暑くなる季節に向けて

なんだか最近夏場の暑さや突然のスコール、そして昨年大きな被害を出した大型台風とか昔とはなんだか違うな…なんて事が増えてきましたよね。

自宅で使っている15年落ちのエアコンも昨年の暑さでバグってしまい故障したのですが、なんでも今と昔では耐外気温の設定自体が違うらしく、確かに言われてみれば昔は40度超えなんてあまりなかったもんなーって妙に納得してしまいました。
(結局リビングと寝室の2台も買い換えるはめに…)

で、これからまだまだ暑くなるわけで工具の業界も暑さ対策の機器をいろいろ出しております。

そんな中で近年再注目されているのが空気を循環させるサーキュレーター。

CAT35センチフィン

CAT サーキュレーター(密閉式モーター採用モデル)

いわゆる「扇風機」とはちょっとだけ違いまして人間に当てて冷やす道具というよりは、直進性が高く遠くまで風を送る事が出来る室内の空気循環用送風機なわけです。

サーキュレーター

これの下の図でも分かる通り空調を効かせた部屋の中の空気を動かす事によって効率的に部屋の温度を調整出来るようになります。
また内蔵しているモーターが密閉型のDCモーターという高級機でして、送風音は仕方ないとしてもとにかく静か、そして廉価版の機器では難しいとされている超微風も送る事が出来ます。

これからの季節ではあるとないとではかなりの差が出ると思いますので、まだ未導入の方はぜひ検討してみてください。
エアコンが聞いている室内でものすごい威力を発揮(同じ温度でも体感で2~3°下がる感じです)しますが、エアコンのないガレージとかでも空気が動いてくれるので涼しく感じます。

あ、ちなみに。

CAT フロア型工場扇35cmフィン(密閉式モーター採用モデル)

「室内の空気循環ではなくやっぱり人間に風を当てたい」って人には普通の工場扇もラインナップされております。
35cmフィン採用でかなりコンパクトなモデルですので置型ではありますが、場所を選ばず使えて便利です。
さらにこのモデルもサーキュレーターと同じ密閉型DCモーター採用機ですので、とにかく静かで微風もOKな上位モデルです。

CAT35センチフィン

知っている人は知ってると思いますが、こういう「夏場用の機器」ってのは今の時期に売って暑さが本格的になる真夏には売り切れになる事がとても多いです。

いまなら即納で在庫ありますので購入を検討している人は今のうちのどうぞ。

終わったり始まったり

新型コロナによる緊急事態宣言のちょっと前や少し小康状態になった頃に、週に一回いくいわゆる行きつけの個人でやっている居酒屋さんってのがありまして。
こんなご時世で潰れてほしくないという思いからランチに行ったり、夜はわざわざテイクアウトを買いにいってあげたりしてました。
別に聖人ぶるわけでもなんでもなく単純に「自分の居場所を守りたい」という気持ちだけの行為です。

で、その居酒屋さんで都内の大手出版社にお勤めの方とよく一緒になりまして、いろんなお話をしたのですが。
興味深かったのが「出版業界は数年ぶりの大盛況」だというお話。

個人的には「え?紙媒体さんってコロナ関係無しに厳しいのでは?」と思っていたのでちょっとビックリしたのですが──

種明かしはと言うと、現在は書籍のデジタル化が大きく進み小説や漫画が過去にないくらい売れているとの事でした。
そう言われてみれば自分でも結構気楽に小説とかをポチっとしているので、昔みたいに本屋さんに行ってジャケ買いみたいな事こそ減りましたが、気になるタイトルとかは逆にホイホイと買っているかもしれません。

こういう事を書くと「いや本ってのは紙こそ至高」とか言い出す人がいるのですが、そりゃ私だって高校生の頃から本ばかり買ってきた人間ですので言いたい事は分かりますけど……

