SCRATCH MOUNTAIN

去年の秋頃だったかなぁ。

ツイッターで知り合いの方が「日本でエルツベルグみたいのやったら来る人いる?」みたいな事をボソっとつぶやいた。前後の関係性とか全くなくて突然つぶやかれた何気ない一言だったけど、そのつぶやいた人が問題だった。

昨年千葉県富津市で市の後援まで取り付けて、東京湾で砂浜使ったサンドレースを仕掛けた当人だった。

もう自分の内だけでまかないきれずに、溢れだした思いが短いテキストになって思わず漏れちゃった・・・そんな一言だった。

って事は・・・やるんだって思った。

必至にドコでヤルノ?と聞いても教えてはくれなかったけど。

 

 

遂にイベント開催のお知らせとエントリー開始のお知らせが届いた!

●イベント名称
SCRATCH MOUNTAIN(スクラッチマウンテン)

●開催日 ※雨天決行(山砂なのであまり路面が荒れない会場です。)
2013年 4月6日(土) 併催イベント「FLY!BIG!」 (ビッグオフ走行会)
2013年 4月7日(日) 60分/150分耐久レース/ビッグオフ限定3周レース

●開催場所
千葉県富津市 特設会場(アクアライン千葉県側ICからおよそ30分)

●特設HP http://www.scratchmountain.com/

 

内容は・・・。

「4月7日の「SCRATCH MOUNTAIN」は、房総半島内にある工事現場(通称、山砂取り現場)で特別な許可を得て開催されるエンデューロレースです。都心至近でありながらワイ ルドなこのロケーションを活かし、シングルトラックやクロスカントリーEDなどの経験者を対象とした、高難度のハードエンデューロとして企画しています。」

との事。

つまり一番上のクラスはお楽しみレースくらいの気持ちだとかなりやっつけられてしまう激やばレース。最近よく聞くようになったエクストリームEDのようなもんだと思います。

だって・・・。

こんな感じの砂取り場を使って・・・・。

こんなトコとか。

こんなんなっちゃったり・・・。

こんな事になっちゃったり・・・。

いやー・・・・超面白そうww

ちなみに前日の土曜日はビックオフオンリーのフライビックを開催。日曜日はお楽しみクラスとして60分耐久やって、本番の上級クラスは150分耐久。

どうも上級クラスは150分かけて1周回れれば良いくらいなコース難易度にするとかしないとか・・・。

私のまわりではすでに150分クラスに申し込んだ!なんて人が多いので、その気になっちゃいそうだけど、ここは冷静に60分クラスかな。

とにかく行きます!絶対行きます!

 

AMA SX開幕

いよいよ今年も始まるアメリカAMAのインドアスーパークロスシリーズ。

ここ最近は飛び抜けた新人があまり出てこないのでライツクラスの方が見てて楽しかったりもしますが、やはり花形は450ccのモンスターマシンを駆るSXクラス。

ここでSXクラスの主役級をおさらい。

RV2改めRV1と認知が広まったライアンピロボート。

いつのまにやらカワサキの絶対追王者になりましたね。安定感も出てきたし攻守ともに強いイメージ。

チーム22も馴染みが出てきたホンダのチャドリード。

悪童リードで知られたやんちゃ坊主も今やホンダのエースになり、ここ一番で抜け出しボディウムをかっさらう事もしばしば。

KTMが成功しましたね。

AMAのKTM知名度貢献度もナンバーワンなんじゃないでしょうか。一時のスランプを完全に脱した感のあるライアンダンジー。今期もピロポードの最大のライバルになる事必至。

エース不在のスズキに電撃移籍はこの人。

ジェームススチュワート。今年はウエアも自身のナンバー7にあやかっての採用。鉄人と言われたスチュワートがランキング争いでどう絡んでくるのかがポイントになりそう。

で・・・スチュワートに移籍されちゃったヤマハがエース不在な感じっすかね。あえて言うならジョッシュがエースなのかな?ちょっと押しの弱さと追い下げイメージがあるのが難点かな。

開幕戦のアナハイム1は現地1月5日開幕!

 

年末年始営業のご案内

さてさて、一年365日のウチ360日くらいが終わってしまいました。

クリスマス連休でもあった昨日は午後くらいからポカっと暇になりまして、店前の県道もあまり車が走ってなかったですね。

今日はその反動か問い合わせラッシュの一日でした(ホントは今日がクリスマスなのにね)

ちなみに急ぎの商品や年内に間に合わせたい工具がある場合には、今週の木曜日までに連絡いただければなんとかなるかも知れません。金曜日はギリなのですが午後はダメだと思います。

 

