LINK-OILのSPORTS-ECO

近年の省燃費型エンジンに採用されている粘度のシャバいオイル。
0W20とか5W30とかいろいろありますが、チョイとスポーツチックに乗ろうと思った時にどんなオイルが良いのか分かりにくいですよね。

そこで当店取り扱いのLINK-OIL(リンクオイル)が提唱したのが

  • 低粘度指定専用設計のスポーツオイル
  • クランクメタルを保護しながらレスポンスは落とさない

といったまさにその線を狙った新開発オイルのスポーツエコ0W25です。
発売からちょうど1年が経ち、いろんな現場での活躍が口コミで広がりまして、今やリンクオイルの看板オイルにもなる勢いです。

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先日紹介した全日本ラリー選手権のスイフトスポーツはもちろんの事。
(また勝ったみたいですね、おめでとうございます)

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86/BRZのワンメイクレースでも活躍中です。
(専用オイルもありますが、今はスポーツエコ入れる人が多くなりましたね)

と。
ここまで書くと「スポーツ専用オイル」みたいに感じると思いますが。

実は0W20指定の5万キロ以上走行車とか、5W30指定の過走行車にもオススメなんです。
実際に購入している人なら分かると思いますが、この価格帯(1800円/1L)のオイルではありえないエステル系オイルでして、これもほぼメーカー直販だから実現出来ている高性能であります。
で、その高性能。
もちろんスポーツにも良いですよ、でも自分の愛車を長く乗りたいとかそういった保護面で見てもかなりいいオイルだと思います。(実際そういう理由で入れる人が多くなってきました)

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結構この粘度のオイルって迷っている人多いと思うので、ぜひ一度お試しで入れてみてください。

Ko-kenとZ-EALのオリジナルセット

このところセール情報のところにエイビットオリジナルのセットを数点出しているKo-kenとZ-EALのソケットセット。

メーカー純正のセットだと少し多すぎるとか買いにくい人もいると思って、車両整備でよく使うサイズで組み直したセットになっております。
ソケットを揃える人、また買い替えや買い足しの人にもオススメですのでぜひご検討くださいませ。

※画像クリックで商品ページに飛びます。

─ Ko-ken ─

・Ko-ken 3/8ショート&ディープソケットセット(エクステンション付)

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ショートとディープ、そしてウォブルのエクステンションバーを1本つけた3/8混合セット。

●入り組み
・ショートソケット:8,10,12,13,14mm(6ポイント)
・ディープソケット:10,12mm(12ポイント)
・ウォブルエクステンションバー:75mm
ソケットレール付き

・Ko-ken 3/8HEXソケットセット(グリップリング付)5本組

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グリップリングというキャップボルトを保持する機能のついた3/8HEXソケットセット。

サイズ:3,4,5,6,8(5本組) ソケットレール付
全長:62mm

・Ko-ken 3/8ウォブルエクステンションバー3本組

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ちょっと首振りな3/8ウォブルエクステンションバーの3本セット。

サイズ:32・75・150mm(3本)

 

─ Z-EAL ─

・Z-EAL 3/8ショートソケットセット6個組

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Z-EALの3/8ショートソケットをサイズ厳選してエイビットオリジナルに組みました。

サイズ:8,10,12,14,17,19mm(マグネットソケットレール付)

・Z-EAL 3/8HEXソケット4個組

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車両整備ではあまり使わない10mm以上のサイズを省き厳選の4個セット。

サイズ:3,4,5,6mm(マグネットソケットレール付)

・Z-EAL 1/4ショートソケットセット8個組

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1/4ソケットでは一番人気のZ-EALをさらに買いやすくサイズを厳選して8個組に。

サイズ:5.5,6,7,8,10,12,13,14mm(マグネットソケットレール付)

※Z-EALのセットはすべてマグネットソケットレールが付属します。
画像クリックで商品ページに飛びます。

 

どのセットも全て期間限定のオリジナルセットとなります。
気になっていた人はこの機会にぜひどうぞー。

2016JNCC第7戦 山形栗子大会

JNCC本戦初開催。
山形(ほぼ福島)の飯坂温泉近く栗子国際スキー場特設会場で開催されたJNCCの第7戦にいってきましたー。

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距離的には仙台のSUGOサーキットとたいして変わらないって事でエイビットのある羽生からだと休憩込みで3時間ほど。
出店の都合もあり朝イチ到着が望ましいJNCCでは前日入りが多いのですが、今回は土曜日早朝出発に切り替えてみました。

普段は金曜夜から出るので実質1泊3日みたいな強行軍になるのですが、ちょっとでも布団で寝てからいけるだけマシでしたね。

ってなわけで。
山形大会と言っても実質ほぼ福島な栗子国際スキー場に到着!