個人的には紙の本にそこまで思い入れはないんですよね。
お店の裏の倉庫に高く積まれた数千冊の紙の本を断捨離したのが確か3年前かな。
古本で売ったりしないで全部捨てました。
それくらい紙の本を書い続けてきた私でも今や本はデジタル依存しているわけです。

スマホやタブレットに収まっている数百冊の本があれば、いつでもどこでも読むことが出来ますからね。
自然と紙の本を読み返す事が少なくなってました。(もともとそんなに読み返したりしなかったけど)

で2ヶ月前。
自分でコラムを執筆させてもらっていたrider誌のコラムを無理言って辞めさせて頂きました。
自分でも読まなくなった紙の本にコラムを書いている事がなんかおかしく感じてしまったんです。

そしたらなんと。
コラムを辞めた次号で雑誌自体が休刊に…。

rider最終号

かなり急に決まった休刊だったらしく執筆陣にも連絡がなかったようで、編集長の挨拶以外は最終号的な花道な感じは全くありませんでした。
まぁ確かに昨年秋頃から昔の記事を焼き直ししたりもしてて、当店で定期購入してくれてたお客さんも離れ始めていましたから仕方ないのかもしれません。

で、これが皮肉にも最終号だけあちこちで売り切れが続出。
各SNSでも「残念だ」とか「もっと続けてくれ」とかそんな書き込みで埋まりました。

いやーもうお約束の騒ぎですよね。
人気だったお店や雑誌がなくなる、そりゃみんなが買わなければ無くなるんですよ。
いや別に買ってない人を責めるとかそんな気持ちは毛頭ありません。
けど「残念だー、いつか行って(買って)みたいと思ってたのに」という意見はどうしても冷めた目でみてしまいます。

今新型コロナで世の中の経済の仕組みが少しだけ変わったと販売の先頭に立っていて感じます。
従来なら許されていたニッチなものが終わってしまったり、従来ならまるで相手にされなかったニッチなものが始まったりしている気がします。

実際出版業界は大盛況らしいですが毎年老舗の雑誌が休刊になっているのも事実です。

当店も工具業界の中ではかなり端っこの方でやらせてもらっている「街の小さな工具店」です。
今の自分のやり方が正解なのかどうかは分かりませんが、いつか時代に追い越されて、知らない間に不正解ルートを進んでしまうかもしれません。
それでもその時が来るまでは精一杯自分のやりたい工具のお店を続けたいと思いますので今後も応援よろしくお願いします。

1/4工具を揃える時に

今でもハンドツールの主役であるラチェット系工具では、3/8(9.5sq)差し込みはメインの差し込み角ではありますが。
工具の専門店をやっていると相談というか問い合わせの数だったら1/4(6.35sq)差し込みの工具も負けてない感じです。

それだけ多くの人の関心が高いのだと思いますし、あとはメインの3/8を揃えた後に気になり始める事の多い1/4ではいわゆる全くの初心者って人は少なくて、ある程度の情報を持って悩む事になるので相談になりやすいのかなー?とも推測します。

で、基本的には「工具は自分の好きなの、気に入ったの買えばOKOK」論者な私なんですが。
1/4の工具に関してはちょっとだけ注意しながら相談にのることが多いのでその辺の事を書いてみますね。

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1/4工具を初めて購入する時の最大の注意点というと

1/4工具は精密工具

と言う事です。

3/8や1/2のような大きめの工具の場合、ぶっちゃけ少しくらいテキトーなモノを購入しても「全く使えない」という事はありません。
しかし1/4くらい小さい工具になるといわゆる「精度」とかが如実にでてしまい、あまりにもテキトーなモノを最初に購入してしまうと「ああ、1/4ってあまり使えない工具なんだな」と思ってしまう人が結構いるんです。

ちゃんとしたメーカーのちゃんとしたラインナップで揃えて貰えばこれほど便利に使える工具はないのですが、最初に購入したのが格安のイマイチなシブイチだと「1/4工具全体がダメ」と思っちゃうんですね。
これは寂しい。

