ISDE2012

私が今乗っているバイクはKTMのEXC-FのSIXDAYSモデル。

このSIXDAYSってーのはエンデューロ界では超有名なバイクレースのISDEの為の限定車両です。

ISDE インターナショナルシックスデイズエンデューロ

ヨーロッパでは主流のオンタイム制エンデューロでして、すっごく簡単に言えばラリーみたいな形式で争うレースです。

またワードルカップ的な要素も多く、国別対抗で競うレースでもあります。

で、このISDEで勝った人は世界一と認めてもらえる大会なんですが、その大きな理由のひとつが「すべてひとりのライダーで行う」レースだって事。

ISDEは名前の通り6日間の戦い。様々なセクションを遅れないように走っていき合計タイムで競います。ライダーは走るのは当たり前なんですが、整備まで全部自分でやらないといけません。チームが手伝ったらペナルティ。(失格かな?)それも整備時間までタイムに含まれるのでかなりの整備スキルも要求されます。例えばクラッチがいかれてしまっても、チームは手出し出来ずせめて後ろからあーじゃないこーじゃないと言う事くらいしか出来ません、しかし時間制限がある中でです。

つまりワークスチームのメリットはあまり無く、ライダーだけの個の戦いが繰り広げられます。

ですのでこのISDEで勝つというのは勝者の中の勝者と賞賛されるんですね。

今年は3人の日本人も参加してまして本日3日目が終わった時点で2名が生き残っております。

いやー一度で良いから生で見てみたいっす。

>>雰囲気がわかる動画はこちら。