テイストオブツクバ 葵月の陣2012

JNCC騒ぎをしている私らと時を同じくして開催された筑波サーキットでのテイストオブ筑波。

こちらには私の友達の松田コーイチ君が一番上のクラスにプライベート参加しているのは何度か書いた通り。国際ライダーの中に混じりひとり国内ライセンスで走る、通称「国内ライセンス最速の男」としてメディア等にも取り上げられてますが・・・テイストでは完全勝利って無かったんですよね。

いや優勝はね、あるんですよ。しかし、それは上位陣が出てこなかったり、いろいろあって本人も嬉しい反面、納得はしてなかったと思います。(いやどうだろうw)

特に去年からは仕事でも独立開業とかもあって資金面もつらかったと思いますし、数少ないスポンサーの手前使いたい部品使えなかったり・・・・ほんと裏側の苦労はかなりのもんだと思いました。

で。

吉報キタル。

本人が熱望していた筑波サーキットのTC2000で念願の58秒入りを果たし、並みいる強敵を倒しての完全優勝!

 

特に#29さんに勝ったのは嬉しいでしょうね。

レース展開とか細かい話はまだ聞いてないのですが、とにかく現場も超盛り上がったとの事です。

私もJNCCとかぶらなければ応援行ったんですけどね・・・・ただし、私が応援行ったときって何かトラブル出ちゃうので、行かない方がいいのかな・・(笑)

 

本人、このガッツポーズです。

ホントに嬉しかったんだよねぇ。

そのうち遊びに来てくれると思うので、レース詳細はまたその時にでも聞こうかと思います。

とにかくおめでとう!

JNCC爺が岳画像集

夏前のJNCC爺が岳が終わり、8月末の月山まではしばしの休息に入るクロスカントリーシーン。(正確にはWEXがあと1戦あるのですが)

今週末には爺が岳の打ち上げにお呼ばれしているのでうまい酒でも飲んでこようかと思ってます。

さて、先日お伝えした通り今回はカメラマンも同行したので少しだけですが、現場の雰囲気だけでもお伝えしたく一言コメント付きで紹介。

レース当日朝。お仲間が最後のマシンチェック中。JNCCのFUNクラスは午前9時にスタートなので7時頃からはかなりバタバタします。

スタート直後のゲレンデ。ここは雨降っても降らなくても路面はこんな感じ。フッカフカのウッドチップなので攻略方法は「とにかく全開!」

少しでもアクセルを緩めるとこんな感じ。

そして倒れたバイクをおこしたり、キックしたりして、走行以上の体力を消耗していきます。

これは貴重な奇跡のショット。KTM販売店同士のニアミス(笑)手前のKTM350FREERIDEは私の仲間のテンチョーです。

よく見るとタイヤは土で丸くなっているのが分かると思います。この状態になってしまうとちょっとした斜面が登れません。

こちらはあっという間に先程のふたりをラップした我らがハッシー。タイヤを見ると違いますね。ガンガン走れる人ほど土がつかずに走れる好循環。

 

昨年の爺が岳ではこのゲレンデ登りで撃沈していた無糖君も今年はグリグリ登っていきます。

写真で気がついた人もいると思いますが、実はこのゲレンデ、麓あたりにはウッドチップが多いのですが、登っていくと粘土質の粘つく土に変わります。なので登り始めと感じが変わっているのに気がつかないと頂上手前ではまる事になります。

午後はCOMPクラスにナガチャンが出走。先日の動画でも見たとおり初COMPクラスで撃沈してましたね。これは出走直前のまだ元気な写真。

こちらは初JNCCでいきなりCOMPに出走のAOK君。車両がモトクロッサーなのでガレとウッズで泣いたみたいです。

ガレ場に注目が集まりがちな爺が岳ですが、実はこのウッズが結構やばいのです。走りやすそうな黒土にだまされて少しスピードだすと滑って吹っ飛びます。

AOK君みたいに慎重にクリアするのが正解。(この前にずいぶん吹っ飛んだみたいだけど笑)

