自動巻き取りのタイダウン

このブログでも何度か紹介してきておりますがバイクを車に積み込み事や荷物の固定を頻繁にやるかたには「荷締めベルト」が必須となってきます。
まぁ一般的にはタイダウンベルトとかラッシングとか言いますが言い方はなんでもいいです。

で、私もバイクをトランポに載せて運んだり、大型工具の納品で車内に固定したりと10本くらいは自分用のタイダウンベルトを持っているのですが。

最近特に気に入っていて頻繁に使っているのがこれ。

SK11自動巻きタイダウンベルト

SK11 自動巻取 ラチェット式タイダウンベルト1.8m(ショートモデル)

商品名通りでしてラチェット式タイダウンベルトの最も面倒な「長さ調整」が一切いらなくてお互いをフックに引っ掛ける事が出来るまでビヨーンっと伸ばして仮ロックして後はガチャガチャと締め込むだけ。

実は本製品は3代目くらいになってまして。
ここ5~6年でマイナーチェンジを繰り返しております。
そして今回の「ショートモデル」がかなり使い勝手いいんですね。
特に泣き所だった固定側が0.2mと短くなって車内での取り回しが大幅に向上しました。
すでに旧製品を使っているって人も買い直ししてもいいくらい良い感じになってます。

SK11自動巻きタイダウンベルト

ここのレバー根本の赤いリリースを押さえながら、赤い矢印の部分まで起こしてあげるとロックが解除されフリー状態になります。

SK11自動巻きタイダウンベルト

そうするとこのようにバネのちからで巻き取られているベルトを自由な長さで引き出す事が出来るわけです。

これって狭い車内で何かを固定したい時にめっちゃ便利でして「長すぎて延々と巻取りが必要だったり」逆に「短すぎてリリースさせるのが面倒だったり」って事がありません。

ちょっと説明がイミフって人はこちらの動画をどうぞ。

で、この自動巻き取り式って最も便利なのが片側スライドドアの車内での使用時です。
両側スライドの車なら左右のドアを開けてグイっと引きの固定が出来ますが、片側だと引き固定が難しい場合があるんですよね。
その点この自動巻き取り式ならラチェット方式なのでカリカリと動かせば十分な固定が車内側から可能です。

トランポ積載

実際私も愛用していて数種類のタイダウンを使い分けておりますが、こういった多台積みの時も仮固定が楽なので重宝しております。

パーツクリーナーのすすめ

どんな現場の整備でも必須のケミカルといえば潤滑剤とパーツクリーナーでしょうか。
このふたつのケミカルはいわゆる「ピンからキリ」まであって、みなさんも使用状況に応じていろいろ揃えていると思います。
特にパーツクリーナーはガンガン使ってなくなったら「はい次」みたいな使い方になる場合が多く、選択肢としては安価なものを大量に──ってな考え方になっている人が多いとは思います。
しかし近年の安価なパーツクリーナーは洗浄性能が低すぎて使いにくく、当店のユーザーからは「ちょっといいパークリが欲しい」と要望が多いのです。

そこで今回はそんなパークリのちょっと「良いやつ」を紹介してみたいと思います。

強力型パーツクリーナー

クリンビュー スーパーパーツクリーナー840ml

こちらは店舗で根強い人気を誇るイチネンケミカル取り扱いのクリンビューTPのパーツクリーナー。
シクロヘキサン採用の強力型のパーツクリーナーですが、上位モデルの中ではそこそこ安価なパークリでして「使い捨ての安いパークリ」と「価格の高い上位モデルパークリ」のちょうど中間にあたるモデルとなっております。
シクロヘキサンと聞いてもピンとこないと思いますが、昔の強い洗浄力を持ったパーツクリーナーの復刻とも言える商品でして。
この白缶シリーズはプロアマ問わずにリピーターの多い人気商品です。

ビプロスパーツクリーナー

ビプロス 遅乾性チェーン&パーツクリーナー840ml

そしてこちらが当店取り扱いでは最高峰のパーツクリーナーとなるビプロスのCPCです。
洗浄能力が非常に高く、また内容量もしっかり入っているので、よくある安売りのパーツクリーナーの3~4本分くらいはこれ1本で使う事が出来ます。
(あまりブシャーって吹かなくても汚れが落ちるので)
また折り畳みのノズルは近年では珍しい「金属ノズル」を採用していて、現場での使い勝手も二重丸。
ネックは価格の高さですが試しに使っていただければこれの良さや、意外なコスパの良さが分かって頂けるかと思います。

東洋化学パーツクリーナー

東洋化学 パーツクリーナー原液 B&Pクリーナー

そして上記で紹介したビプロスのCPCの原液モデルとなるのがこのB&Pクリーナーです。
(東洋化学はビプロスの製造元です)
先程紹介した最高峰の洗浄能力があるパークリの原液ですので、取り外した部品の洗浄等にもかなり便利に使う事が出来ます。
この原液モデルは乾きにくい遅乾タイプとなっておりますので、時間を掛けての洗浄にも適していますね。
いきなりこの原液を購入するのはちょっとハードルが高いかな?と思う人は上のビプロスのCPCからお試しください。

実際私も安くてガンガン使えるやつと上記のちょっと良いやつの作業内容で使い分けております。
全部これに替えましょうって話ではなく「ちゃんと汚れ落とし出来る実力のあるパークリを持ってると便利ですよ」ってお話でした。