そしてトップページでも告知を始めましたが、年末年始の案内を載せました。

上記ページに詳しく載ってますので来店予定の方はご確認ください。緊急の休みとかも上のページならほぼリアルタイムで更新いたします。

一応ここにも同じの書いておきますね。

・冬期休業 12月30日~1月2日

新年松の内は短縮営業いたします。下記日程を良くお確かめください。

———————年末年始カレンダー————————–
12月26日(水)10時-20時
12月27日(木)10時-20時
12月28日(金)10時-20時
12月29日(土)10時-20時

12月30日(日)休業日(午前のみ営業予定)
12月31日(月)休業日
1月1日(火)休業日
1月2日(水)休業日

1月3日(木)12時-18時
1月4日(金)10時-18時
1月5日(土)10時-18時
1月6日(日)10時-18時

以後通常営業

———————-カレンダーここまで——————————

ちなみに明日の水曜日は営業いたします。ホントは休みたかったんだけど、ここで休んでしまうと年内まともに営業出来る日があまりにも無くなってしまうので頑張りまっす。

そして12月30日は店内清掃&棚卸しやってるのでお店には誰かいます。なので一応休みと書きましたが急ぎの要件とか、近所まで遊びに来たとかなら寄っていただいても大丈夫です。

新年が明けましたら6日の日曜日までは短縮営業で夕方6時に閉店します。お出掛けついでに立ち寄る予定の方は早めの閉店時間に気をつけてください。

 

以上、残りわずかですが頑張りまっす!

JEC2013スケジュール

今年私がアチコチ遠征に出掛けたJNCC(ジャパンナショナルクロスカントリー選手権)と双璧をなす国内のエンデューロシリーズ。

 

全日本エンデューロ選手権のJECから来年の2013年のスケジュールが仮発表となっております。

ちなみにこのふたつのレースの主な違いはレース形式。

JNCCは名前の通りにクロスカントリーレースでして簡単に言えば時間の耐久レース。主なルーツはアメリカでしてヘアスクランブルとも呼ばれて単純明快なのが売り。

かたやJECはヨーロッパが主流のオンタイムエンデューロ。まぁラリーとかと似た感じって言えばいいのかな。セクションごとに進んで行って持ちタイムの合計で競う感じ。世界的に言えばエンデューロはこちらかな。

3月31日   R1   第1戦
広島1Day(テージャスランチ)

5月3・4日   R2/3  第2戦
定義2days (仙台市大倉牧場跡地)

7月13・14日  R4/5  第3戦
夕張2days (北海道夕張市)

10月12・13日 R6/7 第4戦
西日本2days(調整中)

11月2・3日      R8/9  第5戦
SUGO2days (宮城県仙台市)

全5戦、2Daysがあるのでラウンド的には9ラウンドですね。開催地も西東とバラけてて良い感じ。

今年の注意点は有効ポイント制が廃止されフルポイント制になった事ですかね。

唯一残念なのは最終戦のSUGO2Days。JNCCの最終戦とがっつりカブってしまっていて、更にCGCとかもカブる可能性もあるとかないとか。

JECはMFJ主催なのですが後出しなんだから、もうちょっと考えてくれればなぁ・・と。ただ融通効くのはJNCCだと思うのでJNCCをずらすのがもっとも現実的だと思います。

でもなぁこんなユーザーを混乱させる事しなくても良いのにね。主催者同士でちょっと連絡取り合えば良いだけなのに。

 

秋のバイク遊び~練習編~

先週末のイベントで各地で開催されていたバイク系のイベントはほぼ終了(JNCCのWEXは残ってます)

私のお仲間や知り合いもシーズンオフって事でエンジン開けたりフルのO/Hに入っている人や車両入れ替えの為に自車の売却に余念が無い人も多く見かけられます。

今年の各イベントではちょっとキチンと仕事して向き合ってみようって事で、JNCCを中心に出店と言うカタチで各地に出向いた私。で、いろんなところに行くと必ず言われるのが「せっかく来たんだから走ればいいのに」

そりゃー私だってお茶濁し程度でいいなら喜んで走るのですが、やっぱね・・・みんな真剣にやっている中で私だけ「どひゃー」とか「うひゃー」とか出来ないってのも心の隅にありました。

もっと練習やればいいのも分かっていたのですが・・・なんというか3年以上乗っててもたいしてうまくならない私。次のステップもよく分からなかったんですよね。

 

しかし、ここに来て新相棒のバッタ号君が結構良いんです。

前にも書きましたがモトクロッサーとは違い少しマイルドな味付けのエンデュランサー。

 

乗り方とかはほとんどモトクロッサーと変わりないのですが、気持ち的にはかなり気楽に乗れるようになってました。

でも乗り方が悪いのか少しの走行で腕があがったり疲れ果ててしまうのは同じ。

個人的な近々の目標が「仲間と同じくらいのペースで楽しく乗れること」な私にとってはこの「すぐ疲れちゃう」のは大問題だったんですね。やっぱみんなと同じようにドリャーって走ってガハハハしたいじゃないですか。