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パドックの目の前に難所であり見せ場の超ロングヒルクライムがある特徴的なコースですね。
(頂上付近にピョコっと出っ張って見えるのがバイクに乗った人間です、その高さが分かりますでしょうか)

しかし・・・寒かったです。曇天ではあったのですがそれでもこんなに寒いのかーと着る物ちょっと間違えた感がありましたね。

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さっそくパドック設営してレースと前夜祭準備。

お仲間のナグモチームは完璧整備できてますけど、普段仕事で忙しくてレース前整備が出来ないってな人がみんなして前日仕上げ。
こういうのも雰囲気あって楽しいです。

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出店ブースも設営完了。
今回も多数のご来店ありがとうございました。

ちなみにこの土曜日はコース下見がなんとバイクに乗って出来たんです。
コース入口付近からいきなりこの斜度の登りなので歩いて下見が厳しすぎるんですね。
すげー楽しそうだったので私も下見ツアーだけ行きたかったっす(笑)

そんな感じで土曜日は楽しく終わりまして、前夜祭も無事に終了。
あ、毎度差し入れしてくれる仙台の和泉さん今回も牛タン&マグロありがとうございました。(美味かったっす)
もちろん先日お伝えしたTKOの裏話も聞けて楽しかったー。

 

明けてレースデイ(日曜日)

・・・・ん?雨??

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なんか冷たいんだけど・・・雨ってよりは雲の中??
霧吹きで吹いたようなミスト状の水分が会場全体を包んでおりました。

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コースもこの通り。
最初の写真でみた超ロングヒルクライムがほぼ見えません。
それでも時間とともに視界は確保出来るようになり午後には路面も乾きはじめましたけどね。

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朝イチはこの珍コンビ。
ヒノさんとコバヤシさんが早朝の初心者クラスであるTRYクラスに出場。
どちらもTRYクラスに出るには卑怯すぎる車両なんですけど、まぁその辺は楽しんだ者勝ちって事で。

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結果はすばらしくてコバヤシさんがクラス優勝!
本人もすっげー喜んでたので毎度サポートに回ってる私も嬉しかったっす。
ヒノさんも骨折で半年以上離脱からのリハビリレースを無事完走。
ふたりともよく頑張りました。

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お次はFUNクラス。
イノッチとナラ君の若者コンビが仲良く出走。
FUNクラスでは名物の難所渋滞に引っかかり、ふたりとも満身創痍のゴールでした。
特にイノッチはまともな周回が出来ずに軽い怪我してしまい相当悔しかったみたいね。
まぁそういう悔しさもすごく大切な感情だと思うので今後に期待ですなー。

 

そして最後はCOMPクラスのナガチャン。
有言実行男のナガチャンは出走前にバットを真っ直ぐ伸ばし「予告ホールショット!」と言ってましたが・・・。
ちょっと失敗の3位スタート。

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ナガチャンのレースを長年サポートしている私は「ま、そのうち追い下げて10位くらいまで落ちるでしょ」って思ってたんですけど・・・。

2周しても3周しても3位のまま。
4周目についに4位に落ちたけど、まだ1位までのアドバンテージは3~4分といったところ。
給油作業しなきゃいけない私もなんだかソワソワしてきちゃって、内心では「給油がシビアにならない順位まで早く落ちればいいのに・・・」とか思ってました(笑)

ただ、この日のナガチャンは乗れてしましたね。
見てても安定感すごくてこりゃーミス無しでいくと上位いけちゃうかも?と期待。
でもでもやっぱり給油で入った時は軽く手が痙攣してて、脱水症状1歩手前だったので少し時間を使って水分補給させて送り出しました。

で、結果は!

