JNCC

昨年から当店もフレンドショップ登録して頂いていて、エイビットからも数名参加している国内のクロスカントリーエンデューロのシリーズ戦がJNCC。

JNCC:ジャパン ナショナル クロス カントリー

エンデューロとはなんぞや?と言う人もいると思いますが、大体に訳すと「耐久」みたいない意味合いが強いですね。オフをかじった事のある人だとまず思い浮かぶのがコースを使用したサーキットエンデューロ。

昨年私も出た夏の12時間エンデューロとかは川越のオフロードビレッジを延々グルグル回る耐久レースでして、エンデューロと言うとこういうイベントの事だと思う方も多いハズ。

で、近年参加者急増中のJNCCも決められた時間を走るのは同じなんですが、走る場所がちょっと違いまして、人工の場所はあまり使わずに大自然そのままのロケーションを走るエンデューロとなります。またヨーロッパ式のラリーに近いオンタイムエンデューロと違い、ヨーイドンでスタートしたらそのままゴールまで走りきって速い人を競う競技になってまして、こういうエンデューロをヘアスクランブルとかクロスカントリーエンデューロとか言うわけです。(説明なっが)

そうそう三宅島エンデューロとかはこのクロスカントリーエンデューロに分類されるわけなんですね。

で、そのクロスカントリーエンデューロの国内のビッグイベントがJNCC。

この大会が人気なのにはいくつか理由があると思いますが、まずはロケーション。

大自然相手のレースでしてライバルと競うと言うよりは、まずコース自体との戦いになりまして自分の技量を試す場所でもあるわけです。そしてサーキットエンデューロのように1周が2~3キロのコースと違い、JNCCは平均7~8キロ、最長だと1周20キロを超えるコースが準備され、これもまた人気の理由となっております。

そしてもうひとつの人気の理由は・・・これ個人的な意見なんですけどね。

このレースは午前と午後で大きく分けて二つに分けられてまして、午前は素人参加OKのFUNクラス。そして午後はバリバリな全日本格な選手がしのぎを削るCOMPクラスがあります。

コースの難易度と走行時間(FUNは100分、COMPは180分耐久)は少し違いますが、自分が出るレースに雑誌でしか見たこと無い選手も出るんですよ、これ実際に出てみるとテンション上がります。

ましてオフはバイクとかはほぼ同じ物に乗ってますから、走りきった自分を褒めてあげたあとに全日本の選手の走り見て「すげー」とか、丸一日楽しめるわけです。もちろん腕に自信があればなんの制約も無く午後のCOMPに出る事も可能、COMPに出ればすごい選手と一緒に走る事だって出来ちゃうんです。

で、ですね。ほぉー面白そうだなぁ・・とか思ったとして普通のレースならバイク用意してとかになりますけど、このJNCCはモトクロスのようにコンペマシンじゃなきゃ出走出来ないレースでは無いので、納屋やガレージに眠っているKDXとかDTで参加出来ちゃいます。これが良いですよね。

で、これ見て「おお、オレも出てみようかな」とか思った人は現在JNCCのHPで参加手引きがアップされてますので、そちらを見てみて下さい。

もちろん当店に聞いてもらってもOKですよー。

動画は昨年人気の大会になった長野の斑尾高原のレース。

 

こういう所を仲間と一緒に出場してドドドーっと走れたら楽しいですよねー。