筑波サーキットでタイヤゲージチェック

先月のゴールデンウィーク過ぎ。
5月10日に筑波サーキットで開催されたバイクレース「テイスト・オブ・ツクバ」に行ってきました。
もちろんレースしにいったわけではなくタイヤ用エアゲージの旭産業さんと合同で

レース会場で使われているエアゲージは狂ってないの?

という興味だけで行ったわけです。

筑波サーキットエアゲージチェック

当日は私のお友達である松田選手に協力して頂き、筑波サーキットの許可ももらいピットでエアゲージの無料チェックを開催しました。

持っていったのもマスターゲージとかではなく校正に使う本格的な基準器を持ち込んでのチェックです。

筑波サーキットエアゲージチェック

ぶっちゃけ──ちょっと舐めてました。
「結構みんな狂ってるんじゃないの?」

ってね。
でももうビックリですわ。
みんなすっごく大事に使っていて修理が必要な人はほぼ皆無でした。
もちろん「ただ大事に使っている」だけじゃなくて、定期的に校正にも出しているみたいで、ゲージ裏面を見ると校正証明シールが貼られ小まめに気にかけている感じでしたね。

こちらの様子とゲージメーカー社長との直接対談を収めた動画も出しておきましたのでぜひ御覧ください(ページ下部にリンクを置いておきます)

筑波サーキットエアゲージチェック

あとね。
メーカーの技術職の方と多くお話させて頂きまして、ぼんやりと理解していたエアゲージのいろいろなことの解像度がかなり上がりました。
いやーこういうのって貴重な機会ですね。
ほんとに私も勉強になりました。

※よく「ブルドン管ってなに?」と聞かれますが、この画像の矢印部分「?マーク」をしているのがブルドン管でして、構造はしぼんだ風船のような作りになっております。
このしぼんだ風船にエア圧が送られることによって「?」が少しだけ真っ直ぐに伸びようとするちからをギアを介して表示しているのが「ブルドン管式圧力計」の正体です。

筑波サーキットエアゲージチェック

当日はレース現場にはそぐわない異物だという認識はありましたが。
みなさんに好意的に対応して頂きありがとうございました。
また何かの機会に現地チェックやってみたいと思いますのでよろしくお願いします。

>>当日の様子をまとめた動画はこちら