秋の大汗

急ぎで納車が決まって軽いナラシだけでいきなりSUGOのイベントに持って行ってしまった新らしいマイバッタ号。

で・・・・、なんとなーくだったり、部品が来なかったりで、そのまま乗ってましたが、そろそろ真面目に新車整備でもしておこうかと思いまして、軽くバラしはじめてみました。

私の回りは今、今週末に開催されるJNCC菅生大会に向けて絶賛大整備大会になってまして、なんとなくその熱に感化されたってのも大きいんですけどね。

新車の整備と言っても基本はグリスアップ。

 

普通の市販車と違いレーサーなので納車時のクオリティはそこそこ低かったりします。これは国産のバイク買っても同じ。レーサーは、どうせ一回バラすんでしょ?ってな感じでメーカーも売ってるんでしょうね。

なので内燃機以外をとにかくバラしてグリスアップして組み付けていくわけです。

特に要所はステムとスイングアームのピボットシャフトですかね。走行時はもちろん洗車時にも水が入りやすい場所なのでベッタベタにグリスを封入して水や泥の侵入を阻止します。

あとは前後のブレーキをやって、各部のボルトナットにカジリ防止のスレッドコンパウンド塗って丁寧に組み付け。

ついでに新車時の外装はそのまま綺麗に外して保管しつつ、お色直しの新外装を装着。

 

出来上がりー。

エンデュランサーはライトカウルが主流なんですが、私はMXゼッケンが好きなのでこの仕様にしました。

しっかし、夜が涼しくなったので仕事後に整備するには良い季節ですね。ビール2本とウォッカ2杯呑みながら目一杯陽気に整備出来ました(笑)初めての車両だったので、分からない所も結構あったのですがツイッターで助けてもらいながら出来たのも楽しかったですね。

 

そして昨日は定休日。

セールの影響でお昼過ぎまで目一杯仕事したのですが、なんとか時間を見つけて近所のホームコースへGO。

 

久しぶりにお仲間のテンチョーとも走れて充実した練習になりました。

テンチョーは今週末のSUGOに出場するのでセッティングを手伝ったりしつつ、後半は結構ストイックに走りきりましたね。合計1時間半ほどでしたが2台で競り合いながら走ると、疲れも倍増。かなり涼しい気温だったのですが、汗ビッショリになりました。

やっぱ仲間と走ると楽しいなぁー。

思い馳せる

ウチの子供が部活で良い成績だったみたいで賞状もらって帰ってきた。

汗びっちょりかいたまま「やったぜー」と自慢げに言われこっちまで嬉しくなっっちゃいました。

そういえば20代前半までっていつまでも「ついこの前まで学生だった」って気持ちが抜けず、もうちょい歳取ればそんな青い気持ちは無くなるのかな?とか思ってたけど。

30代になっても状況こそ忙しくなりつつも、なんとなーくガキのままで。

さすがに40代はあれでしょ、とか思ってたんだけどなってみりゃーたいして変わらない、ずっと若いツモリ。

でもでも。

仕事柄まとまった休みは取れず、お店もあるし猫もいるしで10代の頃のようになんの準備もなく何かだけに打ち込む事って難しくなってしまいました。

そういう意味では取り巻く環境だけは若い頃とは全く違って、責任感とか家族のためとかいろんあ縛りだけは増えていくんですよね。

先日北海道の日高で開催された全日本ED選手権。HIDAKA2DAYS

レース自体はね、多分出ようと思えば・・・まぁ準備は必要だけどなんとかなりそう。でもレース参加者の中には土日のレースを終わってそのまま北海道をツーリングして、ついでに東北からのんびり帰ってくる人なんかいて・・・そういうの見てたらなんだかすっごく羨ましくなってしまいました。

で、現状の自分の立ち位置を見る限り今後もそういうのは難しそう。

むー・・・、いろいろ考えちゃうよね。別に北海道に行きたい!ってのはあくまでも点火剤であって、なんかこう・・・・そういえば歳取っちゃったなぁと、もっといろいろやりたいなぁと。

思い馳せる日々です、はい。

ISDE2012

私が今乗っているバイクはKTMのEXC-FのSIXDAYSモデル。

このSIXDAYSってーのはエンデューロ界では超有名なバイクレースのISDEの為の限定車両です。

ISDE インターナショナルシックスデイズエンデューロ

ヨーロッパでは主流のオンタイム制エンデューロでして、すっごく簡単に言えばラリーみたいな形式で争うレースです。

またワードルカップ的な要素も多く、国別対抗で競うレースでもあります。

で、このISDEで勝った人は世界一と認めてもらえる大会なんですが、その大きな理由のひとつが「すべてひとりのライダーで行う」レースだって事。

ISDEは名前の通り6日間の戦い。様々なセクションを遅れないように走っていき合計タイムで競います。ライダーは走るのは当たり前なんですが、整備まで全部自分でやらないといけません。チームが手伝ったらペナルティ。(失格かな?)それも整備時間までタイムに含まれるのでかなりの整備スキルも要求されます。例えばクラッチがいかれてしまっても、チームは手出し出来ずせめて後ろからあーじゃないこーじゃないと言う事くらいしか出来ません、しかし時間制限がある中でです。

