新商品がドドドっと入荷してきていて商品入れ替えが激しい時期です。
今日も店内の小変更とかしてましたけどなかなか納得いく感じになりませんでした・・・また後でがんばろう。
で、商品の入れ替えもかなりしたのですが・・・展示会に持って行ったりしてた工具が1セットとか余ってたりします。
展示処分特価品は全て完売しました。ありがとうございました。
お店やっているとよく聞かれるのが「何が一番売れるの?」ってヤツ。
これもう20年前からいざ知らず、今はコレ!と言った物が集中して売れる事はほとんど無くなったんですよね。
昔なら選択肢と言うか情報量自体が少なかったので、プロメカさんの間で便利な工具の情報が広がったり、それこそ雑誌のカラー企画で取り上げられた工具が1ヶ月だけすごく売れたり・・ね。
なので今は均等にってか販売しているコチラ側としても日々何が売れるか分からないってのが本音です。
でも分野分野で人気がある工具っては確かにありまして、例えば今日紹介しようとしているにぎり物関係だとKNIPEXが圧倒的な人気。
KNIPEXと言えば日本で人気のキッカケとなったのが、ウォーターポンププライヤーのコブラとアリゲーター。
・KNIPEX コブラ&アリゲーター
従来のウォーターポンププライヤーの使い方を覆したくらいすごい性能で、その実力を知った人に絶賛され国内に浸透しましたね。
今でもその実力は健在でして、他のメーカーが似たものを発売したりしてますが本家のクニペックスには到底およびません。
掴む能力はもちろんの事、ナットを回すとかパイプを回すでも便利に使えます。
パイプを回す能力は店に来てくれればこんな感じでデモしてあげます。
パイプをくわえさせたコブラに体重乗っけても滑らないってヤツ。これやるとみんな驚きますね。
で、先日セール品として新製品の大型アリゲーターをアップしました。
・KNIPEX アリゲーター400 (セール品)
これは発売された直後から高い人気ですね。重機や農機具整備の現場ではとにかくパワー勝負になる場面あるので、これだけ大きなアリゲーターなら怖い物ありません。なおかつ上で紹介した通りパイレンのようにも使えますので、これ1本でかなりの作業が対応出来ます。
今まで出来なかった作業が出来るようになる工具ってのは新導入検討の価値ありだと思いますよ。
一年ほど前からメーカーの開発担当者からは聞いていたのですが、ついに出てきましたね。
Ko-kenの整備向け特化ツールシリーズのZ-EAL(ジール)から新発売になったのは1/4ラチェットのシリーズ。
・Ko-ken Z-EAL 1/4ラチェット&ソケットセット (セール中)
ソケットホルダーだけは1/4の設定があったのでお客さんからも「1/4は無いの?」とよく聞かれてましたから、今回の新発売は工具店としても待ちわびた吉報でした。
まぁね、開発中と聞いても予定すら立ってない工具の話でオススメとか出来ませんし、ホントは3月頃に試作品(ほぼ完成のベータバージョン)まで見ていたのですが、とにかく入荷するまでは案内や噂話すらしないってスタンスで今日まで来ました。(実は5月初旬に発売予定だったのですが直前に不具合が見つかり延期になったので、へたな事言わなくて良かったですw)
で、よく見てみてると・・・。
とりあえず、やっぱラチェットの出来が良いですね。
近年はこういう基本的な工具のブラッシュアップってなかなか無いですから、基本性能だけを求めて地味にまじめに作られたラチェットの新作って無かったんですよね。
その点このジールの新作は良いですね。今後首振りとかラインナップも紹介していく予定ですが、とにかく一度使って欲しいまじめ系の工具です。
そしてそして。
これ。
左が従来からのスタンダードなKo-ken、右が新作のZ-EAL。
ジールシリーズはモデルチェンジとかではなく、あくまでも追加ラインナップなので左のスタンダード品も継続販売されますが・・・この違いは凄いですよね。
ちなみに左のスタンダード品は他社から比べて野暮ったい造りってわけじゃありません。同価格帯の工具と比べれば必要十分な造りなんですけど・・・やっぱZ-EALが凄すぎます。
薄く作られているのはもちろん、やはり背の高さですよね。
この高さ(薄さ?)のおかげでラチェットにつけても
こんなですよ!