ウッズ別画像。

ね、なんか写真だけ見るとすごく走りやすく見えるのですが・・・実際は滑る路面と木の根がかなりのクセ物。

そして最後はガレクライム。今年はルートが少し変わって助走が少ない右ルートになってました。

ただし先日お伝えした通りエスケープがあったおかげで渋滞は無かったようですね。

なんでも年々ガレクライムが掘れてきてしまって難易度が上がっているとの事。もう私じゃ無理だなぁ・・・。

ってなわけ今日は画像中心にお伝えしましたー。

 

JNCC第4戦ジョニエル-G

雨。

週間予報では雨マークなんて全然無かったのに、数日前に突如現れた雨のマーク。それでも土曜日の午前だけって予報だったので、ここまでは楽観してました。

長野県大町市の爺が岳スキー場で行われるJNCC第4戦に向かうために、金曜日の夜には出発。店を出たのが夜の11時頃でして到着予想は深夜の3時頃予定。

ブウンっと店前の県道へ走り出したのと同時にフロントガラスに雨粒。もちろんここは長野県じゃ無く埼玉県。あまり気にもならずにそのまま上信越道を目指します。

しかし。

上信越道の軽井沢あたりから霧が出始め、佐久あたりでは土砂降り。ワイパーを全開で動かすほどの大雨と言えば、そのすごさが分かってもらえると思います。

で、予定通りに会場に着いても雨脚は弱まらず。不安のまま朝まで車内で就寝。

朝起きても雨。時々強く降ったり弱くなったりしつつも降り続ける雨。携帯でニュース確認すると梅雨入り宣言まで来ている始末。それでも予報は午前だけだったと思い出し、雨対策バージョンでお店を設営。

 

ウチは工具店なので「雨に濡らしたくない物」が多数。(っていうかほとんど)当然持って行った満載の商品全てを並べるわけにも行かずに、2/3くらいを並べて暫定オープンしました。

しかし雨は嫌ですね。

特に今回はウチの出店とかは関係無く、ウチの仲間が大勢来てくれる最高盛り上がりの大会。

JNCC初参戦はもちろん初来場とか初レースとかの人もイッパイいるんですよ。

そういう人達に青空の下、レース前日のちょっとピリピリ感とちょっとノンビリ感を満喫して欲しかったんですよねぇ。

それが一番残念でした。もちろんみんな盛り上がって楽しんでくれてたみたいですけどね。やっぱ最後の一押しで太陽パワーが欲しかったのが本音。

 

雨降る中でも元気に試乗会で走るAOK君。そそそ、こうやって楽しんだ者勝ちですわ。

夕方からはいろんな人が入り交じって大BBQ大会。みんな「こんなに楽しいなんて思わなかった」と言ってくれて私としても嬉しい限りでした。

BBQではいつも盛り上げてくれるジャンキー氏が今回は手作りピザを焼いてくれて豪華で少しシャレオツな感じに。そして最高潮に盛り上がった時にジャンキー氏の携帯に嫁から「陣痛はじまったなう」とメールが(笑)

こりゃ大変!と急いで帰りました。(早朝無事出産されたそうです、おめでとう!)

翌朝起きてもやっぱり雨。

それでも少し小降りになり、たまに晴れ間もあったりして昨日よりもかなり良い状態になってきました。もともと爺が岳は雨でもそれほどひどくならない場所でして、なんとかなりそうな感じもしたのですが、初レースの人もいるしちょっとだけ心配。

 

こちらは初JNCC出走のちょんまげ氏。(レース直前)

あきらかに顔色が悪く緊張で口から何か出てきそうな感じ。となりには励ますように後輩のAOK君が寄り添ってます(AOK君は午後のレース)

レース結果はここに書いちゃヤボだと思うので割愛。あ、ウチのチームは全員無事に完走出来ました。

初レースの人に完走を聞いてみると「面白かったけど、悔しい気持ちが上回ってる」との事。

よしよし、それでいいんじゃないの。

雨 雨 雨 。

と雨に祟られたレースになりましたが、コースは見事な深緑でこんな感じでしてつらいレースにはなりましたがみんな各々楽しんだみたいですね。

まだちゃんとした画像を貰ってないので、もらい次第また後日に写真だけ紹介します。

動画は我らがナガチャンのCOMPクラス動画。すごい・・・の一言ですね。この調子でひとりで3時間走りきるレースなんですよ。

 

