JNCC第6戦シーサイドバレー糸魚川

金曜日の午後からドタバタと積み込みを開始しまして。

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JNCC後半戦の山場である新潟ラウンド、シーサイドバレー糸魚川に行ってきました。今回のブログは写真メインで書いてみようかと思います。

 

最近増えつつあるチーム員ですが、今回はいつものレギュラーメンバーだけの構成で行きまして、あまり気を遣うことの無い道中になりました。

新潟と言っても上越の下あたりの場所なので、距離はそこそこあるのですが高速道路をずっと使えるので長野行くのとあまり変わりませんでしたね。

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いろいろトラブルもありまして、ホントなら夜の1時くらいに着く予定が到着してみたら朝の4時半・・。

少しだけ酒飲んでまったりしてたら20分しか寝る時間無くなってしまって、そのままレースウィークに突入!

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日が出るまではどんなロケーションなのか良く分からなかったのですが、明るくなってきたらこの絶景!そして天気も最高で今期のベストレースになる予感むんむんです。

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さっそくパドックや出店エリア設営で忙しく動いていたのですが、こんな風に氷をぶちまけてオロオロする人もいたりしつつ・・。

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バシっと出店エリアも完成。この会場、ちょっと変わってましてパドックエリア・本部エリア(出店はここ)・コースエリアが全部離れております。いつもなら土曜日のお昼くらいから賑わう出店エリアなのですが、この日はなんか寂しい感じでした。

まぁ夕方から前日受付が始まったらみんな来てくれて盛り上がりましたけどね。ロケーションが完璧だけにこれだけが残念でしたね。

 

そして日が暮れてからは早めにお風呂に入って前夜祭の準備。私なんか今回は出走も無いのでほぼこれメインですから。

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しかし、仲間のバイクに不具合発見で前夜祭押しての整備大会。

まぁこういう緊迫した整備もレースっぽくてみんな大好きですね。無事に直ってその後は全開の前夜祭へ。

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前夜祭ではアチコチのチームを巻き込み大宴会に突入。北陸の鉄人とか西の詐称学生とかとにかくみんなで大盛り上がりでした。

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いつもの餃子も大好評だったのですが、今回は関西のこの人が「たこ焼きならマカセトケ!」とたこ焼き器持参で殴り込み。

なんか写真くらいなグニャグニャした物体をずっといじってました。(うそうそ、おいしかったですよ。時間掛かったけどw)

その後も宴会は続き前日寝てない私は早々にリタイヤ・・と思ったんですが、なんだかんだで2時くらいに就寝。

 

 

そしていよいよレース当日。

今回のJNCCシーサイドバレー。別名「天空のクロスカントリーレース」

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まさにそんな感じのコースでレースが始まりました。(向こうに見えるのは日本海です)

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そうそう、今回も出店エリアに30分1000円のもみほぐし屋さん来てて、レース前にやってもらっている人いましたね。

この人は前回の月山で最終周にパンクで涙を飲んだゴテン君。今期Aクラスの台風の目になっている人です。

 

レースは進み午前のFUNクラスでは昨晩バイクを直したハッシー達も無事にゴール。しかし聞くところによると思っている以上にハードなコースらしく、隠れ岩も多くてかなりの台数がパンクしているとの事。

そして午後の全日本格であるCOMPクラスがスタート。

3周目かな4周目かな・・慌ててピットインしたのはこの人。

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あー・・・ゼッケン192のゴテン君。やっぱりパンクっすか。これで順位を大きく下げてしまい入賞を逃してしまいました。おしかったねー。

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私はそのまま山の中腹まで登り、コース途中で応援していたのですが、私に気がついて止まったのがチームメイトの無糖君。なんでもフロントタイヤがパンクしてやばいとの事。でもなぁ結局コース走らなくちゃ戻れないしなんとか戻っちゃいなよ!と相談していた所にやってきたのはこれまたチームメイトのナガチャン。

なにしての?って顔でこっち見ながら走り抜けていくナガチャンのリアタイヤもパンクしてるし(笑)

少し大げさに言えば全体の1/3くらいはパンクしてた感じでしたね。それくらいハイスピードで厳しいコースだったと思います。

 

レースは無事に終了し後片付け。

この時間は一番切なくて疲れがドッときますね。

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次はいよいよ最終戦のAAGP爺が岳。

ほんと一年は早いっすわ。

 

 

新潟へ

うおーい!一年って早いね。

気がつけば9月も終わりでして本日夜からJNCCの新潟戦 シーサイトバレー糸魚川に行ってきます。

>>シーサイドバレー会場のHP

JNCCでは初開催ですが、春に弟分のWEXで一度やっている会場です。

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もうね、絶景。

すんばらしい会場と聞いております。

 

いろんなイベントであちこち行きますが、実は新潟って無かったので楽しみなんですよね。

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ルートは上信越道から長野道で糸魚川ICを目指すのが無難っぽいですね。高速移動が多い分、長野の爺が岳と到着予想時間はほとんど変わりません。

 