つまりワークスチームのメリットはあまり無く、ライダーだけの個の戦いが繰り広げられます。

ですのでこのISDEで勝つというのは勝者の中の勝者と賞賛されるんですね。

今年は3人の日本人も参加してまして本日3日目が終わった時点で2名が生き残っております。

いやー一度で良いから生で見てみたいっす。

>>雰囲気がわかる動画はこちら。

休暇の楽しみ

昨日は久々のなんの予定も無い定休日でした。

周年セールの関係で少し忙しいのですが、それも「午前まで」と自分で決めて午後からは完全にフリー。いやそうでもしないと休み無しで働いちゃうんですよね・・・。

で、外はなんつーか秋の気配どころから秋ど真ん中って感じの陽気でして、急いでバイク積んで出動。

夏のイベントラッシュが終わり少し気が抜けてましたが、秋のイベントもそろそろ始まるので自分でもがっつり練習しときたいので、最近第二のホームになりつつある場所へGO。

フラットな大草原っぽいところでして、ここをたまにはストイックにプッシュプッシュで走りました。

いつもなら10~20分でへばってしまうのですが、走る前からとにかく30分乗る!と決めてスタート。やはり最初の1本目はたれてしまったのですが、2本目からはスロットルワークを丁寧にするように心がけつつ走っていたらスゥゥゥウウーって感じで集中してきまして、気がついたら全開走行のまま40分ほど走ってました。

これには自分でもビックリ。

ハッと我に返ったら全身ぐったりでしたけど、すっごく良い練習になりました。ここ最近はダートバイクと言う乗り物自体に少し慣れたせいか自分の弱点が良くわかるようになってきたので、とにかく丁寧にスムースに乗り続ける練習を中心にしております。

もちろん開けられる所は全開(当然スロットルがカチっと言う所まで開けます)にして、タイトターンに突っ込むフルブレーキからの一連の動作に気を遣います。また高速コーナーのような所にはスタンディングのまま突っ込む練習もしまして、2回ほど吹っ飛びました(笑)すげぇ怖かった・・・・。

暑くなると嫌だなぁ・・・なんて思い日陰に陣取ったのですが、暑いどころか涼しくて気持ちの良い一日でしたね。

走行後は汗びっしょりなんですけど、少しすればサっと乾いてくれました。

こういう季節になってしまうと、すぐに寒い冬が来ます。

少しでも多く楽しんでおきたいので、この短い秋をみなさんも目一杯楽しんでくださいませ。

LINK-OIL NUR15W70

取り扱いを始めてすでに2年が経過。通販やお店でもかなり評判が良くて、わざわざオイルだけを買いに来てくれる人も多くなってきたリンクオイル。

まだそんなに有名なメーカーではありませんが、純国産で製造者もすっごく真面目な人だと知っているので私も安心してオススメ出来るオイルです。

現在ラインナップはエコエンジン仕様をのぞけば3種類。

・パワー10W40
・パワーSP15W45
・トルク15W50

パワーSPとトルクはスポーツにふったグレードでして、スポーツ走行する人やハイパワーな人達に人気です。しかしスタンダードグレードのパワーもなかなかすごくて、このオイル入れてジムカーナ戦に出ているインプレッサな人も全然問題無しと言ってくれるほど。

私は単気筒な水冷のセミドライサンプなエンジン(モトクロッサー)に入れてますが、油量が1リッターほどしか入らない過酷な条件でもパワーSP・トルク共に十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

しかし・・・例えばこの前出た夏の8時間耐久。

さすがに・・・さすがに、シフトフィールが変化したりキツイ場面もあるんですよね。

そこで出たのがトルクの更に上位グレードの「NUR(ニュル)15W70」

・LINK-OIL NUR(ニュル)15W70 2リッター缶

800馬力とかが普通なD1グランプリの現場で鍛え抜かれたハイパフォーマンスオイルです。粘度表記が15W70と言う事で分かる通り高温下における耐久性にすぐれオイル管理が厳しい現場で威力を発揮してくれます。

で、ハイパワーなターボ車がツライのはもちろんなんですが、実際はオイル量が少ない車両や空冷・・いわゆる油冷なエンジンにもかなり活用出来るんです。

販売前にさまざまな車両に入れてテストしてみましたが、70番台と言う粘度の影響はほとんどなく、エンジンかけてしまえばレスポンスも含めて分からないレベル。

もちろんトルクのようなレスポンス重視のオイルに比べてしまったら、少し落ちるのですが普通の15W50と比べたらホントに分からないと思います。

私も自分のバイクに入れて走行を重ねましたがほんとに良いですね。普通だと2回走行で交換なのですが、とりあえず倍走ってもシフトフィールに変化はありません。真夏から入れてますのでこれはなかなかなんじゃないでしょうか。

ちなみにこのオイル、あまり大量生産に向かない作り方をしているので欠品すると次回納期がちょっと掛かる場合があります。その点だけご了承くださいませ。