日野カン ハードエンデューロ

春。
桜の便りもアチコチから届きはじめ、私のいる羽生市でも七部咲きといった感じ。
でもこの時期っていわゆる花散らしの雨も多くてちょっと憂鬱だったりもしますよね。

そんな春真っ盛りな昨日、群馬県藤岡市にあるオフロードコース『日野カントリーオフロードランド』で開催されたハードエンデューロのイベントに参加してきました。

日野カン ハードエンデューロ

そもそもハードエンデューロって何?
って人もいると思いますが、ざっくり説明しますと

モトクロス ── エンデューロ ─☆─ トライアル

オフロードバイクを使う競技としましてはちょうど「☆」の位置くらいにある競技だと思ってください。
コース設定も「1周出来たらガッツポーズ」みたいな感じでして、出場者の方は隣のライダーと戦うというよりは、コースの難易度と戦うといった形式のオフロードレースです。

そしてこのちょっとトライアルチックなエンデューロ競技は西高東低な感じでして、中部地区以西では比較的活発に開催されてますが東日本ではあまり開催される事はなかったんですね。
まして関東圏ではほぼ皆無(南牧もちょっと違うと思うし)でして、今回この日野カンで開催されたってのは私も含めみんな嬉しかったと思います。

この日野カンというコースは当店から下道で1時間半ほどでいけるご近所なオフロードコースという事もあり、普段からもよく通っているいわばホームコースなわけです。
そこで開催って事になったわけですからハードエンデューロ初参加ってな仲間も大勢エントリー!

しかし普段はXC(クロスカントリー)をメインとして出場してるので準備は結構ドタバタしましたねー。
みんな直前までタイヤチョイスとかでも悩んでましたね。
まぁこういう機会を与えてくれた主催者さんに感謝です。

私は土曜日の夜に突撃。

大阪からわざわざ盛り上げにきてくれた総帥(同じテントで一緒で出店させてもらいました感謝!)とか。
となりにいるのはハードエンデューロ界のチャンピンのロッシさん。
対面にはCGCのフィクサーであるカエルさん、となりはED-IAであり今回の主催者であるビッグマンさん、その隣は仙台の和泉(AD/tac)さん等々…
超絶豪華なメンバーと一緒に前夜祭に混ぜてもらいました。(楽しかったー)

そんなこんなでレースデイ。

日野カン ハードエンデューロ

起きたらなんかどんより…
気温は高いのですが雨降りそうな感じで湿度も高く、霧も出てこんな感じです。

それでもスタート直前の記念撮影の時間には霧もはれてきて良い雰囲気になってきました。
でもでも…この直後にポツポツと雨が降りはじめてしまいました。
まぁみんなテンション高かったので気にしてる人はあまりいませんでしたけどね。

日野カン ハードエンデューロ

スタート直後にあるふるい落としの4段ヒルクライム。
上に行くほど助走がなくなり角度もきつくなっていきます。

日野カン ハードエンデューロ

4段ヒルを越えるとあとは山の中に。

日野カン ハードエンデューロ

ナグモのナガチャンも頑張って走ってました。
コース設定はかなり厳しくて「登れない超絶ヒルクライム」や「バイクに乗ったままでは降りられない急角度のダウンヒル」が満載。
みんなバイク押したり引いたりで乳酸貯めまくりで、ガンガンとライフを削られまくっていきます。

私も各所でレスキューしながら山の中腹を歩いていると、イノッチが満身創痍でイゴってました。
この戦ってる感、伝わりますでしょうか。

結局お仲間では誰一人「1周」する事は出来ませんでしたが、まぁ1周出来たのは出場50台中7台とかですからね、まぁ仕方ない仕方ない。
こういうレースは速く走れればいいわけではなく、そしてテクニックがあるだけでもダメで、気力や体力そして知識や賢さも必要とされる競技です。
そしてこういう機会に走らせてもらって「次こそは!」と思える楽しみがあるんです。

今回はAAライダーのデグハヤもハードクラスにXRで参加しましたが、やっぱりやられてましたからね。
でもデグもめっちゃ楽しんだようでゲラゲラ笑ってました。
つまりそんなレースなんですよ。

ウチの3バカもバイク壊して帰ってきてのこの笑顔(笑)

 

コースは山の上にあってちょっとだけ気温が低いんですかね。
土曜日に到着した時はまだつぼみだった桜。

日曜日の午後にはお日様が出てきて春の陽気になりました。

片付け最中にふと見上げると咲いていた桜。
みんなの楽しかったが目一杯つまった綺麗な桜でした。

参加者のみなさんお疲れ様でした、そして主催者のビッグさんそして開催に協力してくれた有志の方々、本当にありがとうございました。
いやー楽しかったわー。

いよいよ春

年末年始のドタバタから始まった業界特有の忙しさが、とりあえずこの3月末の年度末を区切りにひと段落ってな感じです。
まぁそういった時期や季節的な緩急も年々変わってはきてまして、いつまでも昔からの慣習にとらわれていられなくもなってますけどね。

それでもやはりこの3月が終わると少しだけホッとするのも事実でして、ここから春の季節の開放感とともにいろいろチャレンジしていきたいと思います。

一昨年の3月末。
先代の看板猫がひょっこり死んじゃってからもう2年。
新しくウチに来てくれたタマも当時はこんなに小さかったんですな。

今月はお彼岸もあったので昨年亡くなった母親の墓参りをし、そして今日は先代猫のために線香をあげました。

いろいろ変わってはいきます。
この春から新たな環境で頑張る人も多いかと思います。
楽しい事、ツライ事もあるでしょうけど、それだっていつかは過去の話になるのですから、とりあえず今やれる事が頑張っていきましょう。
私も頑張りたいと思います。

