JNCC第4戦ジョニエル-G

雨。

週間予報では雨マークなんて全然無かったのに、数日前に突如現れた雨のマーク。それでも土曜日の午前だけって予報だったので、ここまでは楽観してました。

長野県大町市の爺が岳スキー場で行われるJNCC第4戦に向かうために、金曜日の夜には出発。店を出たのが夜の11時頃でして到着予想は深夜の3時頃予定。

ブウンっと店前の県道へ走り出したのと同時にフロントガラスに雨粒。もちろんここは長野県じゃ無く埼玉県。あまり気にもならずにそのまま上信越道を目指します。

しかし。

上信越道の軽井沢あたりから霧が出始め、佐久あたりでは土砂降り。ワイパーを全開で動かすほどの大雨と言えば、そのすごさが分かってもらえると思います。

で、予定通りに会場に着いても雨脚は弱まらず。不安のまま朝まで車内で就寝。

朝起きても雨。時々強く降ったり弱くなったりしつつも降り続ける雨。携帯でニュース確認すると梅雨入り宣言まで来ている始末。それでも予報は午前だけだったと思い出し、雨対策バージョンでお店を設営。

 

ウチは工具店なので「雨に濡らしたくない物」が多数。(っていうかほとんど)当然持って行った満載の商品全てを並べるわけにも行かずに、2/3くらいを並べて暫定オープンしました。

しかし雨は嫌ですね。

特に今回はウチの出店とかは関係無く、ウチの仲間が大勢来てくれる最高盛り上がりの大会。

JNCC初参戦はもちろん初来場とか初レースとかの人もイッパイいるんですよ。

そういう人達に青空の下、レース前日のちょっとピリピリ感とちょっとノンビリ感を満喫して欲しかったんですよねぇ。

それが一番残念でした。もちろんみんな盛り上がって楽しんでくれてたみたいですけどね。やっぱ最後の一押しで太陽パワーが欲しかったのが本音。

 

雨降る中でも元気に試乗会で走るAOK君。そそそ、こうやって楽しんだ者勝ちですわ。

夕方からはいろんな人が入り交じって大BBQ大会。みんな「こんなに楽しいなんて思わなかった」と言ってくれて私としても嬉しい限りでした。

BBQではいつも盛り上げてくれるジャンキー氏が今回は手作りピザを焼いてくれて豪華で少しシャレオツな感じに。そして最高潮に盛り上がった時にジャンキー氏の携帯に嫁から「陣痛はじまったなう」とメールが(笑)

こりゃ大変!と急いで帰りました。(早朝無事出産されたそうです、おめでとう!)

翌朝起きてもやっぱり雨。

それでも少し小降りになり、たまに晴れ間もあったりして昨日よりもかなり良い状態になってきました。もともと爺が岳は雨でもそれほどひどくならない場所でして、なんとかなりそうな感じもしたのですが、初レースの人もいるしちょっとだけ心配。

 

こちらは初JNCC出走のちょんまげ氏。(レース直前)

あきらかに顔色が悪く緊張で口から何か出てきそうな感じ。となりには励ますように後輩のAOK君が寄り添ってます(AOK君は午後のレース)

レース結果はここに書いちゃヤボだと思うので割愛。あ、ウチのチームは全員無事に完走出来ました。

初レースの人に完走を聞いてみると「面白かったけど、悔しい気持ちが上回ってる」との事。

よしよし、それでいいんじゃないの。

雨 雨 雨 。

と雨に祟られたレースになりましたが、コースは見事な深緑でこんな感じでしてつらいレースにはなりましたがみんな各々楽しんだみたいですね。

まだちゃんとした画像を貰ってないので、もらい次第また後日に写真だけ紹介します。

動画は我らがナガチャンのCOMPクラス動画。すごい・・・の一言ですね。この調子でひとりで3時間走りきるレースなんですよ。

 

Game ~ for Erzberg ~

はい!JNCC前半戦のトリである爺が岳から帰ってきました。

いろいろあったのですが、今回カメラマン連れて行って自分じゃ写真撮って無いので簡易レポはまた今度。

で。

昨夜ライブ中継されたオーストリアのエルツベルグロデオ。先日書いた通りふたりの日本人が挑戦!そして田中太一選手は優勝候補のひとりです。

私はやはり帰宅中な時間でして良さそうなWifi拾えれば停車してでも見たのですが・・・高速のSAじゃまともなの無いんですよね。

ってなわけでツイッターのTLに流れる実況を見ながら一喜一憂。

とりあえず先に結果を書くと・・・。

5位!

 

一昨年が13位、去年が7位ときての5位。今年も1800台エントリーで完走者がたったの7台と言う感じでしたので5位は立派。まぁ本人はボディウムに乗りたかったんでしょうけどね、いろんな意味で。

しかし上位陣ですら完走が難しいレースで3年連続フィニッシュってのはすごい事なんですよ。これホント夕方のニュースで流れてもおかしくない偉業なんだよなぁ。

 

ライブ動画こそ見ることが出来なかったけど、今朝見てみたら・・・すごい・・・ほんとすごい。これはライブでみんなと盛り上がれなかったのがツライくらいすごい。(画像はキャプチャ)

 

フィニッシュ直後の太一君。

インタビュアー「おめでとう!」

太一「おれ、何位?」

インタビュアー「え? えっと・・・・あ、5位!」

太一「・・・・そっか・・・ちぇ」

って感じ。

 

そして今朝太一君のブログが更新されました。いろいろ波紋を呼びそうな事書かれてます。個人的には大部分「そーだよなー」って思いますが、それはちょっと違うんじゃ?って事もあります。

