車載工具を検討するうえでいくつかの要点ってのがありまして。
そもそも限られたスペースに置くことを前提とすると、持っていく工具は出来るだけコンパクトなほうが望ましかったりします。
特に積載量が限られているバイクとか自転車ではその傾向が顕著ですよね。
そしていろいろある工具の中でも握りのグリップ部分があるドライバーという存在はなかなか場所をとる工具のひとつでして、このドライバーをなんとかすることが出来ると車載工具は一気に小さくまとめる可能性が出てきたりします。
ってなわけで今回はそんなドライバーの代替工具としてよく検討されるビットラチェットをいくつか紹介します。
コンパクトで使いやすいビットラチェットとしてSIGNETで登場した元祖のモデルとなり、現在でもスタンダードモデルとして人気のセットです。
そして後発で出たいわゆる「首振りロング」モデルがこちら。
上のスタンダードもこの首振りも車載工具として使うのに適したポイントがありまして。
それがこの後端部のビット差し込み部分。
ラチェット機能は付いてませんが90度に曲がって操作するラチェット部分では入らない「ちょっと奥まった真っ直ぐに差し込んで回すネジ」にとても有効です。
またこの首振りモデルならばトルクを掛けたい時にラチェットの首振り部分を曲げて操作すればストレート形状の時よりもトルクをかけることが出来ますので出先でもかなり重宝するんですよね。
・SIGNET ウルトラショート ミニビットラチェットセット
そしてそんなSIGNETのミニビットラチェットシリーズの中でもソケットまで付いた人気商品がこちら。
ウルトラショートで根本部分に1/4差し込みが付いたモデルです。
画像のようにこのモデルには1/4ソケットも付属してますので、さらに「車載工具」っぽさが出てますよね。
全長がかなり短いので10mm以上のボルトナットを回すのには少し厳しいのですが。
それは1/4差し込み部分にこんな感じでスライドT型レンチを差し込んであげれば解決。
上記のモデルと違って後端部のビット差し込み口がありませんので、どちらのほうが自分に合っているモデルなのかはご検討くださいませ。
価格もそこそこ安価ですので車載工具の宿命である「出先で紛失」した時もダメージはそこまで…だと思います。
持っていく工具を検討中の方はぜひこのビットラチェットも候補に加えてみてください。