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お見事6位、表彰台ゲット! (後ろの人の視線が厳しいwww)
本人もベストリザルトで喜んでました。

またお仲間もこのリザルトに大興奮で盛り上がってたので、みんなで楽しんだレースになり大成功の遠征だったと思います。
次戦の糸魚川はちょっと行けないのですが最終戦のAAGPには行きますので、また現地にいったらみなさんよろしくお願いします。

 

早速動画が上がってたので貼っておきますね。
この動画はナガチャンが走ったCOMPクラス、3時間のXCレースの過酷さが伝わってきますね。

9月スタート

いよいよ9月。
セール告知でも書きましたが1999年の9月にエイビットをオープンして18年経ちました。
お店をやる前から自分で独立して工具の仕事をしていたので、なんだかもっと経ったような気もしますけどね。

あ、そして羽生に引っ越してきてからちょうど10周年でもありました。
(お客さんに言われて気が付きましたw)

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基本、写真はポイポイと捨ててしまう私なのですが、これはとってありましたわ。
今のエイビット建設中。

そして。

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出来上がり直前。
この時は工期がおしてしまって引っ越ししたいけど出来ない・・・なんて焦ってましたねー。
なにもかもが懐かしいです。

久しぶりに懐かしい写真をみてあらためて背筋がシャキっとする感じですね。
19年目、羽生では11年目に突入のエイビット。

まだまだ頑張りますので応援よろしくお願いしまっす。

世界で戦う日本のライダー ─TKO編─

先週アメリカのテネシーで開催されたTKO(Kenda Tennessee Knockout
まぁ分かりやすくいうと最近エンデューロ業界で流行っているハードエンデューロってヤツでして、バババーっと走る速さも必要でなおかつ、トトトトっと進むトライアル的なテクニックも必要ってな総合的なダートバイクレースです。

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で、その手のレースは主にヨーロッパで人気なんですけど、今回はアメリカ開催でかなりのドデカイ大会なわけです。

そんな超すごそうな大会に私の知り合いの和泉さんが出場。
この和泉さん、あれっす結構前にアロンアルファのTVCMでバイクのタイヤを壁にペタっとくっつけていたあの人っす。
>>このCMね

そんな超絶テクニックを持つ彼がいくんだから、なんつーか「そこそこいけんじゃねーの?」なんてぼんやり思っていたのですが・・・。
今月のはじめに行った仙台で飲む機会がありその辺を聞きましたら。

和泉さん「あのね、世界のデカイ大会なの」

私「うん・・・」

和泉さん「いわゆるその世界での有名人・・・、んーそうだな、わりかし深く考えなくてもパッと思いつく強豪選手が出場リストの中で目につくだけで30人くらいいる」

私「はい・・・」

和泉さん「そして決勝に残れるのは15人」

私「15にん・・・・」

和泉さん「予選がざっくり3回あって、一回目のノックダウン予選で上位25台が通過なの」

私「25だい・・・」

和泉さん「わかった?」

私「・・・・が、がんばって汗」

そうなの、つまり行ったはいいけど予選1本目でいきなり敗退の可能性大。
それでも今回は日本代表として国内のハードエンデューロチャンピオンの高橋さんとふたりで挑む世界の舞台だったわけです。

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今回はIRCとかBetaとかの協力体制もバッチリ。
本人も言ってたけどこんなに恵まれた体制で海外レースにいけるなんて、これが最初で最後かもしれないってくらい至れり尽くせり。

でまぁ、結果はと言うと・・・彼にかわって言い訳させてもらうとかなりのトラブル続きで大変だったみたいす。
そのせいだ、とは和泉さんは絶対言わないだろうけ聞いただけでも厳しい状況ですわな。

>>本人のブログはこちら

これ読むかぎりは・・・ちょっと残念だったなぁーと思うけど、現場の状況を思い浮かべれば本人や関係者の方がよっぽど悔しい思いをしたのは分かりますからね。
ここは外野がとやかくいう事じゃないかな、と思います。

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写真提供:Enduro.J(稲垣氏)

写真はそんな状態でノックダウン1に挑む和泉さん。
予選の足切りでギリギリ通過出来なかったって事を考えると、個人的にはあと1本くらい走らせてあげたかったなーってのが本音です。
だってこんなすごいシチュエーションなんてなかなか走れないしね。

そしてこういう海外経験って出来るだけ若いうちにやっておいた方がいいとも思います。
自分もさんざん北米には行きましたし絶対に得るものってあると思うんですよね。

しっかし、近い知り合いが海外レースに挑む!なんておっさんにはワクワクしかないね。
またぜひ機会を作って挑戦して欲しいと思います。