ただ率直に実直に海外のモータースポーツ文化でもまれ続けた人間のひと事なんだと言うことはビンビン伝わってきます。

スポンサーや応援してくれる人達の為にも、命をかけて走るけど。やはりレースはゲームなんだ。

と彼は締めてます。これの本質を私は分かりません。訳知り顔で「あーあーうんうん、そうだよねぇ」なんて書いとけばいいのかも知れませんが、私にはこれの深層は理解出来ないかもしれません。

いつか何か変われば良いのになぁ。と、思って思って20年。

身につまされる思いですね。

まぁ私の口伝では伝わらないと思うので一度彼のブログでも見てみてください。

昨日のライブ全編はリンク先でご覧下さい。。ゼッケン25の黒いジャージが田中太一選手です。とくにCP19ではすごいライディングを披露してくれてます。4時間44分の大長編です。

2012 Erzberg Rodeo XVIII

今年もいよいよこの季節。

我々が日本国内でJNCCのガレクライムに挑んでいる頃、いや正確には挑み終わって帰路の道中に異国オーストリアにてエルツベルグロデオの本番が開催。

今年はなんとレッドブルTVでストリーム生中継との事。これ無念・・・私は上信越自動車道の上、SAのWifiもあてに出来ないのであとで見るしか無さそうです。

今年の注目はもちろん3度目の正直でボディウムのてっぺんを狙う田中太一。

・・・と、国内EDでは最凶の男、落ち武者こと、この人。

 

河津さん。(KTM国際公式に刀刺して出てるしww)

職業はごにょごにょと一応プロライダーと言っても良さそうな人なんですが、とにかく奇跡の一般人と言われているこの人がどうなるのか?いやー興味津々。

サッカーも重要なんだけど、宇宙一きついと言われているこのレース。

極めつけの日本人ふたりの活躍に超期待です!

動画は4日間で開催されるDay1の様子。これはほんとに序の口。

JNCC前半戦総決算

いよいよ今週末はJNCC前半戦の総決算である長野大町市の爺が岳。

レース自体は日曜日だけなんだけど、土曜日に試乗会があったりコースの下見したり、もちろん当店も参加する出店ブースがあったりで前日から大盛り上がりしております。

更に今回はヤマハのWR450Fの試乗が初開催されたり、出店ブースであるJバザーがなんと30店舗超えたりして異様な盛り上がりになっていますね。

JNCC自体が日本各地で開催される為「近所のレース」ってのがあまりありませんから、当日の朝に着くように出発するよりも前日に着いて泊まってしまった方が楽なのも原因だと思いますけどね。

で、土曜日の前泊組が多い(多分2/3くらいは来てるんじゃないかな?)ので、おのずと前日夜はパドックのあちこちでBBQが行われていて、ウチらが開催するJバザーの飲み食いも結構人が集まってくれます。

それならばと今回は有料になりますがBBQ大会も開催。

良く分かんないけど一度見に行きたいなぁ・・って人は車に毛布積んで是非前の日(前の晩でもOK)からお越し下さいマセ。

動画は前戦鈴蘭のCOMPクラス。爺が岳はウッドチップありガレありウッズありの総合エンデューロコースですので、これよりも見応えあると思いますよ。

 

爺が岳コース図発表

いよいよ今週末にせまったJNCC第4戦ジョニエルG。長野の大町市、爺が岳スキー場特設コースで開催される国内最大の参加型モータースポーツイベントです。

当店も出店ブースを出してますのでご近所の方はもちろん、ドライブやツーリングがてらに是非観戦に来て下さい。

個人的な感想なんですけど、これ多分ダートバイクに興味無いどころかモータースポーツ自体に興味無い人でも見ていて面白いと思います。

またスキー場を上から下まで使ったクロスカントリーレースですので、リュックサックにお弁当持ってコースを1周見て回るのも楽しいですよ(すごく疲れるけど)

 

で、本日JNCCのHPに爺が岳のコース図が発表!

 

HPにはもっと大きく詳しい図が出ているのですが、ちょっと大き過ぎちゃって落とすの時間かかりますので注意。

まずすぐに気がつくのがスタート位置。昨年の左ゲレンデでは無く右ゲレンデからのスタートに変わってますね。これは先日開催されたWEXと同じ場所。WEXと違うのはスタートしてすぐに左に折れて、ウッドチップのフカフカルートに行く事ですかね。これスタート直後に渋滞出来そう・・・。

そしてそのまま山を登っていって・・・問題のガレクライム。

これも少し変わってまして右ルート(ロックンロールリバー源流)からのアプローチになってますね。こりゃー昨年より難しくなりそうです。

で、注目はエスケープ。

 

これがガレクライム。写真ではなかなか伝わらない斜度と足場の動く石がクセ物の名物ヒルクライムです。

ここで昨年は地獄絵図の渋滞が発生し上位陣の順位にも影響しました。で、さすがに渋滞させっぱなしはマズイと思ったのか今年からエスケープが登場。

 

上のコースをアップにしてみました。

なんとかガレクライムって字が分かると思いますが、その直前で左に曲がれる青いゾーンがエスケープになるようです。

私も何度か爺が岳に行ってますが、ここの場所は通った事ないのでどんな状況なのかわかりませんが、エスケープ通った方が速いのはマズイわけでして、そこそこキツイコースになっていると思います。

しかし、コースを見る限りロックンロールリバーは源流も含め全て使用するようなので、タイヤも含めてやはりガレ対策が一番になりそうですね。

フカフカのゲレンデ登頂をメインで考えてタイヤをソフト&サンドタイプとかを選ぶと痛い目に遭いそう。

どうです超おもしろそうでしょ。観戦だけでも楽しいのでみなさんも是非。