関東MX選手権開幕

私を含めお仲間の多くが参加して楽しんでいるオフロードバイクのエンデューロ競技。
ジャンプはほとんどないかわりに難所があったり持久力が必要だったりしますが、まぁ下位でイチャコラしてる分にはとても楽しいレースでもあります。

でも全員が全員そういう事してるかと言えば違ってまして。
レースには出ませんって人もいれば、もっとトライアル的なテクニック重視の競技を好む人もいて、それぞれに楽しんでるって感じです。
個人的にこの「自分で好きな事をやる」っていうスタンスを尊重してくれる、お仲間グルーブが大好きでして、こういう寛容なお付き合いってのが大事したいですね。

で。
本日はそんないろいろいるお仲間の中でもガチ系のモトクロス公式戦の開幕でしたので、午前の予選だけですけどお手伝いにいってきました。

関東モトクロス選手権

お仲間は一番下のNBクラスに3台。(昔っぽい言い方で国内B級)
なにせ開幕戦なのでライバルとの差が分かりにくく、予選通るのか?決勝でポイントとれるのか?ってな感じでみんなカチコチ。

関東モトクロス選手権

レースっていろいろ準備とかも必要なので出来るだけお手伝いがいると楽なんですね。
なのでレース中だけはVIP待遇でのサポートって感じになります。

近年の選手権は排気量別のクラス分けが廃止され、1回の予選で午後に2ヒート走る形式になってます。
逆に言えば足切りの予選を不通過の場合、たった4周の予選走行だけで帰宅するハメになりまして…。
そりゃみんなナーバスになるってもんです。

関東モトクロス選手権

予選といっても決勝と同じガッチャンスタートで横一列のこのスタート。
たった4周の予選なのでスタートでは出来るだけ出られた方が優位なんですけど…、誰一人スタート成功者はなし…。

予選は何組かに別れ18台くらいでレースやって3~4台が脱落ってな感じなのですが、実力があっても不意な転倒で予選落ちって人もいてなかなか厳しいですね。
もちろんその分下位の人もワンチャンあるんですけど。

でまぁ、結果は3人中1人が予選通過。
2人は予選落ちってなツライ結果になってしまいました。
モトクロスの選手権って9月頃にはほぼ終わってしまうので、半年間は練習、練習、また練習な日々を過ごすわけです。
まして冬期の極寒の中「寒いのによくやるねー」とか言われつつ練習してきた結果がこうやって明快に出るわけですからね。

予選落ちした人にかける言葉ってのはなかなか思いつかないもんですわ。

関東モトクロス選手権

無事予選通過したトミオ君も嬉しそうにしつつも複雑だったみたいです。
私は午後から店に戻って仕事をしたので予選の手伝い&応援しただけで帰ってきました。

こんな感じで今年もいろいろ各地で始まってます。
全員に勝ってほしいけど、そうはいかないですからね。
せめて怪我なく楽しんで欲しいと願います。