2年おきに開催される自動車整備工具の祭典、オートサービスショウ。
前回はリーマンションショックのせいで初の開催断念に追い込まれましたが、今年はちゃんと開催されます。まぁ規模はかなり縮小してしまっておりますが、今年はコーケンが初参加しますし、カタログ狙いとかでも面白いと思います。
メーカーによっては、この会場で初発表になる工具を用意している所もありますので、お時間が取れる方は是非行ってみてください。
PBのバイクツールセットはやはり早々に完売となってしまいました。多数御注文ありがとうございました。すでに手配はしてますのでまた入荷しましたらご案内いたします。
さてさて先週は結構ドタバタと忙しく自分のバイク整備も何も出来ませんでした。しかしちょっと前に書いた通り、最近はまた「バイクに乗っているだけで楽しい」状態になっておりまして、乗りたくてウズウズ。
で、昨日の定休日は午前中だけ仕事して午後からおにぎりをかじりながらモトクロ練へGO!
結構暑い日でして出掛ける時にはネコのレンチがぐでーっとしながら見送ってくれました。
なんとかお昼頃には現地の到着。久しぶりにお仲間もたくさんいて楽しく走行。
しかしこういう季節のバイク練習は本当に楽しいですね。良い汗かきつつバカみたいに暑くも寒くも無く、うーん・・・本当に楽しいぞ。
相棒のナガちゃんは来月に控えたJNCC参戦の為、とにかく長い時間乗る練習。スロットルもキッチリ開け、プッシュしながら1時間をきっちり走りきっておりました。(JNCCのFUNクラスは100分)まぁ三宅島の2時間半も走りきっていたので問題は無いでしょうね。
そしてもうすぐ夕方って時間になって登場したのがOh師匠。この人も三宅島メンバーでして今年のはじめにバイク盗まれちゃって以来の久しぶりの走行。
早番の仕事を終えて大急ぎで到着したのですが、早くみんなに混ざって走りたいのか大急ぎで準備して走行スタート。
で・・・・。
到着してから10分後。
↓
↓
↓
プワアァァァ~ン!! ガ! ガ! バシャーン! ジョボボボ・・・・・・
と、聞こえた後にみんなの笑い声。ドワハハハハ
何事かと思って急いで見に行ったらOh師匠が池から歩いて出てくる所でした(笑)池の深さは私の腰くらい、私が見た瞬間には池にバイクが浮かんでいるのしか見えず、1秒後にヘルメットから順番に「ざばぁ~ん」とOh師匠が出てきました。
えっと・・・まだ到着してから10分しか経ってませんよw
すぐにみんで協力してバイクを引き上げ、逆さまにして水抜き。
プラグも外したらエンジンの中から水がドボボボボボっと出てきました。
いやー・・・最高に笑ったな(笑)
ってなわけで目一杯楽しんだ休日、帰りの夕焼けは綺麗でしたよ。
GW期間中は店頭にてKo-kenのセールを開催。
本当は昨晩のウチに準備出来ればヨカッタのですが、結局今朝準備するハメになりました。普段おいている物も含め多品目に渡っての特価販売となります。
先日お伝えした樹脂グリップの新型もかなり混ざるようになってきましたので、旧グリップが欲しい方は店頭にてお買い求めください。
ちなみにWEBにあげていない商品もこっそり入荷しています(数が少なすぎてアップ出来ない)
で、しばらくはお仕事に専念する事になりそうなのでバッタ号を整備しちゃおうといろいろ準備しております。
今日は昼休みにとりあえず洗車とチェーンだけやって、徐々にエンジンやリンク系、そしてエンジンをやってしまおうと画策中。どうせ次の休みまで半月近くありますから、こういう機会にやっておけばシーズン中も安心ですからね。
ついでなのでタイヤも新調しようかと考えてます、リアだけですけどね。三宅島ED以後、なにかレースに出る機会も無かったので練習用と割り切ってソフトタイヤをはめっぱなしにしていたのですが、ある程度減ってからはなんというか・・・あまり減らなくなってしまい、この調子だと交換するタイミングを見失いそうな感じ。
そのわりに先日行ったオフビみたいな関東特有のカチカチコースだと滑りまくってしまって、コーナーでストレス溜まるんですよねぇ。やっぱミディアムが万能なんですね。
それではみなさんのご来店お待ちしまおりまっす。
車の進歩ってすごいですよね。
今時の整備では昔のようにECU(エンジンコントロールユニット)を、ブラックボックスだとか言ってられない時代になりました。細かなエンジン制御はもちろん、オルタネータとかエアコンやスロットルまでコンピュータで管理されております。
トラブルシュートも同じ。
とにかくセンサーが多いのでちょっとした不具合が「ちょっとした症状」として出るので、ドコがどんな風に悪い状態なのかを把握するのが大変なんですね。
そこでせっかくコンピュータを積んだ車なのだからと、作られたのが全世界共通の自動車診断ポートのOBD2。
これ最近聞くようになった方も多いと思いますが、実際は20年以上前から実装されている車もあったくらい古い規格です。ただ利害関係のある自動車メーカーが全社同じ規格を採用するのにここまで掛かってしまっただけの事です。(実際はいまだにプロトコルが違うので、全社共通なのはI/Oだけですけどね)
ちなみにこのOBD2ポート。
よっぽど古い車じゃ無いかぎりみなさんの車にも実装されております。場所はちょうど運転席の足下あたり。昔で言えばリレーやヒューズBOXがあったあたりに付いてます。
で、本日アップした新製品のKaiseのOBD2コードリーダー。つまりこのテスターはOBD2ポートに接続し「ドコが悪いのか」また「故障時に車に何が起こったのか」が分かる診断テスターなわけです。
ちょっと前までは20~30万円していた高級テスターだったのですが、、自動車メーカーのデータ公開も進み近年は安価なモデルが出始めるようになってきました。
今回のカイセのテスターもその安価なモデルにあたるのですが、そこはさすがにテスターメーカー、高級モデルにしか採用されない機能も満載でこの価格ならば買いだと思います。
正直安いモデルって今までだと「とりあえず使える」レベルだったのですが、これならキチンと仕事として使う事が出来ます。まぁ輸入車にはイマイチなので国産スペシャルとして考えると良いと思いますよ。
そんな安価なモデルが出てきたんじゃ高額モデルはもう売れないんじゃ・・・なんて思う人もいると思いますが、10万円を超えるテスターだともっとすごい事が出来ます。例を言うとプリウスのエア抜きとかがテスターで出来ます・・・いやホントです、すごいですよね。
もしかしたらジャッキアップもせずに、テスター差し込めばなんでも出来る時代が来るかもしれませんね。
工具の世界でもマイナーチェンジが頻繁に行われておりますが、個人的にチョコチョコ変わっているランキングトップなのがKo-ken。
Ko-kenはそのコストパフォーマンスと品質が評価され、日本国内よりもヨーロッパ市場での流通が多い日本が誇る工具メーカーです。しかし、その知名度はコピー商品を多く生む原因にもなってしまっていて、台湾や中国に行くとコーケンのコピー商品を多く見かけます。
で、そのコピー対策で行われているのが頻繁なマイナーチェンジ。
例えば今やKo-kenの機能の代名詞にもなっているオーバルシャフトだって、元々はコピー防止の措置だったわけでして、性能やご託は後付なんです。
そして古くからKo-kenを知っている人ならば分かると思いますが、ローレットや樹脂ハンドルもかなり変わっているんですよね。
こちらは樹脂グリップの新型。新カタログを購入した方は知っていると思いますが、現在徐々に新グリップに変わってきております。在庫が無くなり次第新グリップに移行するので、どれがどのタイミングで新グリップになるのかは分からないのですが、今のところ移行率は25%くらいかな。
で、この新グリップ、カタログで見るとかなり格好悪いのですが実物見たらその印象は吹き飛びました。見た目もそれほど悪く無く、使い勝手は確実に向上しております。
元々日本国内では樹脂グリップ自体があまり売れない為に、アナウンスもそれほどされてきませんでしたが、そんなわけで徐々にですがグリップがマイナーチェンジしてますので、御注文される方はどちらが届くか楽しみにしてください。
#ちなみに国内じゃあまり売れないってのは、樹脂グリップ自体もともとは極寒仕様なんですね。平時もマイナス何度かとかなってしまう地域では、鉄のハンドルは張り付いて危ないそうです。そういう地域向けに作られている経緯がありますので、国内市場ではそれほど大きな販売力を持っていないとの事。
個人的には新旧どちらのグリップも好きですね。旧グリップは見た目に味わいがあるし、新グリップは実用度で優れていると思います。
HPの画像も新グリップが出揃ったら、順次替えていきますのでお楽しみに。