なので1/4工具の相談を受けた時は少しだけ慎重に「3/8工具と同じ感覚で購入しないでください」とアドバイスするようにしています。

ちなみに1/4工具でテキトーなモノを購入してしまうのにも理由がありまして。

3/8工具をキッチリ買い揃えてきた人にとって、未知の1/4工具にいきなりコストを掛けて揃え直すのがちとハードルが高い(お財布が厳しい)んですね。
ですので「とりあえずお試しで……」みたいな感じで使用感を確かめようとして格安のセット等を購入して失敗ってパターンが多いんだと思います。(気持ちは分かります)

なのでお店に来たことがある人なら分かると思いますが、その手の相談を受けると基本的に私は「バラで揃えたらどうですか?」とおすすめしております。
さっきの精密な工具の話でわかると思いますが、とりあえずラチェットだけでもマトモなモノを購入しておけばなんとかなったりもします。
予算的に厳しいならラチェットだけ一点豪華にしておいてエクステンションやソケットはとりあえず間に合わせと考えてもらってもOKです。(あまりオススメはしませんが)

それでも1/4工具をひとつも持ってない人にはセットはかなり魅力的に見えると思いますので今日はざっくりと当店取扱の1/4セットを高い順に紹介してみます。

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nepros 1/4ラチェット&ソケットセット[22点組]

今当店で購入出来る1/4工具セットではぶっちぎりにオススメであり高価なのがこのネプロスの最新90ギアラチェット入りセットです。
ラチェットがとにかく良いのはもちろんソケットや備品系も隙がなく、とにかく予算があるならこれを買っておけば間違いないというセットです。
食わず嫌いで「ネプロス自体あまり好きじゃない」なんて人もいると思いますが1/4ラインナップは別格の造りで本当に良いです。

Z-EAL1/4ラチェットセット

Z-EAL 1/4ラチェット&ソケットセット[17点組]メタルケース

そしてこのZ-EALもオススメ。
価格と性能・精度のバランスが最もとれたセットだと思います。
予算が許すなら上のネプロスがやはり素晴らしいのですが、限られた予算の中でちゃんとしたモノをキッチリ揃えたいというならば迷うことなくこれをオススメします。

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Ko-ken 1/4ラチェットソケットセット18pc

こちらはKo-kenのスタンダードバージョン。上記のZ-EALよりは少し野暮ったい感じですが基本を抑えたセットとなります。
ただしこのセットで良いのならばバラで気に入ったメーカーを単品購入していくほうが良かったりもしますのでその辺は相談してくれればいくらでもその人にあった工具やメーカーを紹介出来ると思います。

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SIGNET 1/4ラチェット&ソケットセット38pc

こちらのセットくらいリーズナブルになると上で話した「安いセットを買って失敗」な事例になりそうですが、逆にこれをササっと購入して気に入らないモノを買い直していくという手もあります。
実は個人的には出先用にこのセットをラチェットだけ変えて使っておりまして、コスパに優れたそこそこ使えるセットとしてはかなり優秀なセットだとも思っております。

Z-EAL1/4ラチェットセット

Z-EAL 1/4ラチェットソケットエントリーセット

いわゆる「フルセット」ではありませんがこちらもオススメ。
Ko-kenがエントリーセットとして販売しているZ-EALのラチェットと使用頻度の高いソケットのみのセットです。
かなり良いセットで店舗でもかなり評判がいいですね。
このセットに少しだけ足してあげれば自分仕様の1/4工具セットが出来上がると思います。

こんな感じで1/4のラチェット&ソケットセットはピンキリあります。
あとはその人の使用条件等でちょっと変わると思いますので、この辺で悩んだら遠慮無くご相談くださいませ。

エンジン式高圧洗浄機のキャンペーンスタート

発売から約1年半が過ぎまして当店での販売実績も200台近くになってきました。
このブログでも何度か書いている通り本製品の開発には当店も協力しておりまして、製品として仕上がるまでの段階でいろいろと助言やテストをメーカーと共にやってきた思い入れのある商品です。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機
蔵王産業 エンジン式高圧洗浄機 ヴィットリオZE

