臨時休業と営業時間変更のお知らせ

はいはい。
ってなわけで昨年秋に怪我をした箇所の抜釘と肩関節系の手術がありまして。

肩の手術関係

これは怪我をした当日に病院に駆け込んで処置をしてもらった時の画像なのですが。
まさかこの時はこんなに長引くとは思ってもみませんでして…(9ヶ月経過)

まぁ兎にも角にもさっさと治してしまいたいので今回の手術となりました。

肩の手術関係

病院は毎度おなじみになった館林の慶友整形外科。
プロ野球選手とかもくる整形ではかなり有名な病院です。

手術自体はぶっちゃけそんなに大変ではないのですが、術後のリハビリがとても重要らしく(そして痛いらしい)予後の1週間チョイ──約10日間ほど入院することになりました。

肩の手術関係

首の手術が昨年の5月でしたので約1年ぶりの入院となりますが、今回はコロナシフトがかなり緩和されて家族の面会はOKとのこと。
これだけでも少し気が楽になりますね。

 

というわけで。
誠にご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
下記日程にて臨時休業と営業時間の変更をお願いします。

営業日23年6月

とりあえず分かっているだけの日付は埋めましたが、経過の状態次第ではもう少し変更があるかもしれません。
手術日は6/16(金)
この週末はお手伝いをお願いしてありますのでお店は開けてあります。
私が退院出来るのは予定では6/23頃、少し早まったり遅れたりするかも(?)と言われてますのでとりあえず暫定とさせてください。

なお、売り上げがなくなってしまうのは怖いので入院中だとしてもご注文はドシドシお待ちしております。
よろしくお願いします。 エイビット ヤマタク

金属磨きにおける下地の重要性

車やバイクいじりをする者にとって部品がピカピカしているのは正義だったりしますよね。
綺麗に洗車してピカピカとか、綺麗に塗装してピカピカとか。

そして誰でも挑戦出来る鏡面加工のピカピカなんかは最高にしびれちゃうわけです。

dscn1517
#これは昔の私の愛車。

で、そんな鏡面加工ですが基本は誰でも根気さえあれば出来る作業としてエイビットとしてはお勧めしてますが……
いくつかの注意点があるんです。

今回はそんな注意点の中でも結構見落とされがちな下地処理の話。

これから磨きをかける面がある程度ツルっとした凹凸のないモノなら気にする事なくいきなり鏡面加工しちゃってもいいのですが。
鋳肌でザラザラなのとか凹凸があってそれを消したいとか、もっといえばツルッとしてるんだけどよく見ると波打ってるような面とかの場合、磨き前の下地作りが最終的な鏡面加工の出来に大きく関わってきます。

fc_disc2

例えばこんな感じのコンロッド。(ロードスターBP純正)

鋳肌が結構キツくデコボコもすごい状態です。
ここで適当に下地を磨きつつ作ってしまうと最後の鏡面時にその波打ち等がハッキリでてしまうのです。
最終鏡面ではピカピカに磨く事は出来ても下地の波打ちまで消せませんので頑張りどころは下地作りなのです。

でも相手は硬い金属なわけでデコボコを完全に消すような研磨作業って手では大変なんですよね。
そこで当店で売れているのはこれ

fc_disc_nw1

ニューレジストン FCディスク 粗目・細目

目詰まりしにくくほどよい研磨能力で誰でも簡単に面出しの研磨が可能です。
柔らかい素材なので曲面にも使いやすいのが特徴ですね。

ちなみに上のコンロッドは私の車に使うのに磨いた物なんですが、FCディスクを使ってこんな感じに仕上げてあります。
※強度アップのため側面鏡面をかけようとした時の写真です。

fc_disc4
#左がFCディスク研磨後のコンロッドです。

まだ仕上げの鏡面をしてませんがここまで磨ければあとは簡単。
メタコンで手磨きでも問題無いレベルに仕上がっております。
とにかく鏡面加工では下地の作り込みが重要ですよって話でした。

パーツトレイの有効活用

整備初心者さんが来店してくれて、ある程度工具が揃ってきた時に
「次はなに揃えると便利ですかね?」
と聞かれたりするのですが、そんな時にオススメしてるのがパーツトレイ。

パッと見ではなんて事ないステンレスのお皿なので、そう紹介してもイマイチ反応が悪かったりするのですが、メインのハンドツールがある程度揃ってきたら持っていて欲しい備品系工具のひとつです。

実際こんな感じで……

パーツトレイ

プロの現場を思い返してもらうとわかると思いますが、こんな風に綺麗に整理しながら整備をするというのはすごく重要な事でして、出来れば1枚とは言わずにサイズを変えて数枚持っていてほしいですね。

浅型トレイ

SK11 浅型ステンレスパーツトレイ

こちらが浅いタイプのステンレストレー。
ちなみに樹脂とか素材もいろいろありますが、溶剤とかケミカルに浸かる事も多いトレーですのでステンレス製がオススメです。
サイズは写真に写っている工具の乗っているサイズが基本サイズだと思ってください。(N24サイズ)

そして少し深いタイプのトレー。

パーツトレイ

SK11 深型ステンレスパーツトレイ

こちらは部品洗浄とか部品のストック時とかに便利です。
ケミカルで浸け置きするときともこの深さがあると安心です。

オイル受け

私はこの深型トレーでオイル交換もしちゃいます。
バイクで2リッターくらいまでなら問題なく受ける事が出来るし、抜いたオイルの確認もしやすくて便利ですよ。

ってなわけで軽視されがちなこういう備品系の工具。
ちゃんとしたものを揃えておくと整備も格段にしやすくなります。
まだ持ってないとか、まだ1枚くらいしかない、なんて人はこの機会にぜひご検討くださいませ。