了後の私(別アングルバージョン)あ、そうそうブーツも壊れちゃいました・・・。

ゴール後のピット全景。なんつーかノーサイドな雰囲気が良いですね。

その後、展望台へ。展望台はまさに絶景。

帰りの手荷物を減らしたいので、装備を全て外し着替えた私。いろんなプレッシャーから解放され達成感にも包まれながらこの日始めて景色を楽しみつつ麓のパドックまで自走で帰り中。

夕焼けが本当にチョー綺麗でした。

で、気がついたら翌日。本当にレース当日は気を失うように寝てしまい目が覚めたら帰りの7日(日)の早朝でした。島の中学校をお借りして表彰式。我らがケンヤさんが150クラスで2位になりヤンヤヤンヤ!

楽しい時間ってのは本当に早く過ぎるもので、もう帰りのフェリー乗り場・・・・。

スタッフのみなさんや、島のみなさんがお見送りしてくれて感動のフィナーレ。

少しずつ離れていく三宅島。あーあ・・・終わっちゃった・・・・。

ハッシーが写真撮っているので写ってないけど、総勢6名での三宅島エンデューロレース挑戦の旅は満足度120%でした。

とりあえずこれで三宅島関連の報告を全て終わります。でも今画像を見直しても自分の目に焼き付いた様々なシーンを思い出すキッカケにさえなりますが、それを超える物ではない事もよく分かりました。やっぱ自分の目で見てナンボですな。

もし・・・・もしですよ。これ見て、なるほどこういう世界もあるのか面白そうだな、と思ったあなた。

年齢・性別は関係ありません。別にオフロードバイク乗れとも言いません。車でもバイクでもジェットスキーでもなんでも良いです。仲間と汗かいてゲラゲラ出来る環境は、案外その辺に転がっているかもしれませんよ。