ちなみに再掲となりますがこのモデルを開発するにあたって当店がメーカー側に強く進言し実現したオススメポイントをあらためて紹介してみたいと思います。

まず試作機から当店が大幅に変更をお願いしたのが下記のふたつ。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機

1.自吸機能を持つエンジン式高圧洗浄の一番の弱点となるのが「ポンプユニット」です。このポンプユニットはある程度の使用期間で壊れてしまう(輸入格安機でも国産高級機でも同じ)ために定期的な修理が必要な箇所でした。
しかしその修理代金や修理期間がユーザーにとって大きな負担となっていたのも事実です。そこでこのヴィットリオZEではポンプユニットをアッセンブリー交換式としユーザー自身の手によって交換してもらう方式を採用しております。これによりポンプユニット代金だけで修理が可能、なおかつメーカー等に送る事もなく復活出来ます。
エイビットとしてこの「ポンプユニット交換式」という仕掛けは発売するにあたって何が何でも欲しかったのでメーカーと長く協議させて頂き実現しました。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機

2.エンジン式洗浄機というと超高圧の力強い噴霧を期待して購入される方もいると思います。実際建築関係や清掃専門業者さんなどでは水圧頼りな作業も多いと思うのでそういった性能にチューニングされたエンジン式洗浄機もメーカーから用意されております。
しかしこのヴィットリオZEはあくまでも「洗車するための洗浄機」として開発されておりました。
現在の国産エンジン式洗浄機の分野では100cc以下の小型洗浄機というのはほぼなくなりハイパワー化が推し進められておりますが、この排気量が大きくなるという事は本体重量の増加や本体サイズの大型化に直結してしまいます。
そこで本機は小型の87ccエンジンを採用、そして噴霧の吐出圧を洗車向けに完全チューニングして販売する事にしました。
こと洗車では高すぎる吐出圧はラジエターを破損させたり塗装を痛める原因となります。
ですので本機の圧力は電動の高圧洗浄機の上位モデルとほぼ同等かちょい上くらいなセッティングとなっております。
この吐出圧のセッティングもカタログ数値だけではどうしても無理がありましたので実際にテストを重ねて現在のモデルに反映させてあります。
よくネットでの書き込みで「ちょっと弱いかな」なんてのがありますが、超高圧のエンジン式洗浄機を使ったことがある人だとそういう感想になっても仕方ないと思います。でも家庭用の電動モデルしか使ったことのない人なら十分以上の満足のいく吐出量になっておりますのでご安心ください。

ってな感じでこのふたつの件を擦り合わせるのに1年近く掛かりました。
他にも細かな改良はいくつかあります。

  • 持ち運んで使う(自動車等に積載する)のでタイヤは付けない。
  • 洗車ノズルは固定式ではなく開閉調整式にする。
  • 燃料コックの追加。

とかですね。
また製品を購入すると付いてくる使用説明書の内容にもいくつか注意書きの追加をお願いしたりもしました。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機

とまぁここまで読んで頂ければわかると思いますが当店としてもこの洗浄機に関しては思い入れバリバリなわけです。
新発売にこぎつけた時にはメーカーさんと一緒に販売価格まで決めたりして「他で売れなくてもウチで売りますから」と初期ロット数もウチみたいな弱小小売店としてはかなり博打な数を発注しました。
(開発に携わったので売らなきゃマズイと思ったんですけど笑)

そんなこのヴィットリオZEですが今では認知度も上がり日本全国の販売店で多く販売され人気商品として定着しました。(マジで嬉しいです)
しかしそこそこ売れる商材だと認知されてしまうと弊害もありまして、それは他業種さんの安売りが最近激化するようになってしまいました。
もちろんユーザーさんは安く購入出来る方が嬉しいと思いますが、当店としてもアフターフォローまで含めた価格設定をしてきましたし、他店で購入された本機の使い方やマイナートラブルの相談も非常に多くなってしまい業務にも支障が出るレベルになっております。