関東MX選手権開幕

私を含めお仲間の多くが参加して楽しんでいるオフロードバイクのエンデューロ競技。
ジャンプはほとんどないかわりに難所があったり持久力が必要だったりしますが、まぁ下位でイチャコラしてる分にはとても楽しいレースでもあります。

でも全員が全員そういう事してるかと言えば違ってまして。
レースには出ませんって人もいれば、もっとトライアル的なテクニック重視の競技を好む人もいて、それぞれに楽しんでるって感じです。
個人的にこの「自分で好きな事をやる」っていうスタンスを尊重してくれる、お仲間グルーブが大好きでして、こういう寛容なお付き合いってのが大事したいですね。

で。
本日はそんないろいろいるお仲間の中でもガチ系のモトクロス公式戦の開幕でしたので、午前の予選だけですけどお手伝いにいってきました。

関東モトクロス選手権

お仲間は一番下のNBクラスに3台。(昔っぽい言い方で国内B級)
なにせ開幕戦なのでライバルとの差が分かりにくく、予選通るのか?決勝でポイントとれるのか?ってな感じでみんなカチコチ。

関東モトクロス選手権

レースっていろいろ準備とかも必要なので出来るだけお手伝いがいると楽なんですね。
なのでレース中だけはVIP待遇でのサポートって感じになります。

近年の選手権は排気量別のクラス分けが廃止され、1回の予選で午後に2ヒート走る形式になってます。
逆に言えば足切りの予選を不通過の場合、たった4周の予選走行だけで帰宅するハメになりまして…。
そりゃみんなナーバスになるってもんです。

関東モトクロス選手権

予選といっても決勝と同じガッチャンスタートで横一列のこのスタート。
たった4周の予選なのでスタートでは出来るだけ出られた方が優位なんですけど…、誰一人スタート成功者はなし…。

予選は何組かに別れ18台くらいでレースやって3~4台が脱落ってな感じなのですが、実力があっても不意な転倒で予選落ちって人もいてなかなか厳しいですね。
もちろんその分下位の人もワンチャンあるんですけど。

でまぁ、結果は3人中1人が予選通過。
2人は予選落ちってなツライ結果になってしまいました。
モトクロスの選手権って9月頃にはほぼ終わってしまうので、半年間は練習、練習、また練習な日々を過ごすわけです。
まして冬期の極寒の中「寒いのによくやるねー」とか言われつつ練習してきた結果がこうやって明快に出るわけですからね。

予選落ちした人にかける言葉ってのはなかなか思いつかないもんですわ。

関東モトクロス選手権

無事予選通過したトミオ君も嬉しそうにしつつも複雑だったみたいです。
私は午後から店に戻って仕事をしたので予選の手伝い&応援しただけで帰ってきました。

こんな感じで今年もいろいろ各地で始まってます。
全員に勝ってほしいけど、そうはいかないですからね。
せめて怪我なく楽しんで欲しいと願います。

3月は去る

年末でドタバタして、年明けても忙しくて、2月の中旬にやっとホッと一息ついたと思ったら…もう3月ですか、そうですか。

エイビット店舗

刺すような寒さもちょっと緩んだ印象で少しずつですけど春の雰囲気も漂いはじめましたね。
ここからGWくらいまでも、またあっという間なんでしょうな。

さて3月。

当店が関わる業界では年度末と合わせ決算が多い月でもあります。
毎年年末とこの3月は気合いを入れ直す時期なので、今日も朝から両頬をパンパンってやってからお店に来ました。
忙しい時期くらい忙しく動かないと飯食えないですからね。

ってなわけで、この時期は会社様からも多数の問い合わせをいただく時期であります。
決算や年度末のような案件も遠慮なくお問い合わせくださいませ>担当者様

ちなみにこの工具セットは近所の会社さんに頼まれた格安工具セット。
予算をお聞きして作業内容聞けば希望のセットを組んでお渡しする事も可能です。

あ、そうそう何度か言ってますがお買い得な工具セットもそろそろ終了になります。
「春くらいまでには買おうかな」なんて計画してた人はそろそろ、本気出してくださいね。

3月4月と生活でも大きな変化がある季節でもありますね。

新規での工具購入や生活変化にともなう工具の相談、その辺もバッチリフォローしますので、悩みがあるならお店までぜひ遊びにきてくださいませ。

Ko-ken新カタログ

私が工具の業界に飛び込んだばかりの頃は、それこそカタログがボロボロになるまでずっと見てましたねー。

最初はもちろん勉強の為とかあったのですが、とにかく「見たことない」「触ったことない」工具の魅力に取り憑かれました。
特に自分のメンテナンス事情にはあまり関係無さそうなモノほどワクワクするので、お客さんの現場行って珍しい工具を見掛けた時にはテンションあがりましたねー。

──っとまーそんな工具のカタログ。
今でも暇な時にのんびり見ることありまして、特にカタログが刷新された時は楽しみで仕方ありません。

すでに当店のTOPページでは告知済みですが約2年ぶりにKo-kenのカタログが新しくなりまして、お店にもどっさり届いております。

Ko-kenカタログ

Ko-kenカタログ最新版(2017.2.23現在)

前回のカタログ発刊からその後出揃ったZ-EAL(ジール)シリーズとかも、網羅してあって見応え充分ですね。
そもそもKTCとかの総合工具メーカー(レンチとか専用工具とか)ではなく「ソケット専門メーカー」としてこれだけの内容になるのが凄いですよね。

当店のWebサイトでもめぼしい工具は掲載されてますが、それでも全部サイトにあげているわけではありませんので、紙のカタログみて気になったモノがあったら遠慮なくお問い合わせください。