Game ~ for Erzberg ~

はい!JNCC前半戦のトリである爺が岳から帰ってきました。

いろいろあったのですが、今回カメラマン連れて行って自分じゃ写真撮って無いので簡易レポはまた今度。

で。

昨夜ライブ中継されたオーストリアのエルツベルグロデオ。先日書いた通りふたりの日本人が挑戦!そして田中太一選手は優勝候補のひとりです。

私はやはり帰宅中な時間でして良さそうなWifi拾えれば停車してでも見たのですが・・・高速のSAじゃまともなの無いんですよね。

ってなわけでツイッターのTLに流れる実況を見ながら一喜一憂。

とりあえず先に結果を書くと・・・。

5位!

 

一昨年が13位、去年が7位ときての5位。今年も1800台エントリーで完走者がたったの7台と言う感じでしたので5位は立派。まぁ本人はボディウムに乗りたかったんでしょうけどね、いろんな意味で。

しかし上位陣ですら完走が難しいレースで3年連続フィニッシュってのはすごい事なんですよ。これホント夕方のニュースで流れてもおかしくない偉業なんだよなぁ。

 

ライブ動画こそ見ることが出来なかったけど、今朝見てみたら・・・すごい・・・ほんとすごい。これはライブでみんなと盛り上がれなかったのがツライくらいすごい。(画像はキャプチャ)

 

フィニッシュ直後の太一君。

インタビュアー「おめでとう!」

太一「おれ、何位?」

インタビュアー「え? えっと・・・・あ、5位!」

太一「・・・・そっか・・・ちぇ」

って感じ。

 

そして今朝太一君のブログが更新されました。いろいろ波紋を呼びそうな事書かれてます。個人的には大部分「そーだよなー」って思いますが、それはちょっと違うんじゃ?って事もあります。

ただ率直に実直に海外のモータースポーツ文化でもまれ続けた人間のひと事なんだと言うことはビンビン伝わってきます。

スポンサーや応援してくれる人達の為にも、命をかけて走るけど。やはりレースはゲームなんだ。

と彼は締めてます。これの本質を私は分かりません。訳知り顔で「あーあーうんうん、そうだよねぇ」なんて書いとけばいいのかも知れませんが、私にはこれの深層は理解出来ないかもしれません。

いつか何か変われば良いのになぁ。と、思って思って20年。

身につまされる思いですね。

まぁ私の口伝では伝わらないと思うので一度彼のブログでも見てみてください。

昨日のライブ全編はリンク先でご覧下さい。。ゼッケン25の黒いジャージが田中太一選手です。とくにCP19ではすごいライディングを披露してくれてます。4時間44分の大長編です。

2012 Erzberg Rodeo XVIII

今年もいよいよこの季節。

我々が日本国内でJNCCのガレクライムに挑んでいる頃、いや正確には挑み終わって帰路の道中に異国オーストリアにてエルツベルグロデオの本番が開催。

今年はなんとレッドブルTVでストリーム生中継との事。これ無念・・・私は上信越自動車道の上、SAのWifiもあてに出来ないのであとで見るしか無さそうです。

今年の注目はもちろん3度目の正直でボディウムのてっぺんを狙う田中太一。

・・・と、国内EDでは最凶の男、落ち武者こと、この人。

 

河津さん。(KTM国際公式に刀刺して出てるしww)

職業はごにょごにょと一応プロライダーと言っても良さそうな人なんですが、とにかく奇跡の一般人と言われているこの人がどうなるのか?いやー興味津々。

サッカーも重要なんだけど、宇宙一きついと言われているこのレース。

極めつけの日本人ふたりの活躍に超期待です!

動画は4日間で開催されるDay1の様子。これはほんとに序の口。