ってな事がありまして大きな決断をしました。

メーカーさんともこの件について半年以上話し合ってきた結果。
メーカーさん協力のもとに本機の値下げキャンペーンを実施出来る事になりました。
従来ですと本体43780円(税込)と当店で別途開発した専用のショートノズル4650円(税込)
合計で48430円となるこのセットを。

税込39,800円

に値下げいたします。

蔵王産業エンジン式高圧洗浄機
ショートノズルも今回から標準装備となります。

当店とメーカーさんは開発時からタッグを組んで販売に取り組んで来ましたのでアフター等もばっちりですし、従来だとオプション扱いだったショートノズルもお付けしてのポッキリ価格となっております。
一応2021年いっぱいはこの価格で了承頂いておりますので「エイビットで買ってあげたいけど…」なんて考えていた方はこれで踏ん切りつけてしまってくださいませ。
ここにくるまで紆余曲折がありましたがなんとかみなさんにこの価格を提示する事が出来ました。
今後もどうぞよろしくお願いします。

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引っ叩いて回すドライバー

世界的に見てもドライバーを引っぱたく文化って実はあまりなくて、日本くらいだと言われております。

そのためか輸入工具ではあまり貫通ドライバーって物が存在しないんですよね。
PBでも国内では人気のスイスグリップ貫通ドライバーだって、もともとは「日本仕様」として作られたスペシャルだったんです。

PB貫通ドライバー

PB スイスグリップ貫通ドライバー

これは元々の文化の違いとかもあると思うんですが「道具を器用に使う」か「道具を揃えて対応する」の違いでもあると思います。
輸入工具のカタログとか見るとなんとなく分かるのですが、やはり「それ専用」の工具を広くラインナップしてますよね。
日本人って器用だから少ない工具でなんとかしてきた歴史から日本の工具メーカーもそれにあわせた進化をしてきたんじゃないでしょうか。

そんなわけで。
やはりプラスとかのビスが硬くて叩かなければいけない場面というのはあるわけで、貫通ドライバー以外でも「叩きながら回すドライバー」というのはいくつか存在します。

代表的な工具はやはりショックドライバー。
(インパクトドライバーと呼ばれる事もありますね)

Ko-kenアタックドライバー

Ko-ken 3/8アタックドライバーセット

ANEXショックドライバー

ANEX ミニインパクトドライバーセット

ここを見ている人ならあまり説明はいらないと思いますが、ようは「引っぱたくとグルリっと回るドライバー」です。
機能的にはすごくシンプルな工具でして初めて使う人でもあまり悩む事は無いと思うのですが……。
実際に使い始めてから来る質問がありまして。

「どれくらいの強さで叩けば良いのですか?」

ってヤツ。

これ結構間違っている人が多くてですね、やっぱ固着したネジを緩めたいって気持ちが出てしまうのか結構なチカラで叩く人いるんです。

しかし……相手もある作業なわけでヘタすりゃ凹んだり歪んだり(ネジではなく部品本体が)しますし、工具の性質上 叩く力=緩ませる力 ではありませんから、慎重に……慎重にコンコンと様子見ながら叩くのが正解です。
これを勘違いしているといくらぶっ叩いても緩みませんのでご注意くださいマセ。

ちなみにANEXのショックドライバーには「舐めてしまったネジ」を噛み込ませて叩きながら摘出する工具もあります。

ANEXショックドライバー2

ANEX ネジとりインパクトドライバー7本組

どんなに慎重にまわしても舐めてしまう場合がありますからね、ショックドライバーの性質を利用したこんな便利な工具があるというのも覚えておいてください。

なお、別ページでは硬く締まったネジを取り外すイロハを書いてます。

工具実践ページ >> キャブの分解洗浄

上記の工具実践ページで詳しく解説しておりますのでご参考にどうぞ。