HPの本文にも書きましたが、これなら今まで出来なかった作業が出来るようになる可能性大。
このジールのおかげで作業手順が変わってくる事もありそうな感じです。
とりあえず初回入荷のロットは全国で大人気との事でしばらく品薄な状態になりそうですが、別に限定品ってわけじゃないので、売り切れの際も少し待っていただければ購入出来ますのであまり慌てなくても良いと思います。
まぁ、これだけ良さそうな工具なら早く使ってみたいと思いますけどね。
鉄板を切り裂く専用工具のたがね。
整備業界だとなんとなく板金作業用ってイメージがあるので、整備メインな人には関係無いと思われがちなんですが、これが1本でも良いので持っていると結構便利なんです。
これ持ってなけりゃ持ってないでなんとかなってしまうので、持っているって言うメリットを実感しにくい工具のひとつなんですよね。
しかしネジ舐めちゃったり、ちょっとした隙間を割り開いたり、とにかく持っていると「あ!そうだたがね使おう」って思わせてくれます。コレばっかりは使ってもらわないと分からないと思います。
で、たがねと言っても種類がありまして。
・PB スロットたがね
個人的おすすめはこのスロットたがね。簡単に説明すると板状のたがねでして使い慣れてない人も楽使える形状だと思います。
>>現在限定色のブラックバージョンのセール品もあります。
またこのスロットたがねには横刃付きの物もあり、これが超便利。「叩き入れてから横に切り進んでいける」ので堅いペール缶とかもぐるっと一周切ったり出来ます。
そしてエイビット発案でカタログ商品になったたがねドライバーもおすすめ。
・PB たがねドライバー (現在セール中)
もともとPBには棒たがねって言うのがあったのですが、ウチがお願いしてそれにグリップを付けてもらった製品です。番手とかも私が個人的に使いやすい物にしてありますので、初使用の人も楽に使うことが出来ると思います。これなんかは先端が細いのでトラブル時に便利ですね。さっきも書きましたが舐めてしまったネジや錆がひどくて切り落とすような場面で重宝します。
上記2本は個人的おすすめ品なんですが、もっと総合的にたがねやポンチが欲しいって言う人にはお勧めのセットもあります。
・PB ポンチ&たがねセット
これ初めて買うには少し高価な気もしますが、各種取りそろったたがねとポンチはホントに便利です。整備向けにひと揃い欲しい人にはお勧めのセットですね。
最初に書きましたがなかなか揃える気にならない工具ですが、持っていると確実に便利に使えると思います。
ハンドツールはひと揃い揃ったかなぁ・・なんて思っている人はこういう工具に注目してみるとおもしろいと思いますよ。
ここを見てくれている工具好きなみなさんなら一度は実物の工具をそのままキーホルダーに・・・なんて考えた事あるハズ。
昔かtらスナップオンのグリップをキーグリップに改造したり5.5ミリのコンビをそのままキーリングに入れたりしている人も多かったですからね。
あ!そういえば思い出した。もう15年くらい前ですけど、一時はアクセサリー屋さんに3ミリとかのめがねレンチを納品していた事もあったなぁ、確かペンダントトップとイヤリングにして販売していたと記憶しております。
まぁ工具というのはある意味究極の機能美を持ってますので知らない人が見ても格好いいとかかわいいとか評価はそれなりに高いんですよね。
ウチのレギュラー品としても例えばこれとか。
・ライツール プチコンミニセット
実際に使用可能な工具をわざわざキーホルダーサイズで作り直し、ホントに使えるキーホルダーとして販売されている商品です。キーホルダーとして売ってはいるのですが、このまま超ショートのコンビとして工具箱に入れて使っている人もいますのでおもしろい工具のひとつだと思います。
そしてこれもそんな工具のひとつ。
・Ko-ken 1/4ラチェットキーホルダー (現在セール中)
もともとカタログ商品だった1/4の超ショートのラチェットをキーホルダーに改造してある商品です。
キーホルダーにするってことはどこかにキーリングの穴を開けるんですが、このキーホルダーはそれだけじゃありません。
こんな風にソケット差し込み部もキッチリとメッキしてあって、飾りとして使われる前提でも作られております。
もちろん元はちゃんとした工具なので使用も可能です。キーホルダーとしてこれに10ミリのソケットを付けっぱなしにしておけば出先でも結構使えるんじゃ無いでしょうか。
何かおもしろいキーホルダーをお探しの方はこういう物も一度試してみてくださいませ。