プラグソケットの話

数ある整備項目の中でもいわゆる基本と言われる整備ってのがありまして。
昔から「オイル交換」と「タイヤ交換」

そして「プラグ交換」が有名ですよね。

少し前なら自動車のプラグ交換と言ったら16mmサイズ対応のプラグソケットがあれば、なんとかなったのですが現在は14mmプラグとかも登場してサイズ確認が必須となりつつあります。

そこで今回は久しぶりにプラグソケットの話でも。

Z-EALプラグソケット

Z-EAL 3/8プラグソケット(クリップ式)

現在当店で最もよく売れているのがこのジールのクリップ式プラグソケット。
薄く作られていてプラグホールの狭い設計のエンジンにも対応します。
サイズ設定も豊富なので多種類のサイズが混在するバイク向けにも一押しの工具ですね。

ちなみにZ-EALのプラグラインナップにはこんな風な12角モデルも存在します。

Z-EALプラグソケット

Z-EAL 3/8薄肉プラグソケット(12角)

これは一般的なソケットの6P・12Pみたいな関係性で存在するソケットではなくて。
初期のBMWミニとか欧州車で採用されている「12角のスパークプラグ」に対応するための工具です。
現在そこそこの年月が経過して整備屋さんに多く入庫するようななったのか、お店にも「12角のプラグ出てきたんだけど」と問い合わせを受ける機会が増えてきました。

そんな時はこのソケットを購入するしかないので覚えておいてください。

なお。

Ko-kenプラグソケット

Ko-ken 3/8プラグソケット12mm(12角)ドカティV4用

V4エンジン搭載のドカティでは12ミリの12角プラグが採用されておりまして、それのための専用工具も存在します。

こんな感じでスパークプラグの世界も年々進化(?)してますので、よく分からないサイズが出てきたらご相談くださいませ。

>>YouTubeでプラグの話をしてみました。