そんな私は先月にJNCCで知り合ったある人と一緒に走る機会がありました。その人が言ってくれたんですね「疲れるのはみんな一緒、だからみんなは疲れないように乗っているだよ」と。

これ意味分からない人多いと思いますが、私はなるほど!っと思ってしまったわけです。

つまり私はスキーで言うところのボーゲンが出来て無い状態だったと思って頂ければいいかな。ボーゲン出来ないのにスキーの板を揃えて走りたがっていたようなもんなわけです。

バイクの中でも基本立って乗るダートバイクは「バイクの中心」と言う考え方を大事にします。バイクの中心と言うのは常に一定箇所では無く、加速時なら自然と身体が前に、減速時ならステップを前に蹴り出すように身体は後ろに。大げさに言えば手を離してもバランスが取れているような位置って感じですね。

まぁこれは基本なわけですが・・・意外とちゃんと出来ないんですね。もちろんそれを意識して乗ってたりもしますけど、頭でいくら意識したって出来ないもんは出来ないんです。

そこで練習方法としてご教授頂いたのが「疲れ切ってからが練習本番」方式。

まだ体力あるうちは頭でいくらい意識しても、ちょっと難所や怖い所に行くと身体が硬直気味になり上半身が萎縮したり固まったりします。それならば・・・疲れ切ってしまえば上半身のチカラも弱まり、さらにそのまま継続して乗ろうとすれば頭では無く人間の本能として「少しでも乗っていて楽なポジション」を探し始めます。

この時の楽なポジションってのは実はバランスが取れていて余計なチカラが入っていない(チカラが入らない)・・・つまりバイクの中心だったりします。

この練習方法。言われてしまえば「なーんだ」と言う事なんですが、初心者は疲れ切ると乗るのが更に怖くなるので、なかなかその先に進めないんですね。

あえてこの練習のコツとすれば「とにかく座らない、スタンディング維持」と「レーススピードはとりあえずいらない」と言う事ですかね。ひとつ目は簡単でここで座ってしまうとせっかくの下半身の動きが制限されてしまうので、この練習方法の効果が無くなってしまう事。そして二つ目はやはり身体的にはツライわけですから、あまりオーバースピードで練習すると怪我に直結してしまうからです。

 

そんな感じを意識しつつ少しだけ乗れるようになってきた所で、普段はなかなか一緒に遊べない東京の一団が私のホームコースに遊びにきてくれました。

この日は仲間とちょっとだけ走った翌日だった為か、しょっぱなからなんか身体のキレが良い感じ。

この日。 初めて自分のバイクとの一体感を感じてしまったんですね。

ホントに手足な感覚って言うのかな、疲労感も無く永遠に走っていられるような気分でした。もちろん他者からみれば普通に遅いおっさんだったと思いますが、自分だけは「オー!」とか「うひゃー」と思いつつ走行。

よくね。ダートバイクはステップアップな乗り物だと言われてます。つまり日々の練習によって徐々にうまくなるのでは無く、日々の練習の中である日突然「あ!」っと何かが分かりレベルが1個上がる感じです。それは自分で発見する場合もあるでしょうし、他人からの何気ないワンポイントアドバイスな時もあります(今回は後者ですね)

ちなみに今日のブログは自分自身の為の防忘録として書いております。意味分かんない人にはホントすみません。

 

さすがに今日のブログは意味分からなすぎて申し訳無いので先日開催されたCGC(中部エンデューロ選手権)から伝説級の画像でも。

CGCと言えばハード系EDとして有名でして、ハード系ってのは分かりやすく言うとエンデューロなのにトライアルみたいなコースを走破する、スピード重視では無く難コースにいどむレースだと思って下さい。(嫌なレースですね笑)

そんなCGCの最終戦、池ノ平で開催されたゲロゲロカップ(?)での一コマ。

 

コースの中にこんな直登な所がありました。これ写真でも結構キテると思いますが、実際は立ちふさがる壁だったでしょうね。(更に前日には大雨降ってて路面はヌルヌル)

ここのセクションでツイッターで知り合った方がおりゃー!と挑んだわけです。

 

あれだけの直登ですからアクセルを緩める事は失敗に繋がります。目の前にある壁に向かってまさに全開で登ってきたのでしょう。

その勢いのままジャンプよろしく発射。

 

当時見ていた人や動画で検証してみると高さで5メートルは飛んでいるとの事。

なんか片足離れてしまって怪しい姿勢になっております・・・・。

そして。

シュタ!

なにこれすごい(笑)

この後「ドシャ」っと落ちてしまいますが、とりあえず大きな怪我も無く済んだとの事です(よかったっすねー)

これを飛んだライダー、そしてこれを写真に収めたカメラマン、どちらもブラボーな伝説画像ですね。

 

動画はそんな変態レースのCGC、仙台のAD/Tacさんのヘルメットカメラです。いやーすげーなーホント。