で、申し訳無いのですが。

※重要

ちょっと予定が重なってしまっていて明日9月28日(土)だけお店を午前休とさせて頂きます。土曜日の午後と日曜日の全日は通常営業しますので、ご来店をお待ちしております。

JNCC第5戦スプラッシュ月山

夏の始まりを告げる大会がモトパワー8耐だとすれば、この月山はまさに夏の終わりを告げる大会。

毎年夏休みの最後を目一杯の暑さで迎えてくれる月山でしたが・・・。

 

今年は見たことない前代未聞だらけのJNCC山形大会となりました。

行きの道中は昨年の教訓を生かしつつブログで書いた通りの道順で行きました。これがなかなか正解でして道も楽だし深夜でも怖くないしで完璧でしたね。

それでも出発が遅かったので現地着は朝の4時半頃。

それから少し呑んだりしてて5時過ぎには空が明るくなってきました。

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台風来てるとかいろいろ事前には「雨確定」な大会になりそうな感じだったのですが、私の晴れ男パワーが炸裂しましたね・・・と、言いたい所なんですが、温帯低気圧のせいなのか天候は安定せず、ちょっと雨降ったり晴れたりを繰り替えす感じ。

それでもドシャーっと降らなければいいわけでして、会場にいるみんなも同じ気持ちだったと思います。

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出店ブースを設営してその後、メインディッシュの川を見に。

 

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ん?なんか水量とかそんなの関係なく、川の形が違うぞ・・・。

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そして前日まで降り続いた雨の影響で川はまさに濁流。

これレース出来るの?とかみんな驚いてましたね。

土曜日はそんな感じで無事に終了・・・とは行かず。 そろそろ一回店閉めて夕方のBBQでも準備しようかって頃に突然。

 

ヒュー・・・・・。

っと一閃の風が吹き、一拍おいてからの豪雨!

私は閉店準備途中だったので濡れちゃまずい商品は全て車の中に避難していたのですが、それでも風と雨でテント内までビッショビショの大雨でした。風も凄くて台風が遅れてきたのかとおもいましたよ。

まぁそれも夕立のように過ぎてくれて夜は前夜祭で大盛り上がり。

いつものメンバーとか北陸勢とかも混ざってくれて楽しかったです。しかし・・・その頃から雨がまた降り出しまして結局夜半まで降り続いてしまいましたね。みんな騒ぎながらも明日のレースが心配な感じでしたね。

 

 

そして明けてレース当日。

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ウチのチームもみんなで出撃。

午前はFUNクラスと言って少し時間も短くコース設定も楽なレースなのですが、今年の月山はコースがきつかったですね。

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スタート時も路面はこんな感じで濡れてるくらいでしたから、コンディションもやばかったです。

それでもレース自体は無事に終了。しかし川渡り無しになりましたーとのアナウンスがあったわりにはきっちり水深深い所も通らなくてはいけないコースだったようで・・・。

 

あれだけ水没注意と言っていたのですが、チーム員の新車のKXも最終周でまさかの水没。

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マシンを壊さないようにピットまで押して戻ってきました(ど根性)

 

そしてみんなが注目していた午後のCOMPクラス(全日本格)での川渡りは・・・一部コースカットながらフルコースでやる事に決定!

このときは会場のアナウンスにみんなどよめきましたね(笑)まさに悲喜交々。

 

そしてそんなコンプクラスですが、スタート直後にトップ集団が一斉にミスコースしたとかで一時赤旗中断。

もういっかいスタートからやり直しになりました。これはビックリしましたね。

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すでに1周は回っているのでスタート前なのにバイクがドロドロ。

それと気持ちの持っていきかたが難しかったでしょうね。中断で30分近くこの状態でしたからね。

そして再スタートは無事に行われ、時間の関係で3時間のレースを2時間半に短縮して行われました。

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コンプクラスはほぼフルコースと言う事で水没車多数。とにかく諦めないでプッシュし続ける人がひょっこり大逆転とかそんなドラマがかなりありました。

そしてガレ場でも多くの選手がパンクして離脱してましたね。これは可哀想だったなぁ。

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今回こそクラス優勝を狙っていたAクラス注目のルーキー五天君も最終周でまさかのパンク。なんとかゲートをくぐりましたけど、最後は3位まで落ちて終了でした。タラレバになってしまいますが、それさえなければ初優勝もあったのでホント残念でした。前夜祭でも一緒に呑んですげー応援してたんですけどね。まぁ彼ならどこかで優勝するでしょうから、次の楽しみにとっておきましょうかね。

 

そんなこんなで今年の夏イベントも全て終了。

行くまでは台風とかそんなので少し「あーあ」な気分だったのですが、いろいろあった方がやっぱ面白いですね。荒れに荒れた月山、またひとつ酒の肴が増えたと思えばすごく楽しい大会でしたね。

帰りの道中で仙台通過あたりで私のボロエースは遂に

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30万キロ達成。まだまだ壊れるまでは走ってもらいましょうかね。

 

動画は午後のCOMPクラスで最大難所になる予定だった川渡り箇所。マーシャルが試走してますが「こりゃレースでは使えない」と判断されてキャンセルになりました。

 

今月末の月山

毎戦出店でお邪魔しているJNCCシリーズ戦。

 

 

今月末の8月31日-9月1日に開催されるのがサマーブレイク明けの山形県月山。

レースタイトルも「スプラッシュ月山」と言うくらいで川の中を走るJNCC唯一の水中戦です。

 

これは昨年の月山、COMPクラスの最大難所の写真。

去年はとにかく雨不足で水量も少なく水没の危険性こそありませんでしたが、その分流れが無い部分にコケが生えてしまい、そこそこ難易度の高いコースになってしまっておりました。

でも・・・やっぱ水没はコワイですから水が無いなら無い方が良いとは思いますけどね。

 

で、ご存じのように現在東北地方は雨が降り続いてまして、どうやら水量はMAXに近いとの事。

そうなると水没対策が必要になってきます。

 

 

ダートバイクでの水没対策の要点は、とにかくガボっと水をエアクリBOXに入れない事。そしてキャブやブローバイのホースを下に垂らしたままにしない事。

単気筒が主流のダートバイク。2ストも4ストもとにかくエンジンさえ止めなきゃ多少水吸ってもなんとかなります。

2ストはね、最悪完全水没させてもバイクひっくり返して水抜けばなんとかなるのですが、4ストはプラグをハズしたりするのも大変だし、逆さまにするとオイル回っちゃうしで大変です。なので4ストはウォーターハンマーを恐れずに水没加減になったら全開で回避。多少水吸っても回っていればなんとかなります(もちろんゴボボって吸ったらアウトなのでおとなしくエンジン止めましょう)

 

そんなわけで水没危機のある月山はとにかく事前整備が重要。

 

これは一昨年の月山出場前に対策しているところの画像。

キャブ車だったのでキャブのベントホースとかブローバイホースを全てエアクリBOX内に納めてます。

これちゃんと理由があって、エンジン熱で熱くなっている所で冷たい水中でエンジン止めてしまうと、各ホースが水を吸い込んでしまうんですね。ダートバイクのホース類はリンクの下あたりに垂らしてあるので、水深が浅い所でも知らないうちに水吸っちゃう事があります。

ですのでとにかくホース類は高い位置に避難。

そしてサイドカバー等のエアー吸い込み口もガッツリと完全密閉しちゃいましょう。

そして気になるエアクリBOX下側(水抜き穴)にもガムテープ貼って密閉。しかし完全に密閉すると今度は入った水が抜けなくなるので、カッター等で2つか3つくらいスジのように切れ込みを入れてあげればOK。

 

あと意外と水が入るのがシートの前側から。なのでレース直前にガムテープ等でエアクリBOX付近までをシートに目張りしてあげてください。

 

上記の作業っていざやると面倒なんですけど、走り始めてしまうともう何も出来ませんから、とにかく事前にチェックですね。

 

月山は夏の終わりのレースとしてはホントに最高なロケーションなのでバイク壊したりしないように気をつけましょう。

 

芝生のパドックでのBBQは最高っすよ。

ダートなハチタイ顛末

先日更新はしましたが知り合いから「実際どれくらい大変だったの?」とか聞かれ、そういえばもらった画像をアップしてなかったな・・と思いましたので、モトパワーレーシングのパワーエンデューロ8時間耐久の写真でも紹介。

 

まず、とにかくスタート直後に中段より前でコースイン出来た人達は渋滞前に通過していると思うのでこの惨状を知らないんだと思います。

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この状態(笑)

これあれですからね。スタートして20秒くらいの地点でこれですからね。

で、この地点からずーーーーっとヌチャヌチャ路面の登りなんです。スピードがでないのでこの集団のまま進みます。前見ても後ろ見てもバイクだらけな感じがホントに凄かったっす(笑)

私は車両トラブルもあり4時間近く掛かってしまいましたが、1時間以内で回って来た人もいるわけで、この渋滞にハマったかどうかが分かれ道になったみたいですね。

 

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ちなみにこれはコースも終盤の最後のウッズエリア走行時の私の写真。この時点でクラッチトラブルを抱えつつの走行でしたので、とにかく慎重に走ってました。

 

で、コース途中の写真はこんな感じ。(公式画像より拝借)

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ここが先日私のブログでも書いた川下りのセクション。連日の雨で川は濁り、結構な濁流になってました。

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コース中盤に多数出てくる難所。マジでこんな所がいっぱい出てきてスピードも出せずラジエターは噴き出します。

 

ついこの前の出来事なような気もしますし、なんだかもう何ヶ月も前の話のような気もします。

 

ちなみに私のマシンは結構深刻な壊れ方してまして・・・。

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各所のチェックは終わったのですが、エンジンOHになりそうです。

夏場は借り物マシンで乗り切りたいと思いまっす。

 

動画はフサベルジャパンのウブカタさん。途中から合流して一緒に走りました。 コースインして山セクションがかなりの角度で登っているのが分かるかなぁ。