脱初心者

今日はあっちこっちでiOS5の話だらけ・・・。まぁ私もアイポン持ちなので仕方無くアップしましたけどね(嬉)

しかし・・・こういうOS騒ぎで一喜一憂出来るのって久しぶりっすよね。10年前なんてしょっちゅう何かしらのアップデートで大騒ぎしていましたからね。たまには良いもんです、はい。

さて昨日はホントに久しぶりに何も無い定休日。仕事もあまり詰まってなかったので、とりあえずトランポにバイク積んで出掛ける準備だけしておきました。午前10時頃にはなんとか一段落したので、約2ヶ月ぶりになるホームコースへ。

気候的にはホント最高。夏用のウエアでは少し肌寒いくらいでしたが、今年の着納めだと思って夏ウエアで準備。

今週末には爺ヶ岳があるので、体調とか怪我とかバイクの準備も考えると・・・1時間チョイだなぁ・・・と思い最初から目一杯で練習。予定も約束もしてなかったのでひとりだけの練習だったので基礎練中心で1時間みっちり走り込みしました。

最後に「あ、そうだ!」と思い立ち、携帯電話で自分を撮ってみる事に。

前から言ってますが乗車姿勢がおかしい私。

なんか格好悪いんですよね・・・、いろんな人が指摘してくれたりアドバイスくれるのですが、なかなか視覚的に分からなかったんですよ。

で、姿勢を気をつけながら乗ったのがこれ。

前よりずっとマシにはなってますが「気をつけて乗った」からこれでして、気を抜いてれば全然だと思います。

またこれでも突っ込み所はいっぱいありまして・・・上体が起きてるとか、肩が上がってしまっているとか、バイクが寝てない・・とかとか。

いやーでもこうやって自分の姿が確認出来るのはいいなぁ・・もっと前からやっておけばヨカッタ。

徐々に直していって「あの人おせーけど、フォーム綺麗だよなぁ」と言われる事を目指します(笑)

そろそろ「初心者」から脱したいなぁ、ホント。

SIGNETメカニックツールセット

毎年恒例の工具セットが遂に出てきました。

 

まぁ内容とか説明とかはHPを見て貰う事にしまして、お店で聞かれる素朴な疑問でも少々。

「なんで毎年恒例なの?いつも売っているでしょ?」

これ結構な人が似たような事を思っていると思います。私は業界の人なので自分では普通だと思っていたのですがやはりなんか変ですよね。

もともと工具セットを普段よりも大特価で販売するってのはKTCのSKセールが最初だったんじゃ無いですかね。(全く知らないしソースも無し)

販売する期間は大体どのメーカーも同じで「年末くらいから春先まで」となっていまして、販売する側の事情から話をすると分かりやすいと思います。

まず年末。

これは簡単、一般の方を含め冬のボーナス商戦向けなんですね。夏冬のボーナスを考えたらやはり冬の方が実入りは多いわけでして、その時期に安いとはいえ値の張る工具セットを買って貰おうとメーカーは頑張っちゃうわけです。

次ぎに年明け。

この時期は専門学校や新卒配属な方達が工具を新規でまとめ買いしてくれる時期です。なのでメーカー間の熾烈な戦いがあるんですね。そういった時にセール商材である工具セットの特価品があれば、そのメーカーを選んでくれる確立が上がります。ま、そういう理由かな。

そして春先。

これは年度末狙い。上の理由とほぼ同じ、年度末っていうのは各企業が予算とかの関係で工具をまとめて買ってくれる時期でもあります。なので大幅値引きが出来る工具セットが良いんですね。

 

ってなわけで一年を通すとこの半年の期間が工具セットの狙い目。購入するユーザー側に立てばメーカーの思惑なんか関係無いわけですから安い時期に買うのが良いと思います。

逆に言えば夏時期にエイビットに工具セットを買いにくると「もうちょっと待った方がいいですよ」って事も言われます(笑)そりゃー半額っすからね。1000円2000円の差じゃ無いんですから・・・。

ってなわけで無事に今年も「毎年恒例」の工具セットセールが始まりました。SIGNETの工具セットは期間ってよりも数量限定な感じなので出来るだけ早めの購入が良いと思います。夏時期に待っていた人はお見逃し無く。

今年のモデルはソケットレールからパッド直置に戻りました。こっちの方が評判良かったのでメーカーも戻したんだと思います。内容はかなり熟成されているので、この価格ならかなりお買い得だと思いますよー。

 

JNCC R-6 SUGO

さて、来月の全日本エンデューロ選手権の話では無く、私が昨日行って来たJNCCの第6戦SUGO大会のお話。

いつものように金曜日の夜中に出発。

仙台のSUGOまでは羽生から総距離で280km。遠いと言えば遠いけどウチから東北道羽生ICまで3分、宮城の村田ICから10分チョイでSUGOなので高速to高速で行けば時速100キロで計算出来るので結構お気楽。

行きは「よし次こそ休憩しよう」とPA・SAを見送っていたらSUGOまで30分くらいの距離まで一気に進んでしまって慌てて休憩したくらいスムーズ。
現地まで直行しちゃうと飯食べる所が無いので(深夜だし)高速で食べておかないとキツイんですよね。なんかこの時は頭が回らずネタっぽい物は食べられず無難にラーメンセット。

食べ終わったらすぐに出発して現地にはAM1時に到着出来ました。現地と言ってもまだ誰も来ていないサーキットの奥の山の中。

天の川が普通に見る事出来るくらいの真っ暗なんですが・・・逆にそれでテンション上がっちゃってすぐに眠れませんでした(笑)

しっかし仙台はもうすっげー寒いんですね。車中泊だったのですが寒くて2回目が覚めてしまい若干寝不足。

それでも土曜日は早い時間からメーカーもエントラントも続々と集まってこの通り。

この写真でもあくまで会場の一角なのですが、とにかく盛り上がってましたね。土曜日はコース下見とか試乗会があるだけなのですが、レース当日では無いのでショップブースのうちらもそこそこ忙しかったです。

なんとか初日の土曜日も終えてあとは・・・恒例の・・・・前夜祭!

総勢15名ほどで呑めや歌えやの大騒ぎ。なかなか社会人になってこういうお仲間が出来る場所って少ないですから楽しいですね。最後は仙台のAD/tacさんに日本酒の久保田をチェイサーにテキーラのまされてダウン。ホントこんな感じ→(@@;

そしていよいよレース本番の昨日。

午前のFUNクラスでこの台数!午前午後合わせて380台超えのエントリー!(すげーすげー)ちなみこの台数が一斉に走るんです。

コースもさすが菅生な感じ。

スタート直後にモトクロスコースを半分走って・・・。

その後、うしろに見える森の中に消えていきます。向かう先は私も経験した登ったり転げ落っこちたりするあの森。

写真って高低差がわかりにくいんですよね。これカメラを下に向けて撮ってます。チラっと見えるのがオフィシャルのスタッフ。高さで言うと・・・どれくらいかな?15mくらい?歩いて下りるのもツライ急角度です。

他の大会も見ましたがSUGOはかなりバテている人多かったですね。モトクロコースがあったのが効いたのかな?ちなみに平均的な速度で1周するのに17~22分くらい。それを3時間単独で走るんですから・・・・大変っすよね。

大会自体は盛大に行われ無事終了。

本当は大会終了後に少し仙台市内を見て帰ろうかと思っていたのですが、仕事は入って帰る事に・・・。

帰りは渋滞にほどよく巻き込まれつつ2日ぶりの白飯が食いたくて宇都宮で餃子。

帰りは休憩や仮眠をとりながら6時間ほど掛かって自宅に着きました。お風呂に入って水を一杯飲もうとコップに入れたあたりまで憶えているのですが・・・気がついたら明け方でした。

観戦ポイントが山奥だったりするので、かなり歩いたりして疲れてたんだと思います。

これにてエイビットが出店出来るJNCCシリーズ戦は終了。次戦は最終戦となり九州で開催されますのでお近くの方は是非行ってみて下さい。前にも書きましたが見ているだけでも結構面白いですよ。

ってなわけで道中記でしたー。

決戦SUGO

さて震災直後に書いた日本エンデューロ界の一大キックオフイベント、SUGO2Days。

コースや施設はもちろんの事、運営のスタッフまで被害にあってしまい延期となっておりました。みんなまだ寒い3月のこのイベントを心待ちにしていたのですが・・・地震のヤローが全て持って行ってしまいましたね。

そんなある意味聖地でもあるSUGOの2Daysが11/5・6の2日間で最終戦として開催されます。先日参加したFRPで仙台の・・・ってか東北の山のすばらしさを知ってしまいましたので、これをみなさんにも広く知って貰いたいんですよね。

現在JECでエントリーを受け付け中です。

エントリーして参加するのが一番良いとは思いますが、SUGOサーキットの裏山で行われている熱い戦いをみなさんにも一度見て欲しいですね。観戦する側も少しハードなレース内容ですが一見の価値はあると思いますよ。

動画は昨年伝説になった鈴木健二と小池田のファイナルクロスもおさめた大会の模様。いやーすごすぎっしょ。

ネジの見た目

当店は工具専門店なので販売するだけじゃ無くいろんな相談が持ちかけられます。

そんな中で一番多いってか日常の業務なんですけど「手持ちの工具で外せないネジが出てきたんだけど、こんな感じでこんな風な工具ってある?」ってなヤツ。

この手の質問って一見すると難しそうなネジの話ってのは特徴がある分、実物を持ち込まなくてもなんとかなったりするんですが・・・。

結構大変なのが普通のHEXの場合。

これ整備上級者なら普通に持っている工具なんですが、ちょっと大きめ(例えば12ミリとか)のHEXが出てきて手持ちのHEXじゃ最大で10ミリまでしか持ってない・・・さて困った。なんて場合の話。

当然ネジは外れて無いのでネジ現物は持って来られない。合わせる工具自体が無いわけだから本当のサイズも実は不確定。

こんな時に困るのが・・・キャップボルトってのは見た目よりも大きく見えたり小さく見えたりするって事。これプロでも結構あるんですよ。

あ、ちなみにキャップボルトってのはHEXとかTORXのような凹んでいるネジの総称。

こんなヤツね。

先日も似たような件があってお客さんは多分17ミリくらいじゃないか?と言う。でも私が知る限り車の通常整備でHEXの17ミリとか出てくる箇所なんてかなり特殊(ってかそんなのあまり聞かないので知っているハズ)

私が「そんなに大きく無いんじゃないですか?」と聞くと「いやいや、結構でかかったんだって!」と。

そんな事言っているウチにお客さんもだんだん不安になってきて「そういえば・・・14ミリくらいかも・・」なんて言い出す。

で、結局14ミリをとりあえず購入していってもらって、その日のうちにお店にもう一度来る。

「ごめん!12ミリだったww」と。

最初17ミリと言っていて私が説得して14ミリになって、実は正解が12ミリでしたって話。(この話はお客さんに許可貰って書いてます)

これ笑い話っぽいけど・・・実は1ヶ月に1回はある本当に良くある話なんです。これは別にお客さんが悪いわけじゃ無くて、それくらいキャップボルトのサイズって見た目や直感では分かりにくいって言う実話。これ大きめなサイズで書いてますが小さいサイズでも同じだしTORXでも同じ「う~ん・・・もっと大きかったと思うんだけど・・」なんて言われて販売すると大抵サイズ違いなんですよね。

これまだお店の近所のお客さんですぐに変更出来るから良いんですが、通販となると送料考えれば買い足すような事にもなりますので、サイズ決め打ちで購入される方は良く確認しましょうね。

ちなみにTORXなんかはT25T27T30あたりは私でも見た目で分からないので、不安な人は申し訳ないんですがセット買いが良いと思います。

あと、ノギスくらいは持っておいて